なにがあったのかは自分でもわかりません、ただ目が覚めたときアパートの二件隣のマンションの階段でハダカで寝ていました。荷物も服も一枚もなく。
あわてて階段のまわりをだれにも見つからないように音を立てないように荷物や服を探しましたがみつかりませんでした。仕方なく明け方の朝日の中こそこそと道路を進みアパートへと帰り。
車の音だけでなくなにか物音がしただけでからだが縮みあがりました。あしも震えかくかくしてうまく歩けませんでした。今考 えると四つん這いですからとんでもないんです。
そしてアパートの階段をおなじく音を立てないようにのぼり、やっとのおもいで部屋の前で気づきました、鍵がない本当目の前がまっくらです、あの喪失感はいまでもたまに夢に見ます。
ハダカで家の前から動けないんです。通りがよく見えて、ほんと地獄でした。不動産やさんや大家さんに鍵をもらうにもハダカ…すごい喪失感。
後悔しようにもなんでこんなことになったかわからない。
そこで一階に洗濯機があると考え期待を込めてこっそり階段をおり中を音をたてずにあけて
…中はからっぽ
絶望感。
部屋の窓が開いてないか階段をのぼって開いてなくて諦め感。
今思ってもハダカで階段をなんども上り下り、とんでもない姿です。
アパートの裏に回り洗濯ものもなく
でも落ちていたぼろぼろのタオルがありそれをあそこにあてるつもりにはならずとりあえず胸を隠しました。
もう一度マンション方向にもどりゴミ捨て場でバックを発見
涙がでました。
鍵もありました。いそいでアパートにもどり
服を着てゴミ捨て場にとってかえし
お金の抜かれた財布をみつけました。化粧ポーチはびしょびしょに汚されてました。
多分おしっこをかけられたのでしょう
これでだれかにされたことがわかりました
家にもどりお風呂にはいり泣きました。
妊娠とか病気は大丈夫でしたが
いまでもたまに夢にみます
ハダカでほうりだされ
なきじゃくる夢です
ですが
最近
変化がでてきている自分です。