雷様が女にしてくれました! その一

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雷様が女にしてくれました! その一

みなさん、明けましておめでとうございます。

この春に「高校受験」があるので控えていましたが、「推薦」で入学が決まりようやく『時間』が出来たので投稿させてもらいます。
昨年に<夏>に起こった出来事なんですが、私は物凄い《体験》をしましたのでぜひ聞いて下さい!

私が住んでいる栃木県は夏場になると昼の気温と夜の気温の差が大きくなるせいか大気が不安定となり、夕方から夜にかけて「雷」が毎日の様に起こるのです。
雷が鳴り出したらその凄さはもう半端じゃないわ・・本当に怖いのよ!
昨年の夏も三日に開けずそんな物凄い「雷」が鳴り響いていました。
特に昨年は大きな台風の影響で天気が急変して、なおのこと急な「落雷」がたびたび起こりました。
私はその「雷」で<少女>から<女>に目覚めてしまったのです・・・?!!
それは、偶然がもたらしたことなんですが・・・!

私の名前は「知子」と言います。
歳は15歳で「おさげ髪」とセーラー服が良く似合う地元の中学校に通う中学三年生の女の子です。
自分でいうのも可笑しいですが顔立ちは悪くないと思います。
そして、ついその前(昨年の夏休み前・・・)までは小柄で痩せていることもあり、さらに「おさげ髪」のせいか年齢よりも幼く見えて「小学生」に見間違えられるほどだったのです。
ですが、「小学生」に見間違えられるぐらいに見た目だけは「可愛く見られる!」・・・のはいいのですが、小柄で痩せている上に「胸」なんかもほとんどないぐらい小さくて、しかも大人しく「地味な性格」で学校ではあまり目立たない存在だったのです。
こんな特長のない「女の子」ですからそれまでに男の子からもチヤホヤされたり、ましてや「告白」されたことももちろんありません!
しかも、クラスのお友達なんかは集まれば必ず<男の子>や<恋愛>・・そして<Hに付いて>などの話をしているのですが、私はそういったことには興味がありませんでした。まったくの「奥手」でした。
ですから、《SEX》とか《オナニ―》などは「知識」としては知っていましたが、まったく自分には関係のないこと!と思っておりました。
そんな私が<Hなこと>に目覚めたのは昨年の夏に起こったある「出来事」がきっかけでした。

今年の春に受験を控えているので昨年のの夏は大っぴらに遊びに行くわけにもいかないので、夏休みが始まってからは私の一番の仲良しのお友だちの「由美子」と一緒に《夏休みの宿題》と《受験勉強》をする為に毎日の様に近所にあるその彼女の家に行っていたの。
私の住んでいるところは世界遺産に登録された徳川家康が祀られている「東照宮」などがある日光市にほど近い農村風景が拡がる田んぼ以外はほかに何もない「村」なの。
私のところもそうだけど、彼女の家も「農家」で家の人は農作業で日中は家にいらっしゃらないのよ。だから、昼間は彼女の家にいるのはそのお友だちだけしかいないなの。
「お勉強」というのは名目で、もちろんそれなりにお勉強もするけど、私の部屋にはないエアコンがある彼女のお部屋で涼みながらおしゃべりをして楽しく過ごすのが本当の「目的」なのよ。

その<出来事>が起こったのは夏休みになって一週間ばかり過ぎたある日のことでした。
昨年は夏休みが始まると同時に夏らしい日が続き、ここ日光でも連日うだる様な「暑さ」になったけど、その日も朝から異常なぐらい気温が上がったわ!
その日は「Tシャツ」に「ミニスカート」という私の夏場の定番の《普段着》で出掛けたの。
そんなラフな格好でも外では汗だくになるほどその日はまさしく「猛暑」になったわ。

いつもTシャツを着る時はその下は「ノーブラ」なの!
説明した様に私は小柄で痩せていて、そして本当に「胸」の《膨らみ》はほとんどなくまったくの「ペチャパイ」だったの。
学校に行く時は学校で言われている様に男の子に対する精神衛生上、<スポーツブラ>は付けてはいたけど、胸を締め付けられるのがイヤだったこともありそれ以上に《膨らみ》がほとんど「目立たない」ので、私は自分が《女》であることをそれほど意識していたわけではなかったから、夏場の《普段着》のTシャツ姿の時ですら「ノーブラ」が多かったわ。
でも、私の身体もその頃になってようやく成長してきたみたいで、身体に<丸み>が付き始め発育が良い小学生の女の子よりも小さいぐらいだった貧弱な「胸」も多少は膨らんできたみたいなの。

『知子、もういい加減ブラを付けなさいよ!知子の「胸」は最近目立つようになったわよ。男の人にイヤらしい目で見られるわよ。それだけならいいけどイヤラしいことをされちゃうわよ!!』
と、その仲の良い「由美子」からも言われる様にもなったし、言われなくても自分でもいくらかは膨らんできたなあ・・!とそれなりに自覚はしていたもののあまり気にも留めずにいて、そのお友だちの家に行く時は近いことに加えて農作業で彼女のご両親は近くの田んぼに行って留守にしていることもあり余計に安心してしまい、家で寛いでいる時の様な相も変わらずの「ノーブラ」の薄手の青色のTシャツ姿で出掛けたの。

いつも通り、お勉強をし終えてしばらく楽しいおしゃべりをしながら過ごしていたのだけど、夕方になり雲行きが怪しくなり「雷」が遠くに聞こえ始めたのでそのお友だちの家を出たの。
帰り際、お友だちの由美子が『傘を持って行ったら・・!』と言ってくれたんだけど、その時はまだ雨は降りそうもなかったし、降ってきてもその頃にはもう家に着いているだろう!と思ったので傘は借りずに由美子の家を出たの。
だけど、出てすぐに急に厚いドス黒い雲が広がって空が暗くなり雨がポツポツと降り始め、それまで遠くの方で聞こえていた「雷」が近くにやってきた様で激しく鳴り響き出したわ。
いつも《雷雨》になるたびにそうだけど、この様に降り始めると凄まじい音とともに「雷」が鳴り始め、アッ!という間に「土砂降り」になってしまったの。
この時はいつも以上に天気の変化が早かったわ!

『やっぱり傘を借りてくるべきだったわ!』と後悔し始めたけど、その時はもうすでに遅し!って感じだったの。
『大変、早く家に帰らなければ・・・!』と、傘を持っていない私はノートや筆記用具を入れた手下げバックを傘代わりにしたかったのだけど、今日は由美子から借りた大事な彼女のノートが入っていたのでそうはいかず、逆にそのバックを濡らすまい!と胸にしっかりと抱き抱え、おさげ髪を振り回し農道を家へと走り出したの。
傘はなくバックも胸に大事に抱えていていたので頭はまったくの無防備・・!
その様な状態で雷とともに激しく降り注ぐ雨の中を走ったので、頭から背中から、そして足の先まで体中ずぶ濡れになってしまったわ。
そうなると当然のこと着ていたTシャツも履いていたミニスカートもビショビショになってしまったの・・!!

私の家は田んぼの中の一軒家の農家。
田んぼの中には車がかろうじてすれ違うことが出来る狭い「農道」があるほかはところどころに小さな《雑木林》があるぐらいの見通しの良い「田園風景」が拡がるところなんです。
お友だちの由美子の家は私の家のお隣ですぐ近くのところ!・・・ですが、近くとはいえ、彼女の家も同じ田んぼの中の一軒家で私の家から約300mも離れていているの。
走り出したものの「雷雨」は激しくなり、「雨」以上に「雷」が続けざまに鳴り響く中、そのうちのひとつが少し離れた雑木林の中に凄まじい音とともに落ちたのが目に入ったの。
そして、今度はすぐ近くにでも落ちそうな気配がしてたわ。
走ってはいるけど、辺りは田んぼばかりの農道の上・・だから周りは何も遮るものはないから、雷が私に直撃する恐れは十分あるわ!
「雷」が自分に落ちたら大変だ!と思い、家に向かう途中の農道に沿ったところにあるこの田んぼばかりの中では比較的大きな《雑木林》があるのだけど、「雷」はともかくも土砂降りの「雨」だけは多少なりとも防げそうな「小屋」があることを思い付き、その「小屋」がある《雑木林》へと走り出したの。

そこへと向かう途中にも稲光とともに怖いぐらいに激しく鳴り響く雷鳴が何度かあって、さらに風も出てきて「雨」はますます激しくなっていったわ。
その降りしきる凄まじい「雨筋」と「雨霞」でほんの数メートル先も見えない状態になっていったの。
筆記用具が入ったバックを抱き抱え激しく降る雷雨の中を走って来たので、自然と前屈みになってしまったわ。
そして、前屈みとなったその「背中」に土砂降りとなった「雨」が痛いぐらいに叩き付けていたわ。
だけど、容赦なく叩き付けられて背中が痛いはずなんだけど、それがおかしいの・・・??
土砂降りの雨に叩き付けられる「背中」には今まで味わったことのないほどの《気持ち良さ》が走ったの!!
それはジワッーとして身体の奥底から伝わる様な気持ち良さだったわ!
『なんなの?この背中に感じる気持ち良さは・・・』私は走りながらその《気持ち良さ》に思わず身体をよじりながら心の中で叫だの!!

その「小屋」は雑木林の中ほどのところにあるの。
昔は冬になるとここら辺りの家々ではストーブを使う家が多かったの。
その燃料の「薪」となる「枝」をここの雑木林で刈り取って保管して置く為の「小屋」だったの。
「小屋」と言っても今はもうまったく使われていないので中はクモの巣だらけ・・・さらに小屋の周りを囲うトタン板はところどころ剥がれ朽ち果ててしまっており、「薪」を置く棚がかろうじてあるぐらいのほとんど屋根だけのものなのだけど、《雑木林》の木立の中にあることでもあり、思った通りにこの「小屋」の中に入ると土砂降りの雨だけでも防げることが出来たの!

走って来たので大きく息を切らせていたわ。
息を切らせているおさげ髪からはもちろん、身体全体もずぶ濡れでとめどなく雨の滴がしたたり落ちていたの。
そして、《胸の鼓動》がどういうわけか高鳴っていたの?!!
だけど、ここまで走って来たことが原因での高鳴りではない!・・・また、今もまだ鳴り響いている「雷」の<恐ろしさ>のせいでもない・・・それ以外のことで心臓がドキドキしていたの。
Tシャツの下はブラも付けていない素肌・・Tシャツは夏用のTシャツなので薄く、その背中に激しい勢いで雨が降り注いでいたんだけど、薄いTシャツを通して雷雨の「雨筋」が私の背中を刺激し得体の知れない何とも言えないその《気持ち良さ》を雨に打たれている間に味わっていたそのせいで《胸の鼓動》が高なっていたのよ。
それは本当に今までに感じ得たことのない、身体の芯からゾクゾクするほどの気持ち良さだったわ。
少し落ち着きを取り戻すと、背中に感じていたゾクゾクするほどのその《気持ち良さ》も収まったの。

外は相変わらず物凄い《雷雨》!
その小屋の中にいると土砂降りの雨は防げるのだけど、周りにはほとんど囲いがなくなっていたから雨に伴って吹いている風が小屋の中に拭き込んでいたの。
そして、ずぶ濡れになっているTシャツの身体にその風が拭き付けていたものだから「冷たさ」を感じて身震いをしてしまい、立て続けにクシャミまでしてしまったの!
『濡れたTシャツのままでは風邪を引いてしまうわ!』と思い、抱きかかえていた由美子から借りた大事なノートが入ったバックを、ところどころ雨漏りして濡れている「棚」の上でもほとんど濡れていない場所を選んでその上に置いて、着ていたずぶ濡れになってしまったTシャツを脱いだわ。

(続く)


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