痴漢体験談。
僕はよく女の子に間違われていた。
僕はよく女の子に間違われていた。
その原因は顔が可愛いからではなく、男らしくない体形にあった。
貧弱で肩幅が狭く胸板が薄い上半身に、男にしては丸くて大きなお尻・・・。
遠目で見た僕のシルエットは女性に見えるようだ。
人は第一印象で他人の性別や年齢を判別しているそうで、僕は男顔で胸も膨らんでいなかったが、他人から『女性』にカテゴライズされることが多かった。
そのせいで僕は同級生から、「オカマ」とか「オネエ」と呼ばれて馬鹿にされ続けた。
実際の僕は普通の男でオカマでもゲイでもなかったが、見た目が中途半端な僕は女にモテることはなく、初体験の相手のソープ嬢にも、「なんか、女同士でしてるみたい」と笑われる始末だった。
そのお陰で、僕は女性恐怖症というかセックス恐怖症になってしまい、女性の前で裸になることが怖くなり、セックスはその1回しか経験がない。
そんな僕だから20歳を過ぎても彼女なんて出来る筈もなく、大学の友達も少なかったので、一人暮らしの部屋で暇を持て余していた。
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