普段は決して酔わない友達Mが酔って何かと俺に絡んできた。
絡むと言っても「ねぇーもっと飲もうよぉーじゃないと私が飲んじゃうよー」
と妙に甘い声で言ってるだけなので可愛いな、くらいにしか思わず放っておいた。
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飲み会も終わり、家が同じ方向のMと一緒に帰ることになった。
「どうしたの?Mさんが酔うなんて珍しいね」
「そんなことないよー酔ってないよー。
だからもう一杯のんでこうよ」
だからもう一杯のんでこうよ」
「帰りが危ないからそれくらいにしておきなよ」
「えーじゃあウチで飲もう。
ならば帰り危なくないでしょ?」
ならば帰り危なくないでしょ?」
Mは同じ学科内でも目立って可愛く性格も明るい。
学部が違うので顔見知りではないが、イケメン彼氏もいるので全く下心も持つこと
なく、期待もせず、
「じゃあそうしよっか」と軽くOKした。