借金返済のために始めた、妻のサブスク。
想像を超えて会員数は増え、妻は数え切れないほどのアブノーマルな経験を重ねる。
エスカレートする会員の要望と、妻の願望。
ついには、妻を1週間預けることになってしまい……
「高柳さん、なにしてくれるかな？ すっごく酷いことしてもらいたい。想像も出来ないくらいに、酷いことされたい……」
何不自由のない、美しい妻との生活。
ある日、仕事で大きなミスをしてしまい、それを取り戻そうとさらに罠にハマってしまった私。
借金があっても、一緒にいられれば幸せだと言ってくれる妻。
そんな中、妻は起死回生のアイデアを思いつき、提案してきた。
それは、妻自身がサブスクになるという、捨て身のアイデアだった。
軌道に乗ったサブスク、会員の様々な要望で、妻の新しい扉は開かれ続けてしまい……。
「ビックリしたね。あんなのあるんだね」
「正勝さんも、してみたい？」
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