理佳の妄想(その2)

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理佳の妄想(その2)

 思わぬハプニングではあったが理佳はこの状況を上手く利用することにした。膝を曲げずに腰から体を丸くして床のお金を拾えば、後ろから見ると理佳の股間から秘唇が見えてしまう。主人はしゃがんでお金を拾っている。理佳はさりげなく主人を自分の背後に位置させた。本当にここで前かがみになれば見られてしまうのだ。それを想像するだけで目頭が熱くなってきている。ゆっくりと前屈姿勢を取っていった。あまりの恥ずかしさで膝が震えてしまっている。股間からは秘唇がのぞいていた。足元からそっと主人の方をうかがうと、なんと主人は下から覗きこんでいた。理佳の股間と主人の顔はもう30cm程度しかない。理佳の恥ずかしさはピークに達し、アソコからいやらしい液体が溢れそうになった。溢れる前にすばやくお金を拾って元の姿勢に戻り、主人の方を振り返るとヘアーの奥に視線を釘付けにしながら主人も立ち上がって理佳に落としたお釣りを渡した。理佳はお礼を言って、愛液を溢れさせないように慎重にロッカーまで歩いていって財布を入れ、風呂場の中へ入っていった。
 理佳は少しぬるめのシャワーを浴びて火照った体を冷ましていった。そして湯船に浸かり今度は体が温まってくると心もリラックスしてきた。もっとじっくり見せれば良かった。そんな後悔が頭をもたげる。ここへ来た目的は思いっきり恥ずかしい思いをするためだ。もう後悔しない。そんなおかしな決意をして脱衣場の様子をうかがった。まだ主人は戻っていない。理佳のアソコをじっくりと見たあの後、女湯の方を準備しにいったのだ。理佳は主人が戻ってくるのを待った。ただしあまり時間は無い。10時5分前になると常連が来てしまう。お釣りを落とすハプニングがあったためか、もう9時半になっている。あと25分。それだけあれば理佳の本来の目的をやりとげるには十分だ。と、風呂場の奥の扉から主人が出てきた。脱衣所の方へ現れるとばかり思っていた理佳は驚いて、浴槽の中で反射的に手で体を隠してしまう。主人はその様子を見てすまなさそうに目を伏せた。理佳は焦った。この主人にはそんなテンションにはなって欲しくないのだ。理佳はザバッと音を立てて湯船から立ち上がった。主人は思わず音のする方を振り返ると湯船の中で理佳が立っている。しかし今度はどこも隠そうとはせず湯船から出てきたのだ。
「ありがとうございました。おかげでスッキリしました。」
そう主人にお礼を言って優しく微笑むと、主人は理佳の裸を見たことが理佳にばれて隠されてしまった先ほどの一瞬の動きに罪悪感を持ちかけていたのがいっぺんに晴れてしまった。
元々この時間帯に客は入れない。人助けと思ってしているのだ。感謝されて当然なのだ。少しぐらいこの若い女性の裸に目がいってしまっても仕方ないことだ。主人は心のなかでそう割り切って自身の平静さを保とうとした。
 理佳は風呂場で体についた水を簡単に拭うと脱衣所へ入っていった。主人も理佳について脱衣所へ入った。主人は理佳の裸が見たくてわざわざこちら側へ来ているのだ。理佳は洗面の前に立ってタオルを絞り、もう一度体についた水を拭きはじめた。主人はなんと、その洗面を片付けたり鏡を拭いたりして理佳の横に位置取り、理佳の裸を堪能していた。理佳は少し焦ったが、これからする今日の目的にとっては好都合だった。そして、その本題へと行動を移していった。
「本当にありがとうございました。電車で嫌な思いをして泣きそうだったんです。」
そう言うと主人は手を止めて頷きながら理佳の正面を向き、堂々と理佳の裸を見ていった。
「だって、痴漢は3人だったんですよ。それが同時に触ってきて。もうビックリして。」
「それは大変でしたね。」
理佳は、そういう主人の目に怪しい光が灯ったように見えた。
「窓際に立っていたんですが、急に右側の人が私の右の胸を触ってきて。」
実際に理佳は自分の右手で右のおっぱいを触って見せた。
「私もうビックリして、痴漢って叫ぼうとしたら左の人が急に胸を鷲掴みにして。」
そう言って理佳は左胸を揉んでみせた。赤の他人に、全裸になって、自分の両手で自分の両胸を揉んで見せている。まるでオナニーショウだ。主人は食い入るように見つめてきた。
「そしたら今度は後ろに立ってた人がスカートの中に手を入れてきたんです。」
「すぐにパンティーの中に手を入れて来て、お尻の穴に指を入れようとするんです。」
主人の目はもうギラついていた。目の前で若い女が自分の手でおっぱいを揉みながら、痴漢にお尻の穴をいたずらされたと言っているのだ。興奮して息が荒くなってきていた。
「なんか今でもお尻の穴が痛くって、キズでもついてるんじゃないかと心配で。」
理佳はそこまで一気に喋って洗面にある鏡にお尻を向け、体捻ってその鏡に写ったお尻を見た。横にいた主人もつられてその鏡に写った理佳のお尻を見た。理佳は胸を揉んでいた両手をお尻の方へ回し、お尻の両たぶを開いて鏡に肛門を写しだした。そしてキズがないか見ようとするように体を右に左にくねらせながら鏡に写った肛門を覗きこもうとした。
 主人の目は見開いていた。まさかそんないやらしい姿を見せてもらえるとは思ってなかった。ただ残念なのは、それを鏡越しに見てるだけではっきりとは見えにくいのだ。
「うーん、自分じゃよく見えないですね・・・あの、申し訳ないんですが、ここにキズがついてないか見て頂けないでしょうか?」
そう言って、今まで鏡に向けていたお尻を主人の方へ向けたのだ。主人は驚いた。まさかそんなところを間近で見せてもらえるとは。だが主人も少し慎重になった。見ようとしたらサッと姿勢を戻したりして、からかってるだけかもしれない。ちょっとした冗談。そんな逡巡を一瞬だけだが頭の中に巡らせた。しかし理佳の一言がその迷いを断ち切った。
「お願いします。」
そう言って、腰を少しかがめ自らの手でお尻の穴を広げてこちらを見ている。もう主人に選択枝は無かった。主人も腰をかがめてお尻の穴を覗きこんだ。お尻の穴は直径が2cm程の円形状にセピア色になっていて、中心から放射状にシワが伸びている。そしてその下にプックリとした大陰唇が盛り上がり、その中心部分からわずかにラビアが見えている。もう興奮してキズがあるかどうかなど見てる余裕は無かった。ただじっと食い入るように見つめていた。理佳は洗面の鏡にその様子が写るであろうことがわかっていた。そしてその様子を見、自分の格好が我ながら恥ずかしくて目が潤んでいた。また、主人の食い入るように見つめてくる熱い視線がお尻の穴に突き刺さるようで、体全体が熱を帯びたように苦しくなって来た。
「あの、どうでょう。キズとかありますか?」
そう言われて主人はハッと我に返り、
「いや、特にキズとかは無さそうだが、あまりよくはわからないな。」
あまりのことに言葉を失っていたのだがなんとかそう答えることができた。本当はお尻の穴や秘唇の状況を伝えたかったのだが、見る目的が違うのだ。理佳は姿勢を戻した。
「やっぱり見えにくいですよね・・・あっそうだ!」
できるだけわざとらしくならないように、たった今気がついたかのようにそう言って、洗面の前にあった椅子を一つ引き寄せ主人に座らせた。足を開いて座っている主人のその左右の膝の前あたりに2つの椅子をそれぞれ配置し、理佳は主人に背を向けてその椅子の間に入り、その左右の椅子にそれぞれの右膝と左膝を乗せた。ちょうど主人の顔の真ん前に理佳のお尻がある状態だ。主人が少しでも頭を前に出せば、顔がお尻の割れ目に埋もれてしまうだろう。理佳は残る一つの椅子を手繰り寄せて、その上
に両手をついた。主人に対して足を大きく開いた四つん這いの状態だ。主人の目には理佳のお尻の穴も秘唇も十分に見てとれる。これならキズがあるかどうかしっかり見ることができるだろう。しかし、理佳の行動はそれだけではなかった。椅子の上に置いた両手を両肘に置き換えたのだ。必然的に秘唇が表にせり上がりお尻の穴がやや上向きの位置になる。確かにこれなら椅子に座った主人からするとお尻の穴がよく観察できる。ただし秘唇がパックリと開いてしまい、ラビアの内側にある秘穴までもがあからさまに見えてしまっているのだ。なにもそこまでしなくても、と主人が思ったその時、なんと理佳は椅子に置いた両肘をどけて顔を横向きにして頭を乗せていった。理佳の股間はさらに上へ押し上げられ、後ろからの挿入を待っているような状態だ。理佳はそれでもまだ止めなかった。グッと背中を反らし、まるで秘唇を後ろにいる主人へ突き出すようにしたのだ。主人は動悸が早くなり顔が真っ赤になっている。理佳は顔を椅子に置いたことで自由になった両手を背後に回してお尻の穴の両わきに指を添え、グイッとお尻の穴を広げて見せた。そこまでしなくても十分にお尻の穴は広がっているにもかかわらず、無理やりお尻の穴を広げて横に広がってしまうほど変形させたのだ。そして主人にお尻の穴をよく見てキズがないか確認して欲しいと嘆願した。
「お願いします。」
これこそが理佳のやりたかった事だった。理佳だけが全裸になって見ず知らずの男性に対し四つん這いになってお尻の穴を自ら広げ、よく見てくれるようお願いするのだ。理佳にとってこれ以上破廉恥な妄想は無かった。達成感と共に究極の羞恥が理佳の頭をいっぱいにした。はぁはぁと息が上がり、体全体を赤く染めて恥ずかしさに耐えている。この心地よさは何物にも変え難かった。ただ、それでも計画を達成した喜びが心の何%かを占め、心の底から恥ずかしいという思いが足りないような気もしていた。もっと恥ずかしいことが他にできないか。そんな事を思い始めていた。


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