30歳になるオバサンの懐かしい話です。
私には中学時代に片思いの子がいました。
明美といいます。
彼女は中3の春、父親の仕事の都合で九州の宮崎に転校して行ったのです。
その後私は高校に入り、彼女の事もすっかり忘れていました。
だから夏休みに入ってまもなく彼女から電話がかかってくるなど予想もしていなかったのです。
「Tちゃん!久しぶり。
今私神戸のお姉ちゃんのところに来てるの。
時間があったら会わない?」
今私神戸のお姉ちゃんのところに来てるの。
時間があったら会わない?」
私はもう驚きと緊張で汗びっしょりでした。
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