俺は女性の下着を身につけることが好きです。女装ではなく下着だけです。
ホモではありません。女性が好きです。
むしろ女性が好きすぎるため、このような嗜好になったのだと思っています。
彼女もいます。カミングアウト済です。
自分で着ているだけなら誰にも迷惑がかからないので良い、ただし性犯罪などしたら
即刻別れるし通報すると言われています。
下着を買う時は一緒に店に行って選んでくれる、とても良い彼女です。
先日、下着泥棒にあいました。
もちろん俺の下着です。だが、それは罠でした。
いつもはレースが傷むのを避けるため部屋で陰干しなのですがわざと外に干しておいたのです。
泥棒はまんまとひっかかりました。
罠にかけた理由は、俺の彼女の下着を含む、近隣の女性の下着を盗んだからです。
俺は下着が好きなので、干してある下着にも自然と目がいってしまいます。
近隣を歩いていても、そうです。
いやらしい意味が100%ないとは言いませんが、どちらかというと
「あれいいな、俺も次あんなの買おう」という意味で見てしまうのです。
しかし下着泥棒が頻出するようになりました。
20人近くの女性たちが被害にあったようです。ガラスを割って取るという荒業もあったそうです。
被害にあった女性たちは当然見えるところに干すのをやめました。
腹が立ちました。下着も安全に干せないなんて…
俺は被害にあったらしい女性の窓を視認し。
下着泥棒の好む下着の傾向を、ほぼ完全に理解しました。
そして泥棒野郎の好みの下着を毎日、干しつづけました。
5日目に野郎はベランダに現れました。
俺は「ガラッ!」とサッシをあけ、「ド~ロボ~」と叫びました。
泥棒はベランダから落ちました。下はなにもないので落ちればかなりのダメージです。
足をひきずってるところを難なく確保しました。
あちこちで灯りがつくのを確認し110番。警察に引き渡しました。
下着は彼女のものだということにしました。本当は俺のものだと言って泥棒に精神的痛手を与えたかったが…
ただ下着を愛する者としてどうしても泥棒は許せなかったので
「盗むな!自分の金で買え!その上で愛せ!」と警察が到着するまでみっちり説教しておきました。
少しでもヤツの心に届けばいいが。
以上、リアルではとうてい言えない武勇伝のため
ネットで吐き出させてもらいました。