そこはオーナーと奥さんでやってる個人経営の小さなダイビングショップだったんだけど、自宅とは別で。
私は奥の倉庫に部屋をあたえられてて、オーナーも心配だからって事務所に寝泊りしてた。
最初のうちは彼は私のこと完全無視。
どうせ冷やかしなんだろう、すぐ帰るだろう、と思っていたらしい。
それでもどうにか認められたくて、スキルを教えてもらいたくて、毎日必死にくっついて仕事を覚えようとがんばった。
そうして毎日一緒にいるうちに私たちの距離は次第に近くなっていって・・・。
ある日、自分の気持ちの変化に気づいた。
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