大学生の頃、勘違い男Aに付きまとわれた話。
同じ学科だったがほとんど面識がなかったけど、テスト前にたまたま電卓を借りたことで、
なぜか馴々しく話し掛けてくるようになった。
最初は普通に応対していたものの、段々と妄想ワールドを広げてることに気付いてからは無視するようにした。
例えば、
・昨日白いワンピースだったよね。
さすが僕の好みを分かってるね。
さすが僕の好みを分かってるね。
・講義中、あんまり見つめないでよ。
周りにばれちゃうよ?
周りにばれちゃうよ?
・昨日は一緒に帰れなくてゴメンな。
今日は時間を作るから。
今日は時間を作るから。
全部身に覚えのない事を耳元で囁いてくるから気持ち悪い。
一応友達には根回ししているので、帰宅中や実験中はガードしてくれたが、
どこから漏れたのか、メールや着信がひどくなった。
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