ひみつの授業 前編
※ 氏名はすべて仮名です。
小学生の頃、俺は関西地方の、今なお古い町並みが残る所に住んでいた。
当時はまだガラケー全盛時代で、今のようにスマホひとつで何でも欲しい情報にアクセスすることはできなかった。
というか、ケータイを持っている子も、あの頃はクラスに半分くらいだったかなあ。
小学校高学年になると、ちょっとずつ体つきが大人らしくなってくる。
男の子は声変わりしたりヒゲが濃くなったりするし、女の子はもちろん胸が大きくなってくるし、生理も始まる。毛が生えてくるのは男女共通か。
ちょうどその頃から、異性への興味も芽生えてくる。俺も例に漏れず、アイドルの水着グラビアなんか見て、あの水着の下はどうなっているんだろうと妄想ばかりしていた。
そしてだんだんと、クラスの女子を見てあの子は可愛いとか、誰々は胸が大きいとか、性の対象として見るようになった。たぶん、女子も男子に対して同じような気持ちを抱いていたのではないだろうか。
そんなある日、2?3日ほど雨が続いて、運動場が使えず体育の授業ができなくなった日があった。
体育館も別の学年に使われていて、担任の優子先生は「今日は保健の授業をします」と言った。
3時間目、保健の授業ということで、着替えもせず教室でそのまま座っていた。急に科目が振り替えになったので、机の上には筆箱だけとりあえず出していた。
チャイムが鳴って、優子先生が何やら機械を持って教室に入ってきた。小型のDVDプレイヤーのようだ。
優子先生はDVDのセッティングをした後、まず最初にDVDを見て、そのあと大事な話をすると宣言した。心なしか、いつものにこやかな表情とは違い、つとめて冷静を装っているような感じだった。
ブラインドを下ろして少し暗くして、DVDが流れ始めた。なんかよくありがちなビデオ教材のオープニング。
DVDは15分か20分くらいだったろうか、いつもなら私語で注意される奴が1人か2人くらいはいるんだが、今日に限っては誰も居なかった。みな、無言でテレビ画面を見つめていた。
それは、性教育のDVDだった。小学校高学年になってくるあたりから、第二次性徴期と言って、女子は生理が、男子は精通が始まるようになり、それは大人の体になるということ。
そして、大人の体になるということは、赤ちゃんが産めるようになると言うこと。
ただ俺はどうしても分からないことがあった。赤ちゃんが産める体になると言うのはよく解った。
草花の雄しべと雌しべとが受粉して種が出来るのと同じように、人間の精子と卵子が出会って赤ちゃんができると言うのも解った。
ただ、そもそも精子と卵子がどこでどうやって出会うのか、DVDでは説明がなかったし、優子先生も教えてくれなかった。
いやむしろ、あえてそこの所だけは避けているような感じさえした。
その授業の後、クラスはなんか妙によそよそしい雰囲気だった。もともと男女の仲のよいクラスだったが、その日はなぜか男女が別々に固まってしまい、よくわからないが気まずい感じだった。
どうにも納得いかなかった俺は、その日の晩ご飯のとき、両親に質問した。
「ねぇ、お父さんとお母さんは、どうやって精子と卵子が出会って俺とか莉奈(←妹)が出来たの?」
普段はゲームがどうとかサッカーがどうしたとか言う話ばかりの俺が、いきなりそんなこと言ったもんだから、両親は顔を引きつらせて困ったような顔をした。そして、お父さんがようやく口を開いた。
「お父さんとお母さんが仲良くしているから、おまえ達が生まれたんだ」
しかし、到底そんな答えでは納得できるわけがない。
「仲良くしてたら、赤ちゃんできるの? 俺と莉奈だって仲良いけど、そのうち赤ちゃんできたりしないの?」
莉奈はまだ意味がよくわからないらしく、晩ご飯を食べるのに夢中になっている。
お母さんは無言で、ときどきお父さんのほうをチラチラ見ていた。
「お前がもうちょっと大きくなったら、そのうち分かる」
お父さんはそう言うと、この話はこれで打ち切りだと言わんばかりに、そそくさとご飯を食べ終え、風呂に入ってしまった。
お母さんも妙に台所仕事にかかり切りになり、その日はそれ以降あまり口をきいてくれなかった。
俺は布団の中で考えた。男の子は精子ができる。これは花の雄しべ。女の子は卵子ができる。これは雌しべ。花粉が雌しべにくっついて受粉して種が出来る。
精子はどうやって卵子と出会うのだろう?考え込んでいるうちに寝てしまった。
次の日、給食を食べ終わった昼休み、職員室の優子先生のもとへ行った。
もちろん、昨日からの疑問について聞くためだ。
「先生、昨日の授業でわからないことがあったんですけど」
「あら、原島くん、どうしたの?」
「保健の授業で、精子と卵子が出会って赤ちゃんが出来るって言ってたでしょ」
「あっ、えぇ、そうね」
「精子と卵子は、どこでどうやって出会うの?」
「えっ?」
「だって、雄しべと雌しべは、同じ花の中にあるからいいけど、人間の精子と卵子は、そうじゃないよ」
「あら、原島くんもなの……」
「えっ?」
とにかく俺は、優子先生に疑問をぶつけてみた。
「お父さんとお母さんに聞いてみた?」
「お父さんとお母さんが仲良くしてるから、って言ってた」
「お父さんとお母さんは、一緒の部屋で寝てるの?」
「うん」
「だからね、そのときに、精子と卵子が出会ってるのよ」
「僕も、妹と去年まで同じ部屋で寝てたよ。妹と赤ちゃん出来たりしない?」
「それはだいじょうぶよ」
「お父さんとお母さんなら赤ちゃん出来て、僕と妹なら出来ないの?」
「そうよ」
「どうして?」
「お父さんとお母さんは、結婚してるでしょ」
「結婚してたら赤ちゃん出来て、兄妹なら出来ないの?」
「そうよ」
「どうして?」
「どうしてって言われてもね……」
「歌手の、ほらあれ誰だっけ、結婚する前に妊娠した人いたじゃん」
「あれは、結婚を約束してるから……」
「約束したら、赤ちゃん出来るの?」
「そ、そうよ」
「じゃあ僕、妹と子供出来ちゃうよ」
「どうして?」
「昔、妹が『莉奈、大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる』って言ったから……」
「で、原島くんはどうしたの?」
「『いいよ』って言っちゃった」
「言っただけならだいじょうぶよ」
「でも約束しちゃったし……」
「妹さんは、たぶんもう忘れてるからだいじょうぶよ」
「でも約束は約束だよ?」
「……困ったわねぇ、もう」
困ったのは俺の方だ。
優子先生も困った顔をしていたが、いい加減な説明しかしてくれない優子先生が悪いのは知ったことじゃない。
俺の疑問は、優子先生の説明では全く解決していない。
優子先生はだんだん落ち着きが無くなってくるし、ついに昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴ってしまった。
俺がそのままじっとしていると、優子先生はこう言った。
「分かった。ちゃんと教えてあげる」
「ほんと?」
「うん。でもね、学校だと、ちょっと説明しにくいから、先生のおうちにいらっしゃい。次の土曜日のお昼、だいじょうぶ?」
「はい」
「じゃあ決まり。でもね、クラスの他の子には絶対内緒よ」
「わかった」
次の土曜日の午後、優子先生のおうちに行くことになった。
お母さんには友達のところへ行くと言って、普通に家を出た。
優子先生のおうちは知らないので、駅前の本屋さんで優子先生と待ち合わせ。
ちょっと早めに着いたので、ゲーム雑誌を立ち読みして優子先生が来るのを待った。
「原島くん」
名前を呼ばれて振り向いたら、優子先生が居た。
学校と違って、Gパンだし、髪もゴムでくくっていなかったから、雰囲気がけっこう違ってた。
説明が遅くなってしまったが、優子先生は大学出て先生になって、最初の転勤でうちの小学校に来たから、たぶん年齢は27か28くらいだったと思う。
「原島くん、ケーキ好き?」
「うん」
「じゃ、ケーキ買って行きましょう」
「はい」
そう言って、優子先生と一緒に駅前の商店街にある洋菓子店に入った。
「どれがいいかな?」
「このチョコレートのやつ」
「じゃ、これ3つください」
「かしこまりました?」
あれ、どうしてケーキ3個なんだ?優子先生って一人暮らしって言ってたよな。
もしかして自分だけ2個食べるのか?意外と優子先生って大食いwww
そんなことを考えながら優子先生の後を付いていくと、5分ほどで優子先生のマンションに付いた。
優子先生の部屋は3階、5階建てのマンションだけど、エレベータはないから、階段を上がる。
角っこの部屋が優子先生の部屋だった。
先生はインターホンを鳴らした。自分の部屋なのになんで?
「はい」
女の子の声が聞こえた。
「ただいま」
優子先生がそう答えると、中からカギが開いた。
ドアを開けると、そこにはもう誰もいなかった。
「はい、原島くんも上がってね」
「おじゃましまーす」
狭い廊下を進んでいくと、リビングがあった。
そこにはなぜか、クラスメイトの加藤裕美子がいた。
加藤裕美子は、ちょっと早熟タイプで、クラスの中では大人びているほうの子だった。
勉強のほうはよく分からないが、ルックスはかなり良い方なので、クラスの男子にも人気がある子だった。
「あれ、加藤」
「原島くん、なんで」
「お前こそなんで先生んちにいるんだよ?」
「原島くんだってそうでしょ」
「うるさい」
「はいはいはい、二人とも、先生が呼んだのよ」
「……」
優子先生が事情を説明してくれた。
それによると、俺と加藤裕美子は、全く同じ質問を優子先生にぶつけたらしい。
ただ、加藤裕美子は授業のあったその日の放課後、俺が翌日だったという違いだけ。
これで優子先生がケーキを3個買った理由がわかった。
「コーヒーと紅茶、どっちがいいかな?」
「あたしは紅茶がいいかな」
「俺はコーヒーで」
「あら、原島くん大人ねー」
「そんなことないっすよ」
優子先生がお茶を入れている間、加藤裕美子は優子先生に言われてケーキを箱から出し、皿に盛りつけてそれぞれの席に置いた。
こういう所は、やっぱり女子なんだなと感心する俺。
優子先生がお茶を持ってきた。ケーキを食べながら、クラスの話題で雑談。
やはり年頃なのか、加藤裕美子は、クラスの誰々が誰々のことを好きだとか、誰それと誰それは既に両思いだとか、実によく知っているのには驚いた。
しばらくして、ふと話が途切れた。
今日の議題のことを思い出し、なんとなくみな黙り込んでしまった。
優子先生が口を開いた。
「今日は、精子と卵子がどうやって出会うかって話しだったわね」
「はい」
「はい」
「原島くんも加藤さんも、恥ずかしがらずにちゃんと先生の話を最後まで聞くこと。約束できる?」
「はい」
「はい」
「よろしい。じゃあね、まず二人の心配してることを先に解決しましょう」
「心配?」
「原島くん、妹さんとの間に赤ちゃんできないか、心配じゃなかったの?」
「え、あっ、はい」
「加藤さんは、お兄さんとだよね」
「……はぃ」
加藤裕美子は、首筋から上が真っ赤っかになっている。こいつ、意外と純情じゃん。
「あのね、赤ちゃんはね、お父さんとお母さんが仲良くないと生まれないけど、ただ仲良しってだけじゃあ、できないの。まして、きょうだいの間では、どんなに仲良くても赤ちゃんはできないから、安心して」
「だから、それがどうしてなのかわからないんです」
「あたしも……」
「草花だと、花粉が風で飛んだり、ミツバチに運ばれたりして受粉するよね。理科の時間に習ったでしょ?」
「はい」
「はい」
「でもね、人間は、花粉の代わりに精子というのがあるんだけど、風で飛んだりはしないのよ」
「はい」
「精子は、男の子の体の中で作られるって、この間の授業で習ったわね?」
「はい」
「男の子の体の中の精子は、どうやって卵子にまでたどり着くか、原島くんが知りたいのは、ここよね?」
「はい」
「もちろん、夜中に勝手に体の中から出てきて、卵子を探すなんてコトはしないから。だから、いくら原島くんが妹さんと仲が良くても、赤ちゃんができることは絶対にないの」
「絶対に?」
「そう、絶対にないから、安心して」
「はい」
加藤裕美子が割って入った。
「じゃあ、精子はどうやって卵子までたどり着くんですか」
「まず、男の子の体の中の精子が、体の外に出なくちゃならない。考えてみれば、当たり前よね?」
「はい」
「どこから出ると思う?」
「……」
「原島くん、わかる?」
「もしかして……」
「もしかして?」
「……」
「恥ずかしがらずに、思ったとおり言いなさい」
「……お○ん……ちん?」
「そう。男の子の体が大人の体になると、精通があるってこの間の授業で習ったでしょ」
「はい」
「精子はね、大人の男の人の体の中で、どんどん作られて、溜まっていくの」
「どんどん?」
「そう。だから、溜まりすぎると、夜中に寝ている間に、勝手に出たりすることがあるの。これを『夢精』って言うのよ。原島くん、朝起きたらパンツの中がネバネバしていたこと、ないかしら?」
「……ある」
「それがね、オ○ンチンから出た精子なのよ」
今度は俺が真っ赤っかになる番だった。顔がカーッと熱くなり、優子先生の顔を正視できず、下を向いた。
加藤裕美子は、さっきから黙ったまんまだが、興味津々で聞き耳を立てているのではないかと思った。
「恥ずかしいコトじゃないのよ、原島くんが立派な大人になった証拠なの」
「はっ、はい……」
「じゃあ次は、その精子が、どうやって卵子までたどり着くかってことだけど……」
優子先生は加藤裕美子の方を見た。
「加藤さん、卵子と精子の作られ方の違いって、分かる?」
「いえ」
「精子はね、さっきも言ったように、男の子が大人になると、年を取るまでどんどん作られて、オ○ンチンから出てしまっても、またしばらくしたら作られて溜まっていくのよ」
「卵子は違うんですか?」
「違うの。卵子はね、生まれたときから既に体の中にいっぱい出来ていて、女の子の体が大人になると、ひと月にひとつずつ、精子と出会えないかな?って出てくるの」
「どこに出てくるんですか?」
「子宮よ」
「子宮って、お腹の中にあるんですよね?」
「そうよ」
「じゃあ、男の人の精子が、お腹の中に入ってくる?」
「そう」
「どうやって入ってくるんですか?」
「………………」
初めて優子先生が黙り込んでしまった。
気まずい時間が流れる。
ほんの10秒か20秒くらいだったが、とてつもなく長く感じられた。
「それはね、今からとくべつのDVD教材を見せてあげる」
「この間のDVDですか?」
「ううん、あれとは違う、とくべつな教材」
そう言って、優子先生は、テレビのスイッチを入れ、DVDプレイヤーを操作した。
大型のテレビ画面に、下着姿の男女が映し出された。
「キャッ」
加藤裕美子が変な声を出した。
「加藤さん、少しの間、ちゃんと見てなさいね」
「はい……」
「原島くんも、ちゃんと見るのよ」
「はい」
抱き合ったまま、キスを交わす男と女。
男の手が女のブラジャーに伸び、脱がせてしまった。
女の乳房をもみ、乳首をいじり、しまいにはチュウチュウ吸い始めた。
「あん、ああああ?ん」と悩ましい声を出す女。
男の指先が、女のパンティの上から下腹部を刺激している。
大写しになる女の股間。パンティに小さなシミができたかと思うと、そのシミはだんだんと面積を広げていった。
ついに男は女のパンティを脱がせてしまった。
大事な所の映像には加工がしてあってハッキリとは見えないが、男は女の股間に指を出し入れしているようだ。
女の人は、痛いのか苦しいのかよくわからないが、脚をもぞもぞさせたり体をのけぞらせたりして、耐えているようだった。
しかし、ときどき女の口から漏れてくるのは、苦痛の声ではなく、むしろ歓喜の声に思えた。
女が激しくあえぎ、ベッドの上で体を弓のように曲げ、ひときわ大きな声を出したかと思うと、急にぐったりした。
男は女の股間から手を離した。その指先は、びっしょりと濡れていた。
はぁはぁと大きく息をする女。再びキスをする男と女。
男は女の位置をベッドの中央へと戻したかと思うと、女の両脚を大きく広げ、その間に顔を突っ込んだ。
男が女の股間を舐め始めた。相変わらず女ははぁはぁとあえぎながら、男に体を委ねている。
女の手が男の股間に伸びた。男の股間が大きく膨張していることは、ブリーフの上からでもハッキリと分かるほどだった。
男が女の股間を舐め、女が男の股間を手で刺激している。この体勢がしばらく続いていたが、男が不意に体勢を変え、女の前に仁王立ちになった。
上体を起こす女。おとこのブリーフの上から、その中にあるモノの形を確かめるように撫で回す。
男は、自分でブリーフを脱いだ。
映像に加工が施されているが、その形はハッキリと分かるほど大きくなっていた。
女はしばらくそれを手で触っていたが、意を決したかのように、口に含んだ。
「キャッ変態っ!」
加藤裕美子が不意に大きな声を出した。
「加藤さん、しっかり見なさい」
優子先生が、いつになく厳しい口調で怒った。
黙り込む加藤裕美子。顔は相変わらず真っ赤っかだが、何やら目線が定まらなくなっているようだ。
正視できずに下を向いているのかと思ったら、視線はテレビ画面にしっかりと向いている。
映像の女と同じような雰囲気とでも言えばいいのだろうか、息づかいも少し荒くなっている。
テレビ画面の中では、女が男の大きくなったモノの先端を口に咥えていた。
唾液を絡め、じゅるじゅると音を立てて、まるで味わい、慈しむかのように、男のモノを舐めている。
女の舌は、男のモノの先端から徐々に本体へと移り、袋まで下りたかと思うと、また先端部分に戻ってきた。
女は頭を上下に動かし、男のモノを激しく口から出したり入れたりした。
男は仁王立ち状態だったが、女をベッドに仰向けにしたかと思うと、自分はくるっと向きを変えた。
そして、互いに男は女の股間を舐め、女は男のモノを舐めるという状態になった。
じゅるじゅる、ずぽん、くちゃくちゃ、男も女も、何かの液を股間に溢れさせていることはその音で分かったが、はたしてこれが精子なんだろうか?
しばらく男と女が互いに舐め合う状態が続いたが、男が起き上がった。
女はベッドの中央へと自ら位置を直し、マクラに頭を乗せ、脚を広げた。まるで「さあ、いらっしゃい」とでも言っているかのように。
男は女の広げられた脚の中央に膝立ちになり、自らのモノの状態を確かめるように自分の手でしごいていた。
女は、脚を伸ばしていたが、膝を曲げた。あらわになる女の股間。男は自分の大きくなったモノに手を添え、女の股間にそれを近づけていった。
そして、男の大きくいきり立ったモノの先端が、女の股間に押し当てられた。
「んっ」と声を出す女。
男はそのまま腰全体を女のほうへ押し進め、自分のモノを女の体の中にズブっと挿入してしまった。
「いやあぁぁッ」
加藤裕美子の声だった。加藤裕美子は、優子先生に抱きつき、優子先生の胸に顔をうずめ、ヒクヒク泣き始めた。
「加藤さん、よく見なさい。加藤さんも、ああやって生まれてきたのよ」
下半身でひとつに繋がった男と女は、しばらくそのままじっとしていたが、男が女のほうに顔を近づけ、繋がったままキスをした。
舌と舌を絡め合い、上と下の2か所で繋がる男と女。舌と舌が離れても、そのままじっと見つめ合う二人。これが男女の愛なのか。そしてまた唇を吸い合う二人。
男は、下半身を前後に動かし始めた。カメラは二人の結合部分を映し出している。
加工された映像を通してしか見えないが、男のモノが女の股間を出たり入ったりしているのは十分に分かる。
男のモノは、大きくなった状態でどのくらいの長さだろうか。あれが完全に女の股間に入ったら、その先端は、女の体内のどのあたりにまで届いているのだろうか。
男の腰が前後に動くのに合わせ、女は甘い歓喜の声を発する。男はそれを聞いて、さらに女を喜ばそうと動きをだんだん激しくしていく。
下半身が繋がったまま、男は体の向きを色々と変える。ときにはキスをしながら、あるいは手で女の乳房を刺激しながら、常に女の体を刺激し続けている。
いつの間にか、男がベッドの上に仰向けになり、下半身で繋がったまま女が上になり膝から座り込むような体勢になっていた。
男のモノは、完全に女の体内に飲み込まれている。
女は、自分から腰を前後に動かし、一人快楽の海に溺れていた。男はじっとそれを見つめている。
男の手は女の乳房をつかんだり、指先で乳首をつまんだりしている。
女の背後に回ったカメラは、後ろから二人の結合部を映し出している。
粘りのある液が、二人の結合部にまとわりつき、ヌチャヌチャといやらしい音を出している。
男は体勢を女と入れ替え、再び男が上になった。
女は脚をカエルのように曲げ、二人の下半身の結合がより深くなるようにした。意識してしているのか、本能的にそうなってしまうのかは、わからない。
男が大きくなった自分のモノを、女の体内に挿入して、どれくらい経っただろうか。男の腰の動きが速くなった。
「あっあっあっあっあっあっ、」と女の声が男の腰の動きにシンクロしている。
だんだんと男の腰の動きが速く、小刻みになり、女の手はシーツをしっかりとつかみ、何かに耐えながら意味不明の言葉を叫び始めた。
そしてついに、「うああああああーーーーっ」と今までほとんど無言だった男が声を出したかと思うと、男は下半身を女の腰に強く激しく押し当て、女の体内に挿入した自分のモノをさらに女の体内の奥深くまで届かせようとした。
そのまま、男は猛烈な勢いで腰を前後に動かしていたが、ビクビクッと痙攣したかのような動きをしたかと思うと、ぐったりして動かなくなった。
もちろん、男と女の下半身は繋がったままだ。
ようやく、男はヒジで体勢を整えながら、女に顔を近づけ、キスをした。
女の額の汗を指先でぬぐい、乱れた髪を直す。
見つめ合い、少し微笑みながら、女は照れ隠しのような仕草で男の胸で顔を隠した。
男は上体を起こし、腰を引いて女の中に挿入したまんまだったモノを引き抜いた。
男のモノはまだ大きさを保ったままだが、挿入前のような獰猛さはもうない。
カメラは、男のモノが引き抜かれた直後の女の股間を捕らえた。
陰毛に白濁した粘液が絡みつき、つい今まで男のモノが埋め込まれていたままの上体で、パックリ口を開けている。
その直後、開いた穴から、ドロリと粘っこい液が流れ出た。男が女の体内で放出した精子だ。
女が上体を起こし、自分の手をその部分に伸ばして、流れ出た精液を指で掬った。
「いっぱい出たね♪」
嬉しそうに女はそう言うと、指先で掬った精液をペロリと舐めた。
そんなことなどお構いなしに、男は女の唇を求めた。
穏やかな表情で見つめ合い、抱きしめ合うところでDVDは終わった。
優子先生は、DVDをプレイヤーから取り出し、ケースに仕舞った。
俺も加藤裕美子も、しばらく無言だった。
加藤裕美子は、まだ目が少し赤かったが、落ち着きは取り戻しているようだった。
俺はというと、落ち着いている風を装っていたが、実は内心非常に困っていた。
というのも、自分のオ○ンチンがDVDに出ていた男の人と同じ状態になってしまい、収拾が付かなくなってしまっていたからだ。
優子先生は、キッチンでジュースを入れて持ってきた。
「二人とも、よくわかった?男の人は、ああやって女の人のお腹の中に精子を届けて受精させるのよ」
「ちょっとびっくりした……」
これは俺の偽らざる気持ちだった。
DVDを見ていた最中に加藤裕美子が泣き出したとき、優子先生は、みんなああやって生まれてきたと言った。
優子先生がそう言うのだから、きっとそうなんだと思うが、だとしたら、俺のおとんとおかんも、あんなことしてるってことだ。
少し髪が薄くなり始めて、腹がかなり出ているおとん。食べることとご近所さんとの井戸端会議しか生き甲斐のなさそうなおかん。
若かった頃は知らんが、この二人が裸になって、おかんの股の間におとんが大きくなったオ○ンチンを突っ込んで腰を振っている所など、とても想像できない。
いや、それよりももっとショックだったのは、優子先生も将来結婚したら、旦那さんとこれと同じことをするのだということだ。
それを考えたら、まだ見ぬ旦那さんになる人に対して、子供心にも羨望とも嫉妬ともつかない、複雑な感情が湧いてきた。
そして、裸の優子先生が男の人におっぱいを吸われたり、股を広げてオ○ンチンを受け入れている所を想像してしまった俺は、優子先生本人が目の前にいるにもかかわらず、自分のオ○ンチンを大きくさせてしまった。
「そうね、二人とも驚いたかも知れないけど、人間はこうやって赤ちゃんができるのよ。
よく、男の子は『オ○ンチンが立つ』なんてふざけて言うでしょ。あれはね、精子を女の人のお腹にの中に届けるために、必要なことなの。
でもね、いやらしいとか変態とかでは決してないのよ。愛し合う男の人と女の人どうしでないとしないことだから、これはとっても尊い行為なのよ。」
「……尊い行為、ですか……?」
「そうよ、愛し合うってことは、美しく、尊いことよ」
「でも、お父さんとお母さんが、そんなことしてたなんて、ちょっと信じられません」
「もちろん、他の人には見せたりしないから、普通。さっきのDVDはね、とくべつの教材だから」
「じゃあ、おとんとおかんも、ああいうことをしたら、また弟か妹が生まれる?」
「そうね。ただ、人間の場合は、他の生き物とはちょっと違うところがあるの」
「どういうことですか?」
「原島くんは、女の子と手をつないだり、チューしたいなって思ったことある?」
「ん……、えと、ある……(汗)」
「でしょ。男の子も女の子も、異性に興味を持ってくると、そういう感情は自然に起こるの。
だからね、手をつないだりチューしたり、体が触れあうってことは、『好き』ってことを相手に伝えるってことでもあるの。
恋人同士とか、結婚したりすると、お互いに好き同士ってことでしょ。
その気持ちをね、お互いに伝え合い、確かめ合うっていう意味もあるのよ」
「でもそのたびに赤ちゃんできちゃうから、何度もはできないね」
「うん、それはね、赤ちゃんができないようにする方法があるの」
「じゃあ、赤ちゃんはできないけど、ああいうことだけすることもあるってこと?」
「うん、まあ、そうね」
「どうやって?」
「もっと大きくなったらわかるわ。今日はここでおしまい」
部屋の中は、気まずい沈黙に支配された。
「先生、あたしもう帰ります」
加藤裕美子が、抑揚のない声でそう言った。
ふと加藤裕美子のほうを見ると、優子先生の話がショックだったのか、無表情で目線は定まらないような感じだった。
優子先生は、さすがにこれはまずいと察したようだ。
「じゃあ、今日の授業はこれでおしまい。加藤さん、駅前まで送るわ。原島くんも、駅前まででいいかしら?」
俺は、すぐに返事が出来なかった。
なぜなら、とくべつのDVD教材も、その後の優子先生の話も、小学生の俺には刺激が強すぎて、オ○ンチンが大きくなってしまっていたからだ。痛いくらいだった。
ここで帰ろうとすると、ズボンの中でオ○ンチンを大きくなってしまっているのが優子先生と加藤裕美子にバレてしまう。
だから、今この状態では、身動きが取れない状態に陥ってしまっていた。
俺が返事をせずにモジモジしていると、優子先生は何かを察したようだ。
「原島くん、加藤さんの前では言えない質問とかある?」
「あ、いや、そういうわけではない……ですっ……けど……」
「けどなに?」
「まあいいわ、じゃ、加藤さんを送ってくるから、原島くんはここで留守番しててネ」
「はっ、はい……」
優子先生は、加藤裕美子を連れて外へ出てしまった。
一人ぽつんと取り残された俺は、少しほっとした。
優子先生の部屋に加藤裕美子が居ただけでも気になって仕方がなかったのに、あろうことかその加藤裕美子と二人並んでエッチなとくべつDVD教材を見て、さらにその上オ○ンチンを大きくさせてしまうなど、こんな展開誰が予想できただろうか。
加藤裕美子にしてみれば、同じ状況だったかも知れない。
性教育の質問をしようと優子先生の部屋に行ってみたら、その優子先生が俺を連れてきたもんだから、俺以上に困惑してたかも知れない。
それでエッチなとくべつDVDを見せられ、赤ちゃんの作り方を教えられたもんだから、きっと頭の中は大混乱していたはずだ。
週明け学校で加藤裕美子と顔を合わせたら、どう振る舞えばいいかなあ、そんなことを考えているうち、優子先生が帰ってきた。
「ごめんね、何か変わったことなかった?」
「はい、だいじょうぶです」
「加藤さんちょっと心配ねー。かなりショッキングな様子だったから」
「そ、そうですね」
「原島くんは、だいじょうぶなの?」
「あ、はい」
「さすが男の子だねー」
「でもちょっとビックリしました」
「そうよね。で、何か質問があるんだっけ?」
急に質問を振られて、俺は焦った。
質問があるんだろうと俺を部屋に残したのは優子先生の思い込みで、実のところオ○ンチンが大きくなってしまい立ち上がれなかっただけなのだから。
何か言わなきゃと焦る俺を見て、優子先生には俺が恥ずかしがって言いたいことを言い出せないでいるように映ったようだ。
優子先生は、その名前のとおりに優しく見守るように俺が口を開くのをただじっと待っていた。
ますます焦る俺。ついに黙り込んで下を向くしかなくなってしまった。
すると、優子先生から衝撃的な言葉が発せられた。
「原島くん、オ○ンチン大きくなってる?」
ストレート過ぎる言葉に、俺は何も返せなかった。
顔がカーッとなり、熱くなった。
俺は、完全に固まってしまった。
じっと下を向いている俺には、優子先生の表情はわからない。
すると、優子先生が俺の方に近づき、床に膝をつき、俺の顔をのぞき込んできた。
「ふふっ、いいのよ別に。男の子なんだから、自然なことよ」
「……………」
「さっきも言ったでしょ、これは別に恥ずかしいことじゃないの」
「……………」
「ただね、男の子の場合、こうなってしまうと、収まりがつかないのよ」
「えっ?」
「とくべつDVD見てるときから、ずっとこうだったでしょ?」
「……………」
「いいのよ、恥ずかしがらなくても」
「……………」
「いまから先生が、とくべつDVDの補足説明をしてあげる」
「……はい……」
「精子って、男の人の体の中でどんどん作られるから、ある程度溜まったら、出さなくちゃいけないの」
「でも僕まだ結婚してない」
「結婚してなくてもいいのよ」
「じゃどうやって?」
「これから教えてあげるけど、これは誰にも内緒よ、加藤さんにも。約束できる?」
「はっ、はいっ」
子供心にも、さっきのとくべつDVDのようなことが始まるんだと判った。
しかし、俺はどうすればいいのかわからず、ただじっとするすかなかった。
優子先生は立ち上がったかと思うと、部屋に2ヶ所ある窓のカーテンをシャッと閉めた。
そして改めて俺の方に近づき、顔を至近距離まで寄せた。
「目をつぶって」
「はい」
ぎゅっと目を閉じる俺。
優子先生の手が俺の髪を撫で始めた。
不意に唇に何か熱い物が押し当てられた。
優子先生の息が感じられる。もしかして俺、優子先生とチューしてる?
ほんの数秒の間だったけど、優子先生とチューしちゃった!
優子先生の唇が離れた。
目を開ける俺。すぐ目の前に優子先生の顔があった。どアップなので驚いた。
「ふふっ、原島くんとチューしちゃった♪」
「あは」
「ごめんね」
「どうして謝るの?」
「初めてのチューは、好きな子としたかったでしょう?」
「俺、先生のこと、好きだ」
「ホントかなあ?でも、ちょっと嬉しい」
なんか急に優子先生のことが愛おしく思えてきた。
「ホントは加藤さんとしたかったんじゃない?」
「えっ?いや、その、加藤なんか別に……」
「こらこら、先生を誤魔化そうたって、そうはいかないゾ」
「……………」
さっきまで一緒に居たからって、何でここで急に加藤が出てくるのか分からなかった。
「先生とのチューは、カウントに入れなくてもいいからね」
「そういえばチビの頃、よくお母さんにチューされた」
「あははっ、そうなの」
「それもカウントしなくていいの?」
「親なんだし、いいんじゃないかしら?」
「でも先生は先生だから、別だよね」
「ごめんね」
優子先生がどうして謝るのか、俺には理解できなかった。
やっぱり、先生と生徒は恋人同士ではないからなんだろうか。
優子先生はこのあと、俺に何を教えてくれるのだろうか。
不意に、優子先生の手が俺の下半身に伸びてきた。
どうしていいかわからず、そのままじっと固まる俺。
「あ、やっぱり立ってる♪」
恥ずかしさのあまり、頭がクラクラしてきた。
優子先生の細くて綺麗な指が、俺のオ○ンチンをズボンの上から撫で回す。
「あっ、先生」
思わず声が出てしまった。
「原島くん、これはね、『勃起』という状態なの」
「ボッキ」
「そう。原島くんのオ○ンチンが、女の人の体の中に入るために、必要なの」
「そうなんですか」
「そうよ、だからね、原島くんは健康な大人の体になってるってことだから、安心していいよ」
「はい!」
「いい?ズボン脱がすよ」
「えっ、でっ、でもっ」
「このままじゃ何も出来ないよ、ほら、手をどけなさいッ!」
観念した俺は、優子先生に身を委ねた。
優子先生は俺のズボンのベルトをカチャカチャと外し、あっという間に脱がせてしまい、ブリーフ姿になってしまった。
勃起したオ○ンチンが、ブリーフをまるでテントのように持ち上げている。
しかしそれ以上に恥ずかしかったのは、ブリーフのちょうどオ○ンチンの先っちょにあたる部分に、べっとり大きな染みができていたことだった。
おしっこ出ちゃったのかと思ったが、そんな覚えはないし、濡れた感触はするものの、おしっことはちょっと違う感覚だった。
優子先生は、気にせずそのままブリーフの上から勃起したオ○ンチンを触ろうとする。
逃げるように腰を引く俺。
それを追いかける優子先生の手。
俺はもう逃げられないと悟った。
オ○ンチンに意識が集中してしまったためか、ますます硬く大きくなる俺のオ○ンチン。
ブリーフの上からでも、その形がハッキリと判るくらいになってしまった。
「原島くん、大きくなってるね、ココ」
「先生、恥ずかしいよぅ」
「恥ずかしくないッ!これは美しいことなの、尊いことなの、さっきも言ったでしょ」
「はっ、はいッ!」
「ふふっ、よろしい」
「じゃあパンツも脱がすよ」
優子先生はそう言うと、両手をブリーフのゴムにかけた。
「ちょっと腰を上げて」
俺はお尻を少し持ち上げ、ソファとの間に少し隙間を作った。
優子先生は、そのタイミングに合わせ、一気に俺のブリーフを引き下ろした。
あらわになる俺のオ○ンチン。
小学生ながら、それは明らかに勃起して、女の体内に挿入可能なほどに硬く、大きくなっていた。
勃起したオ○ンチンは、先端が天を仰ぐかのようにそそり立っていた。
何年か前に風呂には一人で入るようになって以降、他人にオ○ンチンを見られたことはなかった。
まして、勃起した状態とあって、それまでの人生で超ウルトラ級の恥ずかしさだった。
しかし、恥ずかしさの陰に隠れてではあるが、何かムズムズするような、今まで感じたことの無かった不思議な気持ちよさに気づいた。
「ちょっと?、原島くんすごいよコレ!」
優子先生は、妙に楽しそうに俺の勃起したオ○ンチンを見ている。
そして、細くしなやかな指を、オ○ンチンの先端に絡めてきた。
右手の長い中指の腹が、オ○ンチンの先端を優しく刺激する。
それと同時に左手は、キンタマ袋を下から持ち上げるように触っている。
オ○ンチンの先端からは、透明なしずくが滲んでいた。そのしずくは、少しネバネバしているようだ。
優子先生はそれに気が付くと、指の腹ですくい、オ○ンチンの先端全体に塗り広げた。
それが適度な潤滑になり、亀頭の半分ほどに被っていた包皮が徐々に剥け始めた。
自分ではまだ怖くて包皮を完全に剥いたことがなかったが、少しずつ剥けていき、ついに亀頭全体が露出した。
優子先生は、指を俺のオ○ンチンからにじみ出たネバネバの液でベトベトにしながらも、楽しそうに触り続けている。
俺は、徐々にオ○ンチンの先からタマタマ袋にかけて、何とも言えないムズムズ感を覚えた。
この不思議な感覚に戸惑った。このままいけば、最後にはどうなってしまうのだろうか。
とくべつのDVDでは、最後に男の人が体を痙攣させながら、女の人のお腹の中に入れたオ○ンチンから、精子を出していた。
ということは、俺もこのままだと、最後には精子を出すことになるのだろうか。
とくべつのDVDの男の人は、最後もの凄い勢いで腰を振っていた。あれは何のためだろうか。
精子がオ○ンチンから出るとき、どんな気持ちになるんだろうか。
そんなことを考えているうち、徐々にオ○ンチンのムズムズ感が高まってきた。
気のせいか、オ○ンチンは今まで以上に硬く、熱くなってきている。
優子先生は、だんだんと手の動きを早め、指先で亀頭を優しく刺激したり、手のひらでオ○ンチン全体を包み込んだりしている。
俺は不意におしっこに行きたい感覚を覚えた。
このままだと先生の手の中におしっこが出てしまいそうなので、腰をもぞもぞ動かして、優子先生の手の動きをかわそうとした。
「原島くん、どうかしたの?痛かったら言ってね」
「いえ、あの、ちょっと、おしっこ行っていいですか?」
「おしっこ?あ、そうか、いいわよ。このままおしっこしていいのよ」
「だ、だめだよ先生」
「でも先生……」
「いいから、このまましてしまいなさい」
「だめだってば!」
俺は必死にトイレに行きたいと懇願したが、優子先生は許してくれなかった。
それどころか、ピンピンに勃起した俺のオ○ンチンを、ますます激しく刺激した。
両手で俺のオ○ンチンを包み込み、上下に動かしながら、ときどき指先をタマタマ袋に伸ばしてはツツーっと指先でなぞる。
尿意は徐々に高まり、もう本当に出てしまう寸前まで来てしまった。今からトイレに駆け込んでも、もう間に合わないだろう。
先生におしっこをかけてしまわないよう、俺は腰を動かして、オ○ンチンから優子先生の手を引き離そうとした。
しかし、優子先生の手は、俺のオ○ンチンから決して離れない。
もうこれ以上は無理だ。何かが体の奥から湧き出てきて、オ○ンチンの先から出ようとしている。
「先生、もうダメです!おしっこ出ちゃいますッ!」
俺はわずかな期待をかけて、優子先生に最後のお願いをした。
「だーめ。いいから、このままおしっこ出しちゃいなさい」
「あっ、先生っ、僕っ、もう……。アアアッ!」
自分の意思とは無関係に、体の奥から何かがせり上がってきたかと思うと、オ○ンチンの先を目がけてもの凄い勢いで流れ始めた。
もうどうにでもなってしまえ、そんな気持ちになった。
タマタマ袋がギューンと痺れたようになり、オ○ンチンの先端が今まで以上に大きく膨らんだ。
かと思うと、せり上がってきたおしっこが、堰を切ったようにオ○ンチンの先から放出された。
俺はソファののフチをぎゅっと握りしめ、両脚を思いっきり拡げながら、かかとをソファにゴンゴンと何度も打ち付けた。
意識してそうしたのではなく、体が勝手にそう動いてしまうのだ。
おしっこはビュッ、ビュッ、ビュッ、と何度かの波が押し寄せるように飛び出た。
俺は引いていた腰を、逆に前へ前へと、優子先生に押し当てるように突き出した。
俺は無意識のうちに腰を振って、自分のオ○ンチンを優子先生の暖かい手の中で前後に動かした。
優子先生は、そんな俺のオ○ンチンを、両手で優しく包んだまま、手を離そうとはしなかった。
「はぁ、はぁ、はぁ」
俺の下半身に押し寄せた大きな波が引いていった後、すっかり放心状態になってしまった。
体全体に力が入らず、息を整えるのがやっとの状態だった。
しかし、何とも言えない不思議な満足感に満たされていた。
優子先生はずっと両手で俺のオ○ンチンを包み込んでいたが、ようやく手を離した。
我に返った俺は、大変なことをしてしまったと思い、ガバッと上体を起こした。
「先生、おしっこ出ちゃった。ごめんなさい!」
「ふふっ、おしっこじゃないよ。これが原島くんの精子だよ」
「えっ!?」
「いっぱい出たね、ほら♪」
そう言って、優子先生は手を広げて俺に見せた。
優子先生の手には、白いベトベトした液がまとわりついていた。
「自分の精子、見てみる?」
優子先生は、指先で手のひらじゅうに付いた粘り気のある液をかき集め、俺に見せた。
ぷるんぷるんした白い液は、いやゼリーとでも言うべきか、初夏の森のような青臭い匂いがした。
「これが僕の精子……?」
「そう、精子が出ることを射精って言うの。射精できる原島くんの体は、もう立派な大人なのよ」
「おしっこ出るのかと思った」
「ううん、おしっこじゃないの。でも、最初はそう思ってしまうかもね」
「なんか勝手に腰が動いちゃった」
「多分ね、男の人の本能じゃないかしら」
「男の本能?」
「そう。精子が、女の人のお腹の中の奥深くに入るようにね」
「どうして?」
「その方が、卵子と出会って受精しやすくなるからじゃないかしら」
「ふーん」
優子先生は、ティッシュの箱に手を伸ばし、手に付いた大量の俺の精子を拭き取り始めた。
ネバネバしているせいか、ティッシュを何枚も何枚も使っていた。
「原島くん、シャワー浴びてらっしゃい」
「えっ?」
「そのままじゃ、気持ち悪いでしょ」
「えっ、いいよ?」
「ダメ。このままおうちに帰ったら、きっと感づかれるわよ」
「わかった」
俺は優子先生に手を引かれ、浴室へと向かった。
下半身はずっとさらけ出したまんまだったが、不思議なことに、恥ずかしさは感じなくなっていた。すっぽんぽんになり、浴室へ入る俺。
「ちゃんと洗うのよ?」
「はーい」
蛇口をひねり、お湯を出す。
お湯の温度が一定になるのを待ち、体全体にお湯をかける。
オ○ンチン周りには、汗とは違う、ぬるぬるしたものが付着していた。
シャワーで洗い流していると、ドアの外で優子先生の声がした。
「原島くーん、入るわよ?」
えっ!?
返事をする間もなく、優子先生が浴室に入ってきた。
裸なのかと思ったが、その予想は残念ながら外れてしまった。
短パンにTシャツの格好だ。髪は後ろをゴムで束ねている。
「ちゃんと洗ってる?」
「洗ってるよ?!」
「ホント?先生に見せて♪」
「やだよー」
「いいからいいから、ホラ、手をどけなさい」
俺も一応は恥ずかしがってはいたが、実のところあまり恥ずかしくはなかった。
むしろ、優子先生にならもう何を見られてもいいやって感覚が芽生えていた。
「先生が洗ってあげる」
「えっ、それは……ちょっ(汗)」
「もう、今更何言ってんのよw」
優子先生はシャワーヘッドを手に取ると、手を添えて水流を加減しながら、お湯を俺の首筋にかけた。
全身くまなくお湯をかけ終わると、ボディソープを手に取り、俺の背中に撫で付けた。
両手を使ってボディソープを塗り拡げ、ぐるぐる回して泡立てていく。
気持ちが良いので、優子先生にされるがままの俺。
「はい、じゃこっち向いて」
俺は優子先生と向かい合わせになった。
優子先生は、泡がたっぷりついた手を俺の胸に当て、俺の上半身を洗い始めた。
その手はだんだんと下のほうへと移動し、ついにオ○ンチンに到達した。
しゃがみ込んだ優子先生。
そのTシャツの胸元から、おっぱいの谷間がチラっと見えた。
「ここは特にキレイにしなくちゃね」
そういうと優子先生は、俺のオ○ンチンの包皮を向いて、亀頭を露出させた。
「うあっ!」
「ゴメン、痛かったぁ??」
「いや、急にそんなことされたから……」
「痛かったら言ってネ」
優子先生は、再度ボディソープをワンプッシュ手に取り、手のひらで泡立て、その泡だらけの手で俺のオ○ンチンを洗い始めた。
包皮を向いて、亀頭全体、ミゾの部分、そしてタマタマ袋の下の方まで、慈しむかのように優しく洗ってくれた。
しかし、そんなことをされてしまい、俺のオ○ンチンは再びムクムクと大きくなり始めた。
さすがにこれはマズイと思ったが、優子先生の手が俺のオ○ンチンに絡みつき動きを止めないので、再び完全勃起状態になるまで、時間はほとんどかからなかった。
「ちょっと、原島くんたら、何よこれ?」
「あ、いや、す、すみません」
「また気持ちよくなっちゃったんだ?」
「先生の手で触られていると、つい、こうなってしまって……」
「もう、いけない子ねっ!」
優子先生は、怒ってはいなかった。
むしろ、俺の反応を見て楽しんでいるかのようだった。
俺は、優子先生に変態じゃないかと疑われるのではないかと心配で、ちょっと焦った。
どうしたものかと考えてはみたものの、名案など思いつくはずもない。
しかし、一刻も早くオ○ンチンをおとなしくさせなければと思うと、余計に意識がオ○ンチンの方へと向かってしまう悪循環。
「もう一回、精子出す?」
「えっ?」
「男の子ってさあ、こうなっちゃうと、ほらアレだから」
「で、でも先生……」
「ここならすぐ洗えるし、ねっ、出してスッキリしなさい」
「はっ、はい……」
「じゃあ、手をどけて、オ○ンチンを先生によく見せて」
「こ、こうかな」
俺は、勃起したオ○ンチンを、優子先生の目の前に突き出した。
優子先生はヒザ立ちになり、ちょうど目線の高さが俺のオ○ンチンの高さになった。
こうやってまじまじと見られると、さすがに恥ずかしい。
優子先生は、シャワーでオ○ンチンに付いた泡を洗い流した。
キレイになったオ○ンチン。ピンピンに勃起している。
てっきり俺は優子先生が手で触ってくるかと思っていたが、予想外の行為に出た。
「ふふっ、食べちゃお」
そう言うと、優子先生は、俺の勃起したオ○ンチンを口に含んでしまった。
亀頭全体をパクっと咥え、お口の中で舌を使ってレロレロ刺激する。
暖かい優子先生の口の中。唾液まみれになり、ぬるぬる感が快感を倍増させる。
硬度を増した俺のオ○ンチンに手を添え、舌先をツンと尖らせて亀頭を刺激する。
優子先生が、俺のオ○ンチンを舐めている!
ありえない光景が、いま、目の前で繰り広げられている。
俺はもうなすすべもなく、優子先生に身を任せるしかなかった。
優子先生は、俺のオ○ンチンを全部飲み込んでしまった。
両手は俺の腰をしっかり抱え込んで、腰を引いて逃げることは許されない。
俺は優子先生の頭を抱え、快感で腰が抜けそうになるのを必死で支えた。
俺の勃起したオ○ンチンが、優子先生の口の中を出たり入ったりしている。
クラスのみんなが憧れている優子先生が、俺のオ○ンチンを舐めているんだぞ!
そう思うと、ますます勃起が高まっていくように思えた。
優子先生は、頭全体を前後に動かし、俺のオ○ンチンをしゃぶっている。
その快感自体と、目から入ってくる光景との相乗効果で、また下腹部にムズムズ感が訪れた。
今度はもうだいじょうぶだ。おしっこが出そうなんて勘違いはしない。
俺は、優子先生のお口の中に精子を出すんだ!
優子先生、俺の精子を飲んでください!
「せ、先生、僕もう出そうです」
「んぐんぐ」
「先生、出してもいいですかっ!?」
「ひひよ(いいよ)」」
優子先生は、俺のオ○ンチンを口から出そうとはしない。
俺も、優子先生のお口の中に精子を出すつもりでいた。
快感がだんだんと高まり、我慢の限界が訪れようとしていた。
俺は腰を無意識のうちに優子先生の動きにシンクロさせていた。
もうこれ以上は無理だ。
俺は優子先生の頭をトントンとたたいて限界点が訪れたと合図を送った。
ピストン運動のピッチを上げる優子先生。
「せ、先生、もうダメです出そうです」
「はひて(出して)」
「あっ、でっ、出ます、出ます、出ますっ、ああああっ!」
再び、俺のオ○ンチンから熱いものが波を打ってほとばしり出た。
俺は優子先生の髪をつかみ、優子先生がオ○ンチンから口を離さないようにした。
腰を前へ前へと何度も突き出し、放たれる精子が少しでも勢いよく出るように動いた。
優子先生はちょっと咽せたようだったが、そんなこと構っている余裕などなかった。
優子先生の暖かいお口の中で精子を出し切り、よやく俺はつかんでいた優子先生の頭から手を離した。
「あっ、先生、ごめんなさい」
「ちょっと?ひどいよ?」
「ごめんなさい、あんまり気持ちよくて」
「もう、知らない」
優子先生は、お口の中に残っていた俺の精子を、手のひらの上に出した。
泡だっているが、かなりの量が出たことは間違いない。
「ふふっ、いっぱい出たね♪」
「気持ちよかったです」
「このことは、誰にも内緒よ。ひみつの授業だからね」
「はっ、ハイッ!」
優子先生は、もう一度俺のオ○ンチンにチュッとしてくれた。
改めてシャワーで汗を流し、遅くなるといけないからと言って、家の近くまで優子先生の車で送ってくれた。
週明け、学校に行ってみると、変わったことがふたつあった。
ひとつは、加藤裕美子のこと。
加藤裕美子は、色々とまだ自分の中で消化できていないのだろう。
いつもは快活な子なんだけど、心なしか上の空状態みたいだった。
ま、これはそのうち治るだろうと思う。
そしてもうひとつは、周りの男子のこと。
優子先生のひみつの授業を受けたのは、俺(と加藤裕美子)だけなんだと思うと、周りの男子がみんなガキに見えた。
クラスの誰々が可愛いとか、グラビアアイドルの巨乳がたまらんとか、そんなこと言ってるうちは、まだまだお子ちゃまに思える。
なんてったって、俺は優子先生のひみつの授業を受け、さらに補習まで受けたんだから。
ひみつの授業 前編
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