私は、ただのセフレなのではなかったのかと聞いた。
『うん。そうだよ。でも、あんなにいっぱい気持ちよくされて、キスしながら子宮まで突かれちゃったら、好きになっちゃうよ……まだ、女だもん』
奈々子は、申し訳なさそうに言う。でも、その年での妊娠なんて、リスクもあるし息子にもどう言い訳をするつもりなのかと聞いた。
『考えてないよ。でも、そんなに簡単にはできないから……。ねぇ、ダメ? 拓真に中に出してもらいたいの……』
奈々子は、甘えるような声で聞いてくる。普通のおねだりなら可愛いものだと思う。でも、おねだりの内容があまりにも規格外だ……。
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