その時はまさしくお昼時で、最上階のレストラン街に行く人達でエレベーターホールはとにかく混雑していた。
やっとのことで直通のエレベーターが来て、ドアが開いたので一斉に乗り込んだ。
まさか、こんなところで痴漢とは考えてもいなかった、そのときは・・・。
ドアが閉まる直前に、さらに大勢の人が無理やり乗り込んできた。
その人混みにドドッーと押され、かなり奥の方に押し込まれ、倒れそうになったがなんとか真っ直ぐに立った。
ふと気付くと、目の前に清楚な奥さんの顔があった。
年の頃は40前か?私好み。
エレベーターの中で、その奥さんと互いに正面を向き合い、体を押し付けあって、ぴったりと抱き合うような形になっていた。
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