現地在住15年の支店長と俺、あとは現地採用の外人が2名。
そのうちの1人がマティ・なんちゃかんちゃら・キザイヤさんだった。
そのうちの1人がマティ・なんちゃかんちゃら・キザイヤさんだった。
彼女は父親がマグレブ、母親は黒人。
仏独英伊アラブと父親の国の言葉を使いこなす才女で、日本語もカタコトだけど話せる。
前の夫はスウェーデン人、今の旦那はドイツ人、というインターナショナルな人だった。
自己主張も強いが仕事も出来る彼女は、俺のことを出来の悪い弟みたいに可愛がってくれていた。
仏独英伊アラブと父親の国の言葉を使いこなす才女で、日本語もカタコトだけど話せる。
前の夫はスウェーデン人、今の旦那はドイツ人、というインターナショナルな人だった。
自己主張も強いが仕事も出来る彼女は、俺のことを出来の悪い弟みたいに可愛がってくれていた。
マティさんは、おそらく30歳くらい。
つやのある薄めの黒い肌に、びっくりするくらい大きな目、いわゆるタラコ唇に高い鼻、巨乳で脚が長くて腰が細く、銀縁の眼鏡を掛けていた。
ヒールを履いて俺と同じくらいの背の高さだ。
つやのある薄めの黒い肌に、びっくりするくらい大きな目、いわゆるタラコ唇に高い鼻、巨乳で脚が長くて腰が細く、銀縁の眼鏡を掛けていた。
ヒールを履いて俺と同じくらいの背の高さだ。
もう1人の現地人、(デブの白人、奥さん日本人、子沢山、アニメ好き)に言わせると、
「マティは気が強いから怖いよー。
旦那さんも大変だよー」ということだ。
旦那さんも大変だよー」ということだ。
そんなある日、マティさんとデブと3人で昼飯を買いに行くと、やたらとデカい黒人2人が怒鳴りながら、店のショーウィンドウを鉄パイプで割っていた。
立ちすくむ俺たちにいきなり椅子を投げつけると、連中はいきなり襲ってきた。
無意識に5歳からやっている空手が始めて役に立ち、二人の鼻に綺麗に俺の正拳が決まった。
無意識に5歳からやっている空手が始めて役に立ち、二人の鼻に綺麗に俺の正拳が決まった。
これは俺が強いわけではなく、日本人相手だと無意識にかかる心理的な制御が、黒人相手だとゼロになる、というだけだ。
はじめに鉄パイプがかすったのか、俺の頭から血が流れ始めた。
俺は逆上してしまい、道に倒れた黒人のマウントをとってひたすら殴った。
もう1人は倒れたときに頭の打ち所が悪かったのか、ピクリとも動かない。
はじめに鉄パイプがかすったのか、俺の頭から血が流れ始めた。
俺は逆上してしまい、道に倒れた黒人のマウントをとってひたすら殴った。
もう1人は倒れたときに頭の打ち所が悪かったのか、ピクリとも動かない。
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