エロい話も平気でしちゃうような女だが、顔が可愛いので男は寄ってくる。
ただみんな、高嶺の花として見ているようでなかなか彼氏はできないらしい。
というか俺が彼氏だと思われてるっていうのも原因のひとつ。
好きだと思ったコトはないこともないけど、でもやっぱり“幼馴染”っていうのは頭から抜けなくて、恋人に発展したのも、ただお互いフラれたばかりで寂しかったからだと思う。
その彼女の部屋からレディコミっぽい本が発見されたことがキッカケでことが始まった。
いつものように彼女の部屋でくつろいでると、本棚に見慣れない背表紙を発見し、取り出してみてみると『3P特集!』という文字が。
エロいくせに今まで部屋にそんな本がなかったので、直接本人に聞くと、「友達が持ってきた」のだと言う。
面白いのでからかいながら尋問をしていると、「読んでから3Pに興味が出てきた」と白状した。
そのときの表情はなんとも言えぬ可愛さだった。
「してみる?」
冗談半分(本気半分)で聞いてみると、悩み始めた。
(これはいける!)と思って、密かに彼女を狙ってるやつの名前を挙げて口説き始めた。
意外にガードは固く、断られた。
が、何日にも渡る説得の末、OKが出た。