「先生、大好き・・・」
青いスカーフが可愛い紺襟のセーラー服を着た、高2の少女。
セミロングで二重がくっきりとした顔立ちの細身の16歳・・・。
俺が今まで出会ってきた20代の女性にはない幼さが彼女にはあった。
俺は一年前からこの少女の家庭教師をしている。
週に一度の授業で、一時間半ほど勉強した後、佳菜と愛を確かめ合うのが習慣となっていた。
初めはただのアルバイトとして彼女に数学を教えていたが、いつしか彼女に惹かれていった。
それは彼女も同じだった。
どこまでも澄んだ青空のような透明感のあるきれいな女の子。
一生かけてでも守ってやりたいと思うほど、俺はその少女に恋をしていた。
こんなにも可愛く素直な高校生の女の子が、俺のような下卑た男と愛し合うなんて普通考えられなかった。
しかし今、その少女の目には俺しか映っていない。
俺は佳菜の唇に自らの唇を重ねた。
上唇、下唇の順に俺は唇で優しく噛んでみる。
十代の唇にはこの世のものとは思えない柔らかさがある。
俺は夢中で佳菜の少し厚い唇を貪った。
そして唇の割れ目に舌を侵入させてみる。
俺の舌を受け入れ絡ませてくる佳菜の舌。
俺と佳菜は嗚咽を漏らすほど互いを求め合いながら、お互いの口の中を探っていった。
佳菜の口内で混ぜ合わされる俺と佳菜の唾液。
甘い蜂蜜のような味。
俺は佳菜の口の中に自分の唾液を注ぎ込んでみる。
佳菜はその液をゆっくりと飲み込んだ。
右手でセーラー服の上から佳菜の胸を優しく撫でる。