「はい」
「もしもし美紀だけど。
また彼氏とケンカしちゃった。
ね、今からうち来て聞いてくれない?」
また彼氏とケンカしちゃった。
ね、今からうち来て聞いてくれない?」
「いいよ。
明日学校休みだし。
今日はとことん付き合うよ!」
明日学校休みだし。
今日はとことん付き合うよ!」
私は自転車で美紀の家へ向かった。
チャイムを押すと美紀が出てきた。
いつもはおばさんが迎えてくれるのだが今日は留守らしい。
「先に部屋行ってて」
そう言われ階段を上がり、美紀の部屋へ。
ドアを開けるとそこには7人の男達がいた。
なんだか雰囲気がおかしい。
「綾香ちゃんいらっしゃーい」
「待ってたよー」
男達はそう言いながら私の腕を掴み、強引に部屋の中へ。
ひとりが私の腕を掴み、ひとりが鍵を閉めた。
「ちょっと!やだ!美紀呼んできます!何よこれ!いやだ!離して!」
そう叫ぶも、男達はニヤニヤした顔で・・・。
「はいはい。
無駄無駄。
綾香ちゃんはハメられたんだよー」
無駄無駄。
綾香ちゃんはハメられたんだよー」
「もう立ってきちゃった。
ぎゃははは!」
ぎゃははは!」
・・・など言いながら笑っている。
(やばい、ヤラれる!)
そう思い逃げようとする私。