洋画物を1一本と後はアダルトビデオを漁っていると、
顔見知りの女性らしき人が入って来た。
それとなく覗っているとこちらのアダルトコーナーにやってきた。
俺は隅の方に移動してわからないように様子を見ていた。
やはり同じマンションに住む俺の子供と同級生の母親であった。
その女性は普段きちんとした身なりで、
旦那もどこかの金融機関に勤めていると聞いていた。
しばらく見ているとアダルトビデオを2本ラックから取り出し、
その後、他のコーナーで1本取ってレジで金を払っている。
俺はすぐにその後に分らないように並び支払いを済ませて、
外に出たその女性(山田さん)に声をかけた。
山田さんはびっくりして、ひどく狼狽して顔つきで
「あっ・・どうも。
ちょっとこの近くまで来たので、寄ったの。
」
ちょっとこの近くまで来たので、寄ったの。
」
「俺、ビデオ探していたら、どこかで見た人だなあと思ってずっと見てたんですよ。
」
」
「えっ・・ずっと見ていたんですか?」
と、ますます顔が変わっていくのが見てとれた。