夏に花火大会に行った日のことです。
真っ暗闇な人混みの中で偶然スペースを確保出来ました。
腰ぐらいの高さの手すりに寄っかかって花火が見れて、すぐ後ろではすごい人の群れなんでラッキーでした。
夫が飲み物を買ってくると言って人混みの中に入って行きました。
ほんの数分で後ろから誰かに体を密着されました。
すごい混んでるので、歩いてる人がちょっと当たることはあるんですけど、両脇から手すりを掴んで私の体を挟んできて、ぴったりお尻に密着してきたので、当たり前に、夫が戻ってきたと思い込んでいました。
私は花火を見てロマンチックな気分になってるので、夫もそうなんだなと思いました。
黙ってそっと抱き締められるままになっていると、後ろから両手が私の体を優しく弄り始めます。
周りは人でいっぱいだけど、真っ暗だし、花火大会みたいなイベントの日は、多少のことは人混みでも許されちゃうような気分になりますよね。