そんな時、週刊誌の広告に出てた『愛クリーム』を試してみようと思った。
五十二歳の妻は成熟した女の躰だった。
新しい刺激を開発する事によって、珍しく妻は燃え、妻とは充実した夫婦生活が続いた。
■愛クリーム購入。
二月下旬、暖かい早春の陽を浴びた土曜日の午後、週刊誌で見た愛クリームを手に入れようと、勇気を出して薬局に立ち寄った。
その効用について店主に聞くと「女でないので判りません・・・」と呆気ない返事だった。
返事をしようがなかったのだ。
それは小さなチューブ入りのクリーム状の粘液だった。
■夏休み(1回目)
愛クリームを手に入れて半年が過ぎていた。
七月が終わる月曜日の夜明け前、妻の寝姿を見てこれを使用してみようと思った。
どんな効き目があるのか?また妻がどのように反応するのか?試してみたかった。
そのクリームは小豆の大きさ程を本来は女性の性器に直接擦り込むというものだったが、妻にはそのことが云えず、そのクリームをこっそり自分の陰茎先端の笠にすり込んで、妻の局部に間接的に塗りつけようと思った。
妻のパンティを脱がせ腿を拡げた。
いつもは手で局部を愛撫するのに、塗布した陰茎を妻の柔襞の部分に直接当てて肉壁に沿って擦り込むようにした。
特に突起部分を陰茎の先端で擦り続ける。
五分は経ったろうか・・・、それが妻の部分に染み込んだのか、妻の動きが大きくなり、カラダを捩って乱れてきた。
妻が燃えてきた。