どのぐらいの時間が経ったのかしら・・・?
雷に打たれて倒れていた私は、すぐ真上の木から滴り落ちる雨水に意識を取り戻したわ・・!
私は倒れた時と同じく地面に顔を付けたままの恰好で正気を取り戻したの。
気を失う寸前、近くに落ちた雷の衝撃で「顔」から地面に叩き付けられた様で、気が付くと同時に「顔」の《痛み》を感じたわ!
《痛み》がまだ続く「顔」を手で押さえながら辺りを見回したわ。
気を失う前は「雷雨」をもたらした「暗雲」がこの雑木林の周囲に立ち込めて辺りを薄暗くするとともに、それに加えて激しく降り注ぐ<雨筋>が霞の様になり周りの「視界」を遮ってしまっていたのだけど、その時はすでに雷雨も完全に収まり「暗雲」が消え去って雲の切れ目から再び夏のまばゆい「日差し」が注いでいたわ。
でも、もうその「日差し」をもたらしている太陽は遠くの山の端にかかろうとしていたの。
私は身体を起こし周りを見回したわ。
雑木林を背にして辺りを見回すと、見慣れた「田園風景」が拡がっている。
そして、自分のその<姿>にも気付いたの!
夕方となり、日が傾いてきた!とはいえ、まだ周りはかなり明るい!
その明るい、しかも野外で一糸纏わぬ全裸で佇んでいる自分に気付いたの。
私は《恥ずかしさ》を感じ、むき出しになってしまっている「胸」に手を被い、その場でしゃがみ込んでしまったわ。
しゃがみ込むとその辺りに茂っている「葦」でわずかながらも「裸」の身体が隠れたわ!
そして、改めて顔を上げ恐る恐る辺りを見回したわ!
幸いなことに田んぼだけが拡がるその周囲には人影はまったくなかったわ。
少し落ち着くと、気を失う前の「状況」が脳裏に浮かんできたの。
由美子宅からの帰り道、突然の「雷雨」から逃れようと雑木林の「小屋」に避難した。
その「小屋」へと向かう間に凄まじい雨が痛いぐらいに激しく薄手のTシャツの「背中」に叩き付け、得体の知れない《気持ち良さ》を味わった。
「小屋」の中で、雨に打たれてビショビショになったパンティをも含めて着ていたTシャツとミニスカートを脱ぎ去り全裸になって染み込んだ「雨水」を絞り取った!
裸になっている間<寒さ>を感じて「尿意」を感じ、その場でしゃがみ込み用を足そうとしたその時に近くに雷が落ちた。
その小屋全体がその落雷の衝撃で震えたので私は思わず、用を足すのを止めて全裸のまま外に飛び出した。
外に出たことで「背中」を激しい雨が打ち付け、再び得体の知れない《気持ち良さ》を味わう。
さらに、「尿意」を感じて漏らさない様に!とアソコを手で押さえているその時に再び近くに雷が落ちる。
その凄まじい衝撃で「地響き」が起き、それに連動して身体も震える・・・!
手でアソコを押さえていたことで<大事なところ>を落雷の衝撃で刺激され、我慢していた「おしっこ」を思わず漏らしてしまう。
我慢できない「おしっこ」を漏らしてしまった!・・・その《気持ち良さ》に加えて、落雷の衝撃で全身に電気が走った様にシビレてしまったのだけど、その時にまた別の《気持ち良さ》を感じて思わず身悶えしてしまった!
さらには全身に受けてしまった凄まじい落雷の<衝撃>のせいかどうかは判らないけど、どういうわけかまったくの「ペチャパイ」だった「胸」が急に膨らみ、さらに突然膨らんだその「胸」にそれまではどんなことをしてもまったく感じられなかった性的な《気持ち良さ》を感じてしまう様になってしまったの・・・・!!
そして、再び起こった凄まじい「雷」で気を失って全裸のままこの場に倒れてしまっていた・・・!
この様に、由美子の家から帰る途中に凄まじい「落雷」にあってから起こった不思議な《出来事》が次から次へと頭を駆け巡ったわ。
この不思議な《出来事》が起こった中で、得体の知れない《気持ち良さ》を生まれて初めて知ったこと以上に<胸が膨らんだこと!>が一番大きな、そして不思議な「出来事」だったわ。
そして、思いだした様に「胸」が実際に大きくなった!ということを「事実」を改めて確認しようと、その大きな変化があった「胸」を被っていた手を離したて目を向けたわ!
やはり、間違いなく大きくなっている!
今までの小学生並みの子供の<ペチャパイ>ではない!
そこには大人の《膨らみ》を持った「胸」があったわ!
今まで小柄で小学生並みの「胸」しか持たないその自分の子供じみた《体型》を、それをどう思っても自分の《身体》なんだからしょうがない!と思い、あまり気にしないできていてしまったけど、それでもやはり女の子は女の子!・・・心のどこかでやはり「胸」が豊かな<大人の女>の身体に憧れていたわ!
それがあまりにも突然だったけど、いつも憧れていた<大人の女>の身体になったわけだからその時の「喜び」というのは計りしれなかったの!
天にも昇る思いだったわ。
これはまさに雷様の仕業よね!
そう、雷様が私を女にしてくれたのよ!!
・・・・
だけど、それ以上にあの激しい雷雨の中で《気持ち良さ》に打ち勝てず、はしたない「声」を出しながら身悶えまでもしてしまっていた自分を思い出し改めてそんな自分を恥じる気持ちが生じたわ。
それに加えさらに、それまでは未成熟な身体ゆえ、自分が《女》であることを自覚せずにいてノーブラでTシャツだけの姿で外に出ても恥ずかしさを感じなことなどなかったのだけど、《女》であることの<シンボル>でもある「乳房」がいきなり大きくなってしまったことによって、ようやく《女》としての自覚に目ざめたみたい・・!!
と、同時に一糸纏わぬ《姿》で、しかも、夕方となり陽は傾き始めたとはいえ「野外」にいる!といことに身体が熱くなるほどの<恥ずかしさ>が沸き起こったわ。
その火の出る様な<恥ずかしさ>を感じると、その隠れていた葦の影からいきなり膨らんだ「乳房」を隠す様に両手で胸を被い、衣服が置いてある雑木林の中の「小屋」に一目散に駆け込んだわ。
そして、小屋の中の朽ちかけ初めていた「棚」の上に置いておいた雨水をしぼっただけの、まだほとんど乾いていないミニスカートとTシャツを身に付けたわ。
でも、パンティだけがどうしても見当たらないの!
激しい雷雨とともに風もひと頃はかなり吹いていたわ。だからたぶんその時に飛ばされたんじゃないかしら・・・!
小さな薄手のパンティ・・・!とは言え、それでも、雨水が染み込んでしまったので絞るも、多少はまだ水分を含んでわずかながらに重くなっている!
だから、そんなには飛ばされるはずはないと思うんだけど、それでもその「小屋」の中はもちろん、「小屋」の周囲を見渡したのだけど見当たらなかったの。
そして、私はこの雑木林でのわずかの間・・すごく長く感じられたけどほんの一時間ぐらいの間で起こったさまざまな<出来事>を振り返ると恥ずかしくなってしまい、すぐにでもここから立ち去りたかったの。
だから、パンティを探すのを諦め、由美子から借りた大事なノートが入っているカバンを携え、その雑木林を出て農道に出て小走りに家に向かって走り始めたわ。
太陽は遠くの山の陰に入ってしまい、辺りは薄暗さが漂ってきたわ。
普通に晴れていれば、暮れなずんできてしまっているこの時刻でさえも周りの田んぼの中には農作業をし終え帰り支度をしていたりしている村の人たちの姿をまだ何人か見かけるのだろうけれど、さすがに激しい「雷雨」のあとだけに田んぼの中にいる人の姿はまったくなかったわ。
だから、見渡すばかり田んぼが拡がっているその場所には私ひとりだけ・・・
そんな中で、そして、Tシャツもミニスカートも身に付けているのに何か物凄く恥ずかしかったわ。
今まで通りのペチャパイならノーブラのTシャツでも平気なんだろうけど、いきなり大きくなった「乳房」ではノーブラの<Tシャツ姿>では物凄く恥ずかしく感じたわ。
しかも、まだ濡れているTシャツは大きくなった「乳房」で押し上げられ、その分丈が短くなっておへそが丸出しになってしまっていたわ。
こんもりと盛り上がってしまった「乳房」、大きくなった「乳房」とともに《乳首》までもが大きくなったのだけど、その《乳首》が突き刺す様にTシャツをなおも押し上げていたわ。
さらに、小走りに走ると大きくなったTシャツの下のノーブラの「胸」が大きく揺れ、まだ濡れて重みを持ったTシャツで《乳首》の先が擦れてしまって、それだけでも感じて全身が熱くなっていくの。
私は思わず、走るのを止めてその場にたたずむ・・・!
今まで「ペチャパイ」の頃はこんなことはなかったのに!・・・と思いながらも再び感じてしまっている自分が凄く恥ずかしく思えてしまったわ。
でも、それだけではなかったの!
雑木林の中の小屋で探したけど見つからなかったので履いてないパンティ!
そうなの・・・ミニスカートの下はノーパンなの!
夕方となり、完全に遠くの山の端に日は落ち、辺りはもう薄暗くなってきているとはいえ、物凄い「夕立ち」の後の周りは何もない田んぼの中に吹く風は時折強く吹き抜けていたわ。
夕方近くになって気温が下がったこの時の風が運ぶ<冷気>をミニスカートの下の裸の「下半身」が感じ取ったの!!
ゾクゾクしてくるほどの湧き上がる<熱さ>を身体全体に感じたわ!
身体をまさぐっているわけじゃない・・・Tシャツが雨に濡れて重みを持ったせいで「乳首」を刺激し感じてしまっている。
そんな自分自身に<恥ずかしさ>を覚え、さらにノーパンで外にいることの<恥ずかしさ>が相まって身体がゾクゾクと震え熱くなっていく!
『スカートの下は何も履いてないわ!・・・恥ずかしい!』
先ほど、まばゆい夏の夕暮れの「明るさ」に照らし出された「野外」で裸のまま佇んでいたその時の自分の《姿》に恥ずかしさを覚えを感じてしまった以上に恥ずかしさを覚え、なおかつ、再び身体がゾクゾクするほどに感じてしまっていたわ。
『何なの?・・・この変な気持は・・』
私は思わず心の中で呟く・・
そして、ドキッ・・ドキッと心臓の鼓動が鳴り出したの。
すると、身体が疼き出したの。
こんなことも今までにはなかったわ・・・
つい先ほどの「雷雨」が鳴り始める前までは、身体が感じる!・・どころか、「オナニー」をすること自体<嫌悪感>を感じるまだウブな《おさげ髪の少女》だったのに・・
今はもう、ここにいる《おさげ髪の少女》は身体が疼くほどにちょっとのことでも感じてしまう《女》に変わってしまったわ。
それに加え、これも今までには考えられなかった<みだらな妄想>が頭を駆け巡ってきたの・・・!
『・・Tシャツの下の大きくなってしまった「胸」はノーブラ・・・そればかりではなくスカートの下も何も履いてない!・・・裸でいるのとほとんど変わりないわ・・!!』
そう思っただけでもうどうしようもなくカッーとしてしまい身体が疼くの!
そして・・・
『この広い見通しの良い田んぼの中、こんな恥ずかしい恰好の私を誰かに見られはしないかしら・・』
さらに呟く・・・
『このノーブラのTシャツをめくれば裸の大きくなった「胸」が丸見え・・・!さらに、今履いているこのミニスカートを少しでもめくれば、私の恥ずかしいところが・・・野外で・・・恥ずかしい!・・』
どうしたことか、こんな<みだらな妄想>が次から次へと湧き上がってしまう。
そして、そんな恥ずかしいことを考えただけ心臓の鼓動はバクバクと鳴り出し身体が熱くなっていったわ!
こんな<恥ずかしいこと>が頭の中を駆け巡るなんて初めてのことよ。
つい2、3時間前の私ではこんなことは絶対に考え付く様な女の子ではなかったのに・・・!
雷様に打たれたせいか突然「胸」がいきなり大きくなって幼かった「身体」に<変化>が生じた・・・そして「心」もわずかの間に《大人の女》として変わっていったみたい・・・!
Tシャツもスカートも身に付けてはいるけど、その下はノーパンにノーブラ・・・!
ブラを付けていない「胸」が走るどころかただ普通に歩くだけでも大きく揺れる・・・それだけでも恥ずかしい!
さらにミニスカートの下も下着を付けていない・・・たとえ夕闇が迫る誰もいない農道をそんな裸同然の<姿>で歩いて来たことに加え、<みだらな妄想>が頭を駆け巡ったことでなおここと身体がジンジンと熱くなるぐらいな物凄い《恥ずかしさ》を感じてしまっていたわ。
家までわずかな「距離」だったけど、生まれて初めて味わった《恥ずかしさ》を覚えながら歩いて来たことでその「距離」が長く感じたの。
やっとの思いで家に辿り着いた!・・・って感じだったわ!
(続く)