13年ぶりに再会した42歳の元妻は、昔は無かった色気を醸しだしていた。
思わず腰を抱き寄せたら、
「バカ…止めてよね…私達、もう、とっくに夫婦じゃないのよ…」
そう言って元妻は俺の手を払いのけた。
「なあ…思い出に1回だけ…頼むよ…さようならさえ言えず、あんなふうに別れちゃってさ…心残りなんだよ…」
「1回…だけよ…」
シャワーを浴びた元妻の昔より少し肉付きが良くなった裸から、むせ返るような色香がたち込めた。
「なに恥ずかしがってるんだよ。昔散々抱かれたのに…」
「今はあなたの体じゃないわ。夫以外に裸を見られるのは恥ずかしいものよ…あっ…特にそこは…」
今の夫に突かれ続けたのだろう、ドドメ色になった元妻の肉ビラを掻き分け、まだピンクのままの肉ビラを啜った。
「あうぅ…ああっ…くっ…くうぅ…そ、それ、ひさし…ぶり…ああっ…あうぅぅぅ~…」
肉豆が赤く勃起して、ぷりぷりになったところを舌先で弾いてやると、元妻は仰け反って逝ってしまった。
「…今のダンナ…クリを可愛がってくれないのか?」
「…クンニそのもの…してくれないわ…でも…愛してるから…」
13年も前に別れた元妻に、妬いた…途端に肉棒がイキリ起ち、元妻の肉穴めがけて突っ込まれた。
「あうっ…な、生はダメよ…ゴムしてぇ…ああっ…あっ…でも…もう…抜かないでぇ…あっ、あっ、あん、ああん、あぁ~…」
元妻…こんなに緩かったか…それとも今の妻がキツイのか…ガンガン腰を振ってもユルユルだったので、グラインドをしながら縦横無尽に腰を振った。
「あ、あ、あ、あ、あぁあぁあぁぁぁ…」
やっと来た射精感…しかし、いくら元妻とはいえ今は他人の奥様、中に出すのはご法度だった。
元妻にドロドロの元夫精液をかけた。
「まあ…あなた、こんなに激しかったっけ?…ジャンボサイズもいいけれど、小さくても激しいってのもいいわね…」
「ジャンボサイズ?ダンナ、デカイのか?」
「まあ、かなりのものよ。20cmはあるわね。串刺しにされる感じで、毎回死にそうよ。彼、オランダ人だし…」
「オランダ人か…」
「そう、しかも5歳年下。まあ、あなたの今の奥さんほど若くはないけどね。」
俺の今の妻は一回り年下の32歳、再婚して12年だ。
今の妻が元妻から俺を略奪したという離婚劇だった。
あまりに可愛くて、つい手を出した新入社員、まさか俺が初体験だったとは…慰謝料300万円でアッサリ離婚になったのが13年前だった。
弁護士を通しての話で、元妻にはゴメンもサヨナラも言えてなかった。
「あの時、あなたと会っていたら、多分泣き叫んで、あなたを困らせたと思う…だから、大好きなあなたを困らせたくなくて、いきなり出て行って顔を合わせないようにしたのよ…」
元妻の言葉が、ズキンと胸を突き刺した。
「今日、この町に戻ってきたのは、両親のお墓にさようならを言うため…そして、もしかしたらあなたにも…」
「さようなら?」
「私、オランダに行くの。向こうで一生を暮らすの。だから、もう…」
「そうか…最後に抱かせてくれて、ありがとう…」
「最後のお別れセックス…こちらこそありがとう。あなたの妻だったこと、いい思い出にできそう…」
元妻とは駅で別れた。
新幹線の改札を抜けた元妻は、エレベーターの前で振り返り、ニコッと微笑んだ後、軽く会釈をしてエレベーターで消えた。
元妻と暮らした5年が、二度と帰らない思い出になった。