『ご無沙汰してます。今日はゆっくりしていって下さいね』
麻由香は、久しぶりに自宅に遊びに来た幸雄に、他人行儀な挨拶をしていた。この前麻由香が幸雄と会った時は、酔いのせいもあってか、あんな事になってしまった。それもあって、麻由香は必要以上に幸雄のことを意識してしまい、そんな態度を取ってしまっているのだと思う。
その上今日は、麻由香は夫の浩介の強い希望で幸雄に抱かれようとしている。意識するなと言う方が無理なのかもしれない。もちろん、夫の指示で麻由香が幸雄と関係を持とうとしていることを、幸雄は知らない。
幸雄はあの日以来、麻由香に会うのは初めてだった。あの時、確かに麻由香は寝室に誘ってくれた。浩介さえ起きなければ、最後まで行けたはずだ。今日はもしかしたら……。幸雄はそんな期待をしていた。
(本当に良いのかしら? 実際に私が他の人としてるところを見たら、浩介さん私のこと嫌いになるんじゃないかしら? 聞くのと見るのとでは、全然違うんじゃないかしら?)
麻由香はいざ幸雄を目の前にすると、そんな心配を始めてしまった。
「なに固まってるんだよw 早く上がれって!」
浩介は、麻由香と幸雄の間に漂う微妙な空気を感じながらも、もう進むしかないと覚悟していた。浩介は、麻由香から宅配便の男の子との浮気セックスの話を聞かされた時、信じられないくらいに興奮した。
それがきっかけで、麻由香を幸雄に抱かせる事に決めた。でも、話で聞くのと、実際に見るのとでは、違うのではないか? 実際に見てしまったら、やはり興奮よりも怒りや絶望感の方が強いのではないか? そんなことを考えていた。
偶然にも、夫婦で同じようなことを考えていた二人。やっぱり、夫婦は似てくるものなのかもしれない。
そして、いつものように3人での楽しい食事が始まった。
「麻由ちゃん、なんか綺麗になったよね? 恋でもしてるんじゃない?」
幸雄が冗談めかしてそんな事を言う。でも、幸雄は実際に麻由香が綺麗になったと感じていた。女性はセックスで綺麗になると、雑誌やテレビなどで言われるときがある。しかし、麻由香を見ると、それもあながちウソではないと思える。たった一度の不倫セックスで、麻由香は引っ込み思案で少しおどおどしていた態度が消えた。はるか年下の宅配便の早見を夢中にさせたことで、内側から女としての自信があふれ出しているようだった。
『してますよ?。ずっと浩介さんに恋してます?』
麻由香は、幸雄にそんな事を言われても、こんな風に切り返していた。
「ホントに? 実は誰かに恋してるんじゃないの? 宅配便の子とか」
浩介は、ニヤけた顔で笑いながら言う。
『そ、そんな事ないですよ!』
いきなり早見のことを出されて、動揺する麻由香。
「あれ? 何かあったの? 麻由ちゃんもやるなぁ」
幸雄は、事情もよくわからず話に乗った。でも、もしかしたら先を越されてしまったのかな? と、何となく察してもいた。
『そんな事よりも、もっと飲みましょ?』
麻由香は少し頬を赤くしながら、幸雄の持ってきてくれたワインを浩介と幸雄に注ぐ。浩介のグラスにはなみなみと、幸雄のグラスには半分程度しか注がない麻由香。浩介は寝たふりをするので、実際に酔わせる必要なんてないのだが、それでも無意識にそんな行動を取ってしまう麻由香。
麻由香は、昨日の夜から発情したようになっていた。幸雄とのセックスを想像して、身体が熱くなるのを止められない麻由香は、今も楽しい食事の時間を過ごしながら、セックスのことしか考えられないほど発情していた。
(いやだわ……。私、浩介さんを酔いつぶそうとしてる……)
自分の無意識の行動に気がつき、頬を赤くする麻由香。
(私、幸雄さんに早く抱いてもらいたいって思ってる……。そんなのダメなのに……。で、でも、浩介さんが望むことなんだから……。そう、仕方ないの!)
自分の心の中で、必死に言い訳をする。
「麻由ちゃん、浩介寝ちゃったよ」
麻由香は、幸雄の声に我に返った。心の中で必死に言い訳をしているうちに、浩介がテーブルに突っ伏して寝始めたことに気がつかなかった。もちろん、浩介は寝たふりをしているはずだ。でも、麻由香は心が弾んでいた。
(私、おかしくなっちゃったのかな? 早見君とエッチして、ストッパーが壊れちゃったのかな? ダメ……。もう我慢出来ない……)
麻由香は心の中でそんな事を思いながらも、スッと立ち上がった。そして、エプロンを外した。すると、ブラウスにはクッキリと二つの蕾みが浮き出ていた。それは、麻由香の発情具合をあらわすように、鮮明に浮き出ていた。
幸雄はそれを見て、麻由香の気持ちを悟った。そして麻由香も、幸雄の横に移動して椅子に座った。
『本当に、綺麗になったって思ってますか?』
麻由香は胸に幸雄の視線を感じながら、興奮で震える声で聞いた。
「本当に綺麗になったと思うよ。さっきの話、本当なの? 宅配便の子と何かあったの?」
幸雄は、ドキドキしながらそんな事を聞く。
『女って、エッチをすると綺麗になるんですって……。それも、夫以外の男の人とすると……』
麻由香は何があったのか直接説明するのではなく、挑発的にそんな事を言う。
「そうなんだ……。じゃあ、もっと綺麗になる?」
幸雄は、生唾を飲み込みながら言う。
『ふふ。浩介さんがいるのに、出来るの?』
麻由香は、唇を舌で舐めながら妖艶な雰囲気で言う。つい最近まで、夫に抱いてもらえなくて自信を喪失していたとは信じられないほど、麻由香は妖しい雰囲気を醸し出していた。
幸雄は、覚悟を決めた。麻由香の質問に答えることなく、ファスナーを降ろし淫棒を取り出した。
麻由香は、剥き出しになった淫棒を見て、よだれが出るような何とも言えない物欲しい気持ちになった。早見のモノと比べると少し細い感じがするが、それは単に長いからかもしれないと気が付いた。
(やっぱり、凄い……。早見くんのより、長くて大きい……。こんなの、入るのかしら? あぁ……。でも、欲しい……)
完全にスイッチが入ってしまった麻由香は、それを凝視しながら我知らず、自らのブラウスの上から堅くしこった蕾を指で撫でていた。
幸雄は、自分の淫棒を熱いまなざしで見つめながら、自ら乳首を触り、オナニーじみたことを始めた麻由香を見て、息が苦しいほどに興奮していた。
すぐ目の前には、浩介も寝ている。そんなシチュエーションで、いきり立った淫棒を取りだし、麻由香に対して誇示している……。そう思うだけで、何度も淫棒がビクンビクンと跳ねてしまうほど興奮していた。
麻由香は、気がつくと浩介の淫棒を握っていた。握ろうとか、具体的に考える前に無意識に握っていた。
『堅い……。それに、本当に太い……』
麻由香は、指が回りきらないその淫棒を見て思わずささやいていた。
その声は、寝たふりしている浩介の耳にもしっかりと届いていた。浩介は、二人がソファに移動するまでは、目を閉じているしかないと考えていた。目を閉じ、耳だけど聞いていると、想像がどんどん膨らみ、浩介の興奮は爆発しそうなほどだった。実際、浩介は麻由香の”本当に太い”という言葉を聞いたとき、自分が射精してしまうのではないかと思うほど興奮し、快感を覚えていた。
「今日は、口でしてくれるよね?」
幸雄は、期待のこもった声で聞いた。すると、麻由香は椅子に座る幸雄の前にひざまずき、見上げるように幸雄の顔を見た。そして、黙ってうなずくと、幸雄の血管が破れそうなほど浮き出ている破裂寸前の淫棒に顔を近づけていった。
それは、すでに先走りでヌラヌラと光っていた。麻由香は、その先走りを舐め取るように舌を這わせた。舌が亀頭に触れると、その何とも言えない柔らかさと、柔らかさの下にある鉄のような堅さを感じ、子宮の奥の方がキュンとうずいた。
(ダメ……。舐めただけなのに、イッちゃいそうだった……。浩介さんが聞いてるのに……。でも、あぁ、この堅さ……。欲しい……。欲しい!)
麻由香は、淫らな思いにとらわれたまま大きく口を開けた。早見の物をくわえ込んだときよりも、さらに大きく口を開ける麻由香。そして、そのまま濡れて光る淫棒を口の中に押し込んでいった。
麻由香は、くわえてみてすぐに気がついた。やはり、早見のモノよりも細く見えるだけで、実際には幸雄の方がわずかに太いということに。麻由香は、夫のすぐ目の前で他の男性の淫棒を口にしているということに、どうしようもなく興奮してしまっていた。
(やっぱり太い……。それに、この味……匂いも凄い……。こんなの、おかしくなっちゃう)
麻由香は、夢中で舌を動かし始めた。麻由香は、早見との昼間の情事で口での愛撫は経験済みとはいえ、やはり動きはぎこちなく、まだ経験2本目と言うことが伝わってくる。
だが、幸雄にとっては夢のような時間だった。幸雄は、麻由香のことをずっと綺麗な女性だなと思っていた。親友の妻でなければ、何とかしてものにしたいと思うくらいに彼女のことを気に入っていた。
それが、親友の浩介が眠るすぐ目の前で、こんな風に口でくわえてくれている。歯が当たり、フェラチオ自体もぎこちないが、それでも幸雄は早々に射精してしまいそうな感覚に陥っていた。
【すごくエッチな寝取られ体験談と萌えた体験談から転載】
麻由香は口の中いっぱいに広がる肉の感触に、膣の奥から何かが流れ出てくるような感覚を感じていた。そして、こらえきれずに自らの淫泉を指でまさぐり始めた。スカートから差し込まれた手は、すぐに麻由香の淫泉に触れた。ブラジャーをしていないのと同じように、ショーツも身につけていない麻由香。それは、浩介の指示だった。
浩介もまた、麻由香が幸雄のモノを口でする水音を聞きながら、痛いほど勃起をしていた。こんなにもいきり立ったのは、高校生の頃以来……。そんな事を思っていた。
自分の妻が、他の男のモノをフェラチオする……。普通は怒りや絶望、そんな感情を持つものだと思う。しかし浩介は、激しい嫉妬と敗北感を感じていた。そして、その感情が浩介に信じられないほどの快感を与えていた。
(凄い……。まだ大きくなる……。あぁ、もう入れて欲しい……。でも、こんな大きいのでされたら、きっと私戻れなくなる……)
麻由香は、そんな不安を感じていた。早見としてしまったとき、その大きな淫棒がもたらす快感に、麻由香は我を忘れた。そして、許されないことだと思いながらも、夫と比べてしまっていた。
夫とのセックスに、不満があるわけではない。でも、早見と経験し、比較するものが出来てしまった今、夫とのセックスだけで満たされるのだろうか? きっと無理なはずだ……。麻由香は、そんな自問自答を繰り返していた。
「麻由ちゃん、もう出ちゃうよ。口に出しちゃってもいいの?」
幸雄は、優しい口調で聞く。すると、麻由香は慌てて口から幸雄の淫棒を吐き出し、
『ダ、ダメ……。もう、欲しい……です……』
と、耳まで真っ赤にしながら幸雄に告げた。
浩介は、麻由香の口からその言葉が出たのを聞き、射精寸前だった。妻が、他の男のモノを求めてねだる……。最悪な状況のはずが、最高の快感をもたらす不思議に、浩介はめまいがしそうだった。
「じゃあ、自分でまたがってごらん」
幸雄は、意地悪な口調でそう言った。幸雄としては、万が一浩介に見つかってしまったときのことを考え、麻由香が自ら挿入したという形を取りたかったのかもしれない。
『自分で? どうすれば良いですか?』
麻由香は受け身のセックスしかしたことがないので、自分から上になるという事がイメージ出来ていなかった。まして、椅子に座る幸雄に対して、どうして良いのかまったくわかっていなかった。
「上になったりしたことないの?」
幸雄は、驚いた口調で聞く。30代半ばの人妻が、騎乗位をしたことがないなんてあるのだろうか? いくら何でも、ウブすぎやしないか? そんな疑問が浮かぶ。でも、麻由香ならあり得るなと、思い直す幸雄がいた。
それにしても、本当にイヤらしい格好をしていると思う。一見清純な白のブラウスは、生地が薄めなこともあってか、麻由香の二つの蕾がクッキリと浮き出ている。そして、よく目をこらすと、その乳輪の姿もうっすらと確認することが出来る。
ミニスカートと言ってもいい丈のスカートからは、健康的で適度な肉感がある太ももが、伸びやかに突き出ている。本当に、美しい足駄と思う。ただ細いだけではなく、肉感的で生々しい太ももは、それを見た男性に性的な興奮を呼ぶだろう。
『そんなはしたないこと、したことないです!』
麻由香は、頬を赤くしながら強い口調で言う。ウブな麻由香にとっては、女性が上になって腰を振るなど、はしたなく下品なものと考えているようだ。
「じゃあ、酔いつぶれた旦那の前で、旦那にもしたことがない事をするんだね」
幸雄は、わざと煽るような言い方をした。しかし、麻由香はその言葉に強く反応してしまった。
(浩介さんともしたことがないことを……幸雄さんと……。あなた、良いんですか? 私……。私、ダメになるかも……。本当に、止めないんですか?)
麻由香は、寝たふりをしている浩介に、心の中で問いかけてみた。しかし、浩介は返事をすることも、止めることもしない。それどころか、麻由香が自ら幸雄のそれを膣内に招き入れる姿を想像して興奮し、呼吸が荒くなってしまうのを必死で押し殺していた。
麻由香は、見つめる視線の先の浩介が身動き一つしないことを確認すると、幸雄に視線を戻して彼にまたがり始めた。片足を大きくあげて彼にまたがろうとすると、スカートがまくれ上がり、ショーツを履いていない麻由香の秘部が丸見えになってしまう。
幸雄は、チラッと見えた麻由香の秘部が、ビックリするくらいに濡れて光っているのを確認した。麻由香は幸雄にまたがる形になると、いきり立った淫棒に秘部を押し当てていく。彼の太すぎる淫棒が麻由香の陰唇に触れると、かすかにクチュッと水音がした。そして、麻由香はそのまま腰を降ろしていく。だが、幸雄の淫棒は最大限に勃起して反り返っているので、麻由香の秘部を滑るように逃げてしまう。
そして、幸雄の淫棒が滑りながら麻由香のクリトリスを刺激すると、
『ゥうっ! ン、ふぅ……』
と、麻由香は色っぽいうめき声をあげてしまう。昨日の夜から、ずっと想像していた幸雄とのセックス……。麻由香は、発情した牝のようになっていた。
麻由香は一旦腰を上に上げ、もう一度幸雄のペニスを迎え入れようとする。しかし、10代の若者のように反り返るほど勃起した幸雄のペニスは、同じように滑って逃げてしまう。麻由香は、幸雄の柔らかくて固い亀頭がクリトリスに触れる度に、ゾクゾクするような快感を感じていた。そして、麻由香は何とかしてそれを入れようと、腰を必死で押しつけていく。
(ダメ、上手く入らない……。あぁ、欲しい……。欲しい!)
麻由香は、焦れて叫び出したい気持ちだった。
「手を添えたら良いんじゃないの?」
幸雄は、麻由香の必死の努力を見て、薄い笑いを浮かべたままそう言う。麻由香は幸雄にそんなアドバイスをもらい、どうしてそんな事に気がつかなかったのかと恥ずかしくなった。そんな単純なことにも気がつかないくらいに、麻由香は必死だったということだ。
そして麻由香は、幸雄の反り返った淫棒を手で掴んだ。そして、そのまま自らの蜜があふれ出す淫泉にあてがった。そのまま腰を降ろそうとした瞬間、麻由香はふと浩介の方を見た。すると、浩介は大胆にも少し顔を上げてしっかりと目を見開いて麻由香を見つめていた。
確かに幸雄は椅子の向きを変え、浩介に背を向けるような格好にはなっている。それでも、幸雄が急に振り返ったら見つかってしまうような危うい状況だ。浩介はそんなリスクを冒しても、見たいという気持ちを抑えられなかったようだ。
そして、麻由香は浩介と目があった瞬間、心臓が止まるかと思うほど驚いた。でも、すぐに唇の片端をあげるように微笑むと、そのまま舌で上唇をグルッと舐めた。恐ろしく妖艶で、挑発的な行動だった。
浩介はそんな麻由香の仕草を見て、立ちくらみを感じるくらいに興奮していた。
そして、麻由香は浩介の視線を受け止めながら、ゆっくりと腰を降ろしていく。何も隔てるものがない、生の淫棒が麻由香の濡れすぎなほど濡れた淫泉をかき分けて押し入ってくる。麻由香は、生理の周期から考えてまず安全な日だとわかっているが、確証があるわけではない。それなのに、昨日は早見に膣奥に直接注ぎ込まれ、また今も幸雄のいきり立った雄そのものを受け入れようとしている。
妊娠してしまうかもしれない……。麻由香は、そんな意識も持ってはいた。しかし、それがわかっていながらも、自分を止められないほど麻由香は色に狂っていた。夫以外の男性に、膣奥深く注ぎ込まれる……。少し前の麻由香ならば、そんな事は想像しただけでも気分が悪くなったはずだ。
それが今、夫の泣きそうにも見える視線を受け止めながら、ゆっくりと腰を降ろしている。幸雄の亀頭が膣口を越えた瞬間、
『ううっふぅ……アァンッ?』
と、麻由香の口から甘い声が漏れた。麻由香は、膣口を押し広げられる感覚に、腰が砕けそうになっていた。
(太い……あぁ、これ、本当に凄い……)
麻由香は夫の目を見つめながら、顔を信じられないほどにとろけさせていた。
浩介は、麻由香の視線から逃げることも出来ず、射すくめられたように麻由香の目を見つめ続ける。とうとう麻由香が、目の前で他の男と繋がろうとしている……。浩介はそれを止めるどころか、もっとよく見たいとさえ思っていた。
そして麻由香は、もう限界だった。今にも幸雄のカリ首がGスポットに到達しそうになり、麻由香はそれがもたらすであろう快感を想像し、腰が抜けたようになってしまった。
麻由香は、脱力したように腰を落とす。すると、幸雄のカリ首が、ゴリゴリッとGスポットを削りながら奥深くに突き刺さっていく。
『ぅぅうあぁっ!! うっくぅっ! あああぁぁぁっ!!』
麻由香は、一気に立ち上がった強い快感に、叫ぶようにオルガズムを感じていた。
トン……。そんな感じで、幸雄の淫棒が麻由香の膣奥に突き当たる。麻由香は、それだけでイッていた。夫とのセックスでは、どれだけ浩介が頑張ってもイクことは出来ないのに、あっさりと一突きでイッてしまった麻由香。
麻由香は、昨日の早見とのセックスでも、子宮口を刺激されると狂ったようにオルガズムを感じていた。出産を経験していない女性は、子宮口を刺激されると痛みを感じるという。しかし、経産婦の麻由香は、子宮口に最大の性感帯があるようだ。
麻由香は必死で幸雄にしがみつく。椅子の上で対面座位で繋がる麻由香。そして、浩介は震えながらそれを見ていた。浩介は麻由香がイったことに気が付いていた。そしてその様子を見て、麻由香は自分とのセックスではイッていなかったことに気がついた。
それくらい、麻由香の反応は激しいものがあった。
「あれ? 麻由ちゃんイッちゃったでしょ?」
幸雄は、笑いながら少しからかうように言う。
『ぅ、うん、イッちゃったぁ……。幸雄さんの、奥に当ってるよぉ』
麻由香は、震える声で言う。快感が大きすぎて、少し怯えているようにも見える。麻由香は幸雄と繋がった今も、浩介から目を離さずにいる。
(あなた、私、戻れなくなる……いいの?)
麻由香は、とろけた声で幸雄にはしたない言葉を吐きながらも、心の中では夫の浩介にそんな事を問いかけていた。でも、幸雄がいきなり腰を突き上げた瞬間、そんな思いは霧散した。
続きは