典子は、イヤらしいスケスケのキャミソール姿のまま、男性の上にまたがっている。ショーツも脱がずに、ずらしただけの状態だ。
『ごめんなさい。本番はダメでしたか?』
典子は、うわずった声で言う。
「い、いや、それって、客が言うセリフじゃないの?」
男性客は、戸惑ったような感じで言う。それにしても、逞しい身体をしていると思う。大胸筋もクッキリと段差が出来るほど発達しているし、腕も三頭筋が蹄鉄のように盛り上がっている。
『そうなんですか? 私、勝手に入れちゃったから、イヤだったかなって……。勝手な事してすみません』
典子は、本気で謝っている感じだ。
続きを読む