地方出身で就職の為、1年程前から大阪で一人暮らしをしています。
ただ高い家賃は払えないので大阪でも田舎寄りのK市に住んでいます。
周りを林に囲まれたボロボロの貸し家なのですが、道を挟んだ向いには大きな一軒家が建っていて、そこに住んでいる夫婦の奥さんがとても可愛らしい人でした。
彼女は絵理奈さんという名前で今年30歳になるのですが、えくぼが可愛くて見た感じは20代前半に見えます。
小柄な割に胸も大きくて、僕は毎晩、彼女をオカズにしていました。
しかし、1週間前のある出来事から彼女の姿を見ることがなくなりました。
1週間前の朝でした。
僕の仕事は接客業で、その日は平日休みだった為、100メートルほど離れたゴミ捨て場にゴミを出しに行きました。
ゴミを出しに行く途中、旦那さんをバス停まで送り届けた帰りの彼女とすれ違いました。
真冬の朝なのにダウンジャケットと膝丈のデニムのスカートで生足にスニーカーを履く彼女は、すれ違う時に甘酸っぱい香りがして、とてもセクシーでした。
しかし普段と違うのは、彼女の背後から、見ただけで普通ではない、身長は180センチくらいで体付きのガッシリとした(顔は詳しく説明できないが・・・)、とにかく普通ではない雰囲気の怪しい男が彼女の後ろ姿を舐めるように見ながら尾行していたのです。
(あの男・・・もしかして、絵理奈さんを尾行してるのか?そんなわけないよな・・・)
ゴミを出し終え、自分の部屋に戻ろうとしてました。
絵理奈さんの家の前を通り過ぎようとした時でした。
彼女の家からガタン!と物音がしたのです。
・・・それは何かが倒れたような音でした。
僕は玄関で何か落ちたのかな・・・と思ったけど、続けざまに女性の悲鳴が聞こえたような気がしました。
普段なら気にしないのですが、先程、不審な男とすれ違った矢先なので僕は彼女が心配になり、勝手に門を開けて彼女の家の敷地に入ってみました。
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