大学時代の苦しくもあり、気持ちいい思い出だ。
2年の時、同じサークルで同じ学年の朱美と付き合った。
付き合うようになったきっかけは、俺からの告り。
その時、朱美は「気になる人がいるから」と、1回は付き合うことを断ってきたのだが、俺の強引な押しに渋々ながらもOKの返事をしてくれたという、なんともしっくりこない付き合い始めだった。
そんなわけで、付き合っていると言っても、まだ街中をデートしたりぐらいで、エッチどころかキスもまだしてなかった。
1ヶ月ほど経った頃だった。
昼休みに学園祭の準備をみんなでした後、次の講義の部屋に向かう途中、ペンケースを忘れたことに気付いてサークル部屋に戻ると、まだ鍵が閉まってなかった。
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