田舎のお寺に嫁いで10年、主人は兼業で教員をしています。
気ままな義母は、温泉や仲のいいお友達とのお食事、習い事などで結構忙しい日々を送っています。
家を留守にするわけにもいかず、どうしても私は家にいることが多くなります。
昨年の夏前、自宅を改装することになりました。
数人ですれば1週間ほどで終わるような工事でしたが、そこは田舎、1人の職人さんが3週間ほどかけて仕上げるということでした。
私が職人さんのお世話をします。
義母が留守がちなので、暇な私には、いい話し相手でした。
職人さんは主人より少し年上の40代半ばのざっくばらんな方でした。
仕事のお邪魔にならないように、お茶を運んだりしたときにお話しします。
ある時、色んな工具があるんだと思い、職人さんに断って見てました。
職人さんは色々と説明してくれて、ピストルみたいな形をした釘を打つ機械で、釘を打たせてもらったりしていました。
続きを読む