修行場と呼ばれる建物に連れていかれ、教団の代表である“巫女”に紹介された。
組織の代表と言うが、多分十七、八の、若くて綺麗な女の子だった。
白い着物に赤の袴と、いかにも巫女という服装をしていたのに、胸が大きいのが着物の上からはっきりわかって、そのアンバランスさが、エロかった。
初めてということで、俺は別室で“巫女”の説明を受けることになった。
修行場からちょっと離れた和室に、“巫女”と差し向かいで座り、教団の理念だとか目的だとか修行法だとかを聞かされた。
美少女が、真剣な様子で、俺ひとりに話し掛けてくれるというのは、なかなかいい気分だった。
その内容をかい摘んで言うと、活動内容は主に、座禅。
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