高校の頃から女装しているので、女装歴はかれこれ6年になる。そろそろ就活なので、どこかで区切りをつけようと思っていた。
僕の女装は可愛いと評判だ。女装コンテストでも何度も優勝しているし、女装イベントにも引っ張りだこのアイドルだ。
こんな僕だけど恋愛対象は女の子だ。女装は単なる趣味、コスプレに過ぎない。世間では女装してると、ホモだと思われるがそれは違う。
女装して男を求めるのはオカマだ。ケツを掘られて喜ぶ変態のクズだと思ってる。オカマが集まる成人映画館に入ったことがあるが、まるっきり男な奴とか、皺くちゃのババアばかりだった。
そんな汚女装オカマでも女に相手にされない連中の、性のはけ口にはなるようで、館内の各所で小汚い男たちが、汚いオカマに群がって、しごいたり、しゃぶったりしていた。
僕は映画館を飛び出して吐いた。
僕の女装ライフはそんな地獄絵図の対極にある。女の子にしか見えない完璧なメイク、センスの良い服、しぐさや歩き方にもこだわっているのだ。
その姿でお茶をしていると、必ず一人や二人は声をかけてくる。先日もIT企業の社長に食事に誘われた。すごく気にいってくれて、一緒に食事をするだけで、結構な金額のバイト料をくれた。また、連れて行かれたクラブで、医者や弁護士、官僚などのリッチなお友達にも紹介された。
超高級クラブでリッチな紳士たちに囲まれながら、僕はモテモテだった。セミロングの髪、黒いタートルネック、グレーのミニスカート、黒タイツにパンプスという僕を囲み、可愛いね、女の子にしか見えないよ、彼女にしたいと賛辞をくれた。月30万くれるなら愛人になりますよ、などと調子に乗った僕は場を湧かせたが、高そうな酒を振舞われ、すっかり酔ってしまった。
異様な臭いの中、僕は目を覚ました。酔って眠っていたらしい。帰らなきゃと身を起こすと、さっきまでいたクラブでは無い。ここはどこだ?薄暗い照明を通しても、周囲が汚いのがわかる。そして耐えられない悪臭。以前、来た事のある成人映画館だと気づいた頃は、周りに小汚い男たちが群がっていた。
汚れた男たちは僕に迫ってきた。汗と汚物の臭い。逃げ出そうとしたが、男に足を掴まれソファに押し倒された。悲鳴を上げる僕の口に、汚い靴下が押し込まれた。吐きそうな臭い。男たちは目をギラギラさせながら、無言で僕のカラダを弄っている。
男たちはスカートの中に手を入れ、タイツ越しに僕のチンポを触りはじめた。意に反して勃起してしまう僕。男たちはニヤニヤしている。何人かは僕を見ながらオナニーを始めた。臭いチンポを僕の顔に近づけ、咥えさせようとする輩もいる。アタマがおかしくなりそうだった。悪夢なら覚めてくれと願った。
タイツとパンティーをずらされた僕のチンポを慰みものにする男たち。しごかれ、しゃぶられドロドロになるチンポ。嫌悪感を通り越して怒りすら覚えたが、僕の勃起は止まらなかった。靴下が取り除かれ、汚いチンポが口に押し込まれた。僕の頭を押さえつけて腰を振る男はすぐに射精した。口の中に溢れる精液を吐き出す間もなく、次のチンポが口の中に。そうやって10人ほどの強制フェラをさせられた頃、僕の思考は停止していた。
男たちは僕を全裸にすると、客席に連れ込んだ。中ではさらに多くの男たちが僕を待ち構えていた。壁に手をついて立たされ、アナルを弄られた。手に唾を垂らし僕のアナルに指を入れる男たち。間違い無く性病に感染しそうだ。僕のカラダを舐め回す連中もいる。
ズブリとアナルにチンポが入ってきた。物凄い異物感に耐えていると、ここでも男たちは腰を振り、射精したら次のチンポに犯された。アナルの中に溢れる男たちの精液が、太ももを伝って床に垂れる。
アナルを犯されている間も、僕の両手は他のチンポを扱かされた。カラダ中が男たちの精液、唾液や、なんだか分からない体液で汚れていく。悪臭に麻痺した頃、僕は感じ始めた。アナルが気持ちいい。初めてドライオーガズムを経験した。男たちのチンポで何度もいかされ、僕は女のように呻いた。
ふたたびソファに戻され、脚を開いてチンポを受け入れる僕。臭い息の男たちが次々にのしかかってくるが、もはや臭いは気にならない。入れられながら僕はチンポをしゃぶられ、何度も射精した。男の快感と女の快感を一度に体験した僕の中で何かが弾けた。
顔中に精液をかけられ、ドロドロにされた僕の綺麗な顔は、見るも無残な汚いオカマになり下がっていた。でもそんな事はどうでもよかった。僕は薄汚い映画館で、底辺の男たちの性のはけ口として、犯され続けた。