先月末の日曜日、友達にお呼ばれしてバーベキューに行ってきました。
「女の子も呼んであるよ!」と言うので楽しみにしてたんです。
なのに土曜日が仕事になり、ほぼ徹夜状態で日曜の朝を迎えました。
半分脳ミソが停止した状態で友達が呼びに来て、そのまま女の子達との待ち合わせ場所へ。
車2台に分乗して5:5のバーベキュー合コンです。
駅には少しラフな格好をしている女の子が4人。
遠目から見ると、(イイ仕事しちゃったんじゃねぇ~?)という感じ。
でも近付いてみると・・・。
2人はちょっと残念。
2人は普通にイイ感じ。
1人は最高にイイ感じ。
俺が乗っていた車には主催者の女の子1人が乗り込み、他には残念な子が乗ってきました。
どうせ疲れてて喋れないので、もう可愛くなくてもイイと思ってたんです。
もう1台の車はヤケにノリノリでしたけどね。
そんな状態で山へ向かい、1時間かけてバーベキュー場所へ行きました。
何度も寝りそうになりながら睡魔と闘い、やっと到着してほっと一息。
バーベキューが始まってみるとみんな楽しそうに過ごしています。
だけど俺はだんだんテンションが下がっていって、椅子に座ったままボーッとしてたんです。
酒も入りますから睡魔も絶好調。
そんな時ふと、最高に可愛い女の子に目が止まりました。
その子も静かに椅子に座り、一応話は聞いてはいるものの積極的には参加してないんです。
(あぁ~あんな可愛いから愛想もないのか・・・)
そう思って見ていました。
そんな俺の姿を見た主催者の女の子が隣に来て、心配しながら喋り掛けてきました。
車の中で寝てない事とか言っておいたので。
気を遣ってくれてありがとねぇ~と笑顔で会話してたんです。
俺「あの子もつまんなそうだね」
主催者「ん?あぁ、ミホね~、あの子いつもそうなの。怒ってるわけじゃないんだけど」
俺「好みの男がいなくて暇しちゃうタイプ?」
主催者「それはないと思うよ。あんまり合コンとかにも来ない子だし」
俺「ノリが悪いって事だね」
主催者「そそ、元気のない2人で仲良くしてたら?」
俺「うぅ~ん・・・その元気もないかも」
気を遣ってくれたので少しは元気になってきました。
ここは一気に炸裂しなきゃだな!とみんなの輪に加わり、一気にハイテンションになって飲みました。
でも時すでに遅し。
普通に可愛い2人は男がガッチリ囲ってる状態だし、残ってるのは研ナオコ似の子ぐらい。
しょ~がねぇ~なぁ~と1番可愛い子の隣に座りました。
みんなが立って喋ってるのに、1人だけずっと椅子に座ってたんです。
俺「どした?お腹でも痛い?」
ミホ「ううん、大丈夫」
会話続かねぇ~・・・と半笑いな俺。
別に喧嘩売ってるような口調ではないんです。
嫌味もないし、どちらかと言えば可愛らしい口調。
でも会話を続かせる気がないのか、喋り掛けてもすぐに終わっちゃうんです。
だから隣に座ってても無言で過ごす時間が長くありました。
まぁ~別にイイかぁ~と喋りもせず飲んでいると、やっぱり催してきました。
トイレはちょっと歩いた小山の中腹にあるんで、ダルいから何度も行きたくない場所。
我慢してるのもなんだと思い、「ちょっとトイレ行ってくるわぁ~」と立ち上がったんです。
そしたらミホも、「アタシも行く」と立ち上がりました。
その場が、『おぉ~初めての意思表示!』みたいな空気になりましたw
「襲うなよぉ~」とかみんな言ってましたが、そんな雰囲気ではありません。
みんな分かってて言ったんでしょうけどね。
トイレに向かう道もほぼ無言です。
「やっぱり遠いねぇ~」とか、「転ばないようにね~」とかぐらいなもん。
砂と石がゴロゴロある道なので、俺が先に歩いていました。
土で作った階段を登っていると、「キャッ!」という声と共に背中を突き飛ばすような衝撃。
思わず前につんのめった俺は、慌てて地面に手をつきました。
その俺の背中にはミホが抱き付くような感じになっていて、完全に体重を乗せてる。
慌てて、「ごめんなさいっ!」と離れましたが、どうやら躓いて転んだらしい。
俺「俺は平気だけど大丈夫?」
ミホ「うん、ゴメンね」
俺「突き飛ばされたかと思ってビックリしたよ」
ミホ「ゴメン・・・躓いちゃって・・・」
ヤケに照れて俯いてる顔を見て、(やっぱり可愛いなぁ~)と再確認しました。
「また躓いたら俺を突き飛ばしなよ?」と笑いながら喋り、トイレに到着しました。
先に出た俺はミホを待っていて、帰りも一緒に帰りました。
戻ってみると、「変な事されなかった?」とかアレコレ言われましたが、本当になぁ~んにもないので全員、『ふぅ~ん・・・』て感じ。
躓いた事で一気に距離が縮まったのか、それ以降は何かとミホと喋ったりしていました。
そんな状況を周りが見ていて、帰りはミホと同じ車。
主催者2人との4人で車に乗り、後ろでミホと軽く喋りながら帰りました。
でも案の定・・・猛烈な睡魔が襲ってきたんです。
気が付いたら寝ちゃってて、目が覚めた時は車に1人でした。
サービスエリアでみんな外に出てたらしく、俺だけ置いて行かれたんです。
参ったなぁ~と外に出て煙草を吸っていると、ミホが1人だけ戻ってきました。
「みんな何か食べたりしてるよ」と言いながら、俺にお茶を持ってきてくれました。
(へぇ~こんな一面もあるのかぁ~)と思いました。
どちらかというとサバサバした男っぽい性格みたいで、見た目とはかなりのギャップのある子です。
愛想笑いとか男に媚びるような行動はしないけど、周りをいつも見てて世話を焼くタイプみたい。
みんながいないのをイイ事に、立ち話をしながらメアドをそこで交換しました。
俺「メアド聞いてもイイ?」
ミホ「うん、イイよ」
俺「あんまりメールとかしない?」
ミホ「普通にすると思うけど・・・1分で返信するとかはないかな」
俺「俺もそんなに早くないからちょうどイイや」
女の子達が帰ってから、男5人で反省会をやりました。
ミホについては、「あれは扱える物件じゃ~ねぇ~な」と全員一致。
俺は、「そうでもないよ」と言っておきましたが、良くない印象が強かった方が好都合。
可愛い子2人に関してはちゃんとメアドも交換済みらしい。
居酒屋でそんな座談会をしていると、ミホから、『今日はありがとう』のお礼メールが入りました。
それを全員に伝えると、他の女からはお礼が来てないと不貞腐れてます。
結局次の日にお礼は来たらしいけど、ミホが1番早かったという事でした。
そんなミホと毎日のようにメールをしていました。
メールも結構素っ気ない内容が多く、それでも絵文字を使ってくるので怒ってはないと辛うじて分かる程度。
仕事が落ち着いた1週間後に、『メシでも行かない?』と誘うと、『イイよ!』と普通に返ってきました。
体調を整えて当日、個人でやってる小さな居酒屋に連れて行きました。
そこには日本全国から集めた焼酎が沢山あって、しかも値段もかなり安いんです。
一応常連なので奥のボックス席のようなとこに案内されました。
ツマミも美味かったらしく、ミホはバーベキューの時よりハイペースで飲みまくり。
俺「そんなに飲んで大丈夫?」
ミホ「うぅ~ん・・・たぶん平気!」
俺「なんかキャラ変わってるよ?」
ミホ「そっかなぁ~・・・大人数が苦手だからかな?」
俺「ふぅ~ん・・・」
そうなんです。
彼女、普通に人見知りらしく、初対面だと喋れないんだそう。
もう俺には馴れ始めてるから、「普通に目を見て喋れる」と笑っていました。
(これは久し振りに見つけたダイヤじゃん!)と痺れました。
「恥ずかしいから嫌」と言っていたカラオケに行くと、途中からは普通に歌いまくり。
酔いも回っているのか、まるで別人のようでした。
動き回るから当然酔いも回るってなもんで、2時間後にはグッタリしてしまいました。
「大丈夫?タクシーに乗る?」と外に出て聞いてみましたが、「揺られたくない」と言う。
漫喫に行ってもイイけど、吐かれたら最悪だし・・・。
またカラオケに戻ろうかどうしようか考えました。
花壇にグッタリしたまま座っているミホを見て、(これはチャンスだ!)と自分に言い聞かせました。
肩を貸すようにして駅の近くへ行き、ラブホテルが立ち並ぶ地域へと向かいました。
「吐きそうだ」とか、「揺らさないで」とか言うので、近くのホテルに入りました。
意識はあるのでラブホだとは分かっていたと思います。
それ以上に、横になりたいとか楽になりたいって思ってたんでしょうね。
文句も不平も言わず、ミホは積極的に部屋へ向かって行きました。
部屋に入ってすぐに向かったのはもちろんトイレ。
30分以上出てこないので様子を見に行くと、普通に床で寝ていました。
仕方ないのでお姫様だっこをする感じでベッドに運びました。
カーディガンを脱がせTシャツ姿にして寝かせました。
下は膝下までのパンツを穿いていたので、それを脱がせるのは一苦労だと思ったんです。
ここまで泥酔してる女を襲うほど落ちぶれてもいないので、勝手にシャワーを浴びて浴衣を着て寝ました。
気を遣って間に距離を空け、そのまま爆睡してました。
腕が痛くて目が覚めると、俺の方にミホが近寄ってきてて、しかも左腕にしがみ付く様にして寝ています。
腕が痺れるし痛くて眠れないので、腕を外して上げたまま寝ました。
そしたら今度はその腕を枕にして寝ているんです。
しかも俺に抱き付く感じで。
道理で酒臭いわけだ・・・と思いましたが、痺れない位置に腕をズラして腕枕したまま寝ました。
朝になってもまだ俺に抱き付いたままのミホ。
もう起きなきゃだなぁ~とウツラウツラしてました。
そしたら、「うぅぅ・・・んっ・・・」とミホが動き出し、ムクッと起き上りました。
隣で俺が寝ているのを見てビックリしたんでしょうね。
半分夢の中でしたが、ミホが慌てている感じが伝わってきました。
でも洋服を見てみたら分かる通り、俺は浴衣だけどミホは全く脱いでいません。
それを確認したのか、立ち上がってゴクゴクとお茶を飲む音が聞こえてきました。
あぁ~俺もそろそろ起きようかな・・・そう思っていたんです。
だけどミホがまたベッドに戻ってきたかと思ったら、なんとまた同じように腕を枕にして抱き付いてきました。
(えっ?マジで?)と一気に目が覚めました。
(再度戻ってきたって事は、ミホ自身がそうしたかったって意味だろ・・・って事は、俺とそんな関係になりたいのか?マジでか?)
そう考えだしたら心臓がバクバクでした。
そんな緊張を知る由もないミホは、普通に抱き付いたまま静かにしていました。
(いつ起きよう・・でもこのままでいたいし・・・どうしよう・・・)
しばらく脳内で悩みまくり。
こんな時に限って尿意が襲ってきちゃって、限界近くまで達してしまいました。
「うぅぅ~~ん・・・」とわざとらしく声を出しながら寝返りをして、ワンテンポおいてから起き上りました。
俺が声を出した瞬間、ミホはビックリしたように体を離していましたし。
ミホには目もくれず、そのままトイレに立ち上がり、用を足して出てきました。
ミホは相変わらず布団の中にいて、実は起きてるくせにジッとしています。
お茶を飲んで煙草を吸っていると、「おはよぉ・・・」とこちらを向いてきました。
今起きたという演技をしつつ、起きたミホとお茶を飲んでから10時近くにホテルを出ました。
近くのカフェで朝食を取り、その日はそのまま帰りました。
ミホは『迷惑かけちゃってゴメンなさい&ありがとう』というメールをすぐに送ってきました。
『全然。寝てたから大丈夫だよ~』と送ると、『懲りずにまた誘って下さい』と返ってきました。
だから今度は自信満々で次の土曜日に誘いました。
<続く>
入れた途端にイキまくるツンデレ美少女[前編]
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| 元記事サイト:萌えるエッチ体験談 〜非日常的なエッチな体験談をお届けします〜
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