当時は友達が少なく、男友達も彼一人でした。
なにかと一緒だったのですが、学年が上がるにつれ、お互い会わなくなりました。
ある夜、両親が仕事でいなくなり私は家で一人でした。
『ピンポーン』とインターホンが鳴り、ドアを開けるとKがいました。
「どうしたの?」
「親がいないから、泊めて欲しい」
私も一週間親がいないので、とりあえず一週間泊める事にしました。
私がお風呂から上がりKも入った後、Kはポツリと言いました。
「なぁ…お前って、好きな人いるの?」
「え?いないけど…」
するとKは嬉しそうに、
「じゃあ、付き合ってくれよ」
と言いました。
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