僕は中学二年でした。
それは建築技術者であるパパが、災害復旧のためにしばらく派遣先に滞在していた時でした。
夜ふけに勉強していた僕は、おトイレに行こうと家の一階に降りました。
すると、かすかに煙草の臭いがするのです。
うちには煙草を吸う人はいません。臭いを追ってみると、応接間から臭ってくるようでした。
(こんな夜中にお客さんだろうか……)
僕はそっと、ドアのすき間から中をのぞいてみました。
応接間には、小さな灯りが灯っていて、ソファーに、ママが座ってるのが見えました。
パンティー一枚のハダカでした。
「省エネだから、一緒にお風呂入っちゃおうよ。」
そう言って、今も時々僕と一緒にお風呂に入るママです。
キレイなハダカを見慣れています。
でも、そのかすかな灯りに照らされたママのハダカは、すごくいやらしく見えました。
ママが煙草を吸っているのです。
ママが煙草を吸うのを見たのは初めてでした。
まだ女子高生みたいなママが、明るくていつも笑顔で優しいママが、臭い煙草のけむりを可愛い唇から吹き出す姿は、すごくショックでした。
ママの唇から出たけむりは、灯りに白く浮かんで、ママのハダカをいっそういやらしくボカしました。
ママは煙草をテーブルの上の灰皿に押しつけると、新しい煙草に火をつけました。
そして、ソファーのかたわらに置かれた細長い筒を取り上げました。
それは電気マッサージ機でした。
ママはパンティーの中にそれを差し入れると、スイッチを入れました。
ブ─────ン
小さな音が、僕の耳にも聞こえてきます。
ママは煙草をくわえたまま、目を閉じてソファーに深くもたれ、首を反らしました。
時々、煙草のけむりが唇からモワーッと立ち上ぼります。
ママ、寂しいんだ。
パパがずっと帰って来なくて寂しいんだ。
その寂しさを、煙草とマッサージ機で慰めてるんだ……。
そう思いながら応接間をのぞいている僕は、自分のチンチンをつまみ出してしごいていました。
ママが片手で煙草を唇から放し、けむりをゆっくり出しました。
「こっちへ いらっしゃい。」
ママが言いました。
「そこで見てるんでしょ、わかってるのよ。」
僕は固くいきり立ったチンチンをつまんだまま、ママのいるソファーに近づきました。
まだマッサージ機をパンティーに入れて、煙草をくわえたママは、僕を見て微笑みました。
けむりに包まれたママの笑顔は、逆に怖く見えました。
ママはマッサージ機をパンティーから出しました。
そして僕のチンチンに当てました。
僕はマッサージ機の振動と、そこにまだリアルにしがみついている ママのぬくもりと「湿り気」をチンチンに感じたその瞬間、
ハダカのママに、白い液をいっぱいほとばしらせてしまいました。