天然ぶりっ子の嫁がガッツリ浮気してた

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天然ぶりっ子の嫁がガッツリ浮気してた
嫁が家にいない時に宅急便が来た。

ハンコはどこだと探していると、とんでもないものを見つけてしまった。

サイドボードの中の、細々としたものを入れるボックスの裏側に、隠すように置いてあった巾着袋。

何の気なしに中を見てみると、黒光りするペニスバンド。

嫁の志織は24歳で、まだ結婚して2年も経っていない。

嫁は今妊娠中だが、妊娠前はセックスは週に1~2回はしていた。

そして今、安定期に入って、そろそろまたセックスをしようと思っていたところだ。

(欲求不満だったのだろうか?)

でも普通のバイブじゃなくて、腰にベルトで装着するタイプの大人のオモチャだ。

(しかし何でペニパンなんだ?相手がいる?浮気?だが、浮気ならペニスバンドなんて必要ないはずだ・・・)

もっと情報を得ようとペニスバンドをマジマジと見ると、ベルトの調整部分のくたびれ感が凄い。

使い込んでいるということは、どういうことなのだろう?

巾着袋の中には、ワセリンも入っていた。

(何に使うものなのだろう?)

意味がわからない。

そもそも、このサイドボードは俺が触ることはほとんどない。

本当にたまたまサイドボードを開けてみた。

そして、ボックスが不自然に斜めだったので奥に何かあることに気がついた。

本当に見つけたのは偶然だった。

しかし、今のこの焦りと不安はなんだろう?

何か、今までの生活が一変してしまうのでは?

全てが無になるのでは?

吐き気すらする。

嫁とは大学時代のバイトで知り合った。

志織は、とにかくおっとりとした感じの性格で、見た目はお嬢様といった風貌だった。

ルックスは小倉優子に似ていると言われたことが何度かある。

馴れ初めは、元々バイトでは結構仲良く話したりする仲だったが、嫁の方から告白みたいな事をしてくれた。

バイトの休憩室で一緒になった時にいきなり、「ヒロ君もうすぐ誕生日でしょ?500円以内で何か欲しいものある?」と、ニヤけながら言ってきた志織。

いつものふざけた感じだったけど、俺の誕生日を知っていたことに驚いた。

「えっ!?よく知ってたな!なんか嬉しいよwでも、気持ちだけで十分だよw」

俺も照れながら、いつもの感じで軽いノリで言った。

すると志織は小さな小さな声で、「気持ちなんて、もう全部あげちゃってるのになぁ」と言った。

俺は、そのまま本当にフリーズしたように動けなくなった。

志織は、固まる俺を置き去りにして、逃げるようにホールに出て行った。

こんな感じで始まった二人の付き合いだった。

付き合ってる時も、デートの時に水筒を持ってきたり、手作りのおにぎりを持ってくるような感じで、しかも水筒の中の麦茶は凍らせていたりしてた。

おにぎりも、裸の大将が食べるのかよ?と思うくらいの馬鹿デカさだったりで、家庭的というか、素朴なところが好きだった。

結婚してからも、俺が床に体操座りみたいな格好で座ってテレビを見てると、その三角になった脚の間を無理矢理くぐり抜けて行き、「あーっ!もうっ!狭いなぁもっと痩せなきゃなぁ」等とブツブツ言う。

ブツブツ言いながらも、通るたびに通り抜けていく。

いちいち俺をキュンとさせる嫁だ。

なので浮気の心配など一度もしたことがなかった。

それが根本から揺らいでいる。

すると、玄関でカギを開ける音がする。

慌てて巾着袋を戻して、玄関に嫁を出迎えに行く。

もう妊婦だなぁと認識出来るくらいお腹が膨らんだ嫁。

妙に可愛らしい。

「ただいまぁ~wねぇねぇ、ガリガリ君買ってきたよ!クリームシチュー味だって!!」

目をキラキラさせながらガリガリ君を渡してくる嫁。

とても浮気しているとは思えない。

と言うか、していないに決まっている。

アレはオナニー用だ。

俺も嫁に内緒でテンガを使うこともある。

オナニーはセックスとはまったく別物で、セックスが充実していてもやりたくなるものだ。

そう思うことにした。

そして、クリームシチュー味を二人で食べて、意外に美味しいと盛り上がり、楽しく過ごした。

明日は日曜なので、「どうする?」と嫁に聞かれた。

「あぁ、朝イチで電気屋さん行くよ。掃除機が30台限定でメチャ安いんだ。家の、ハンドルのとこ割れてるでしょ?」

「え?駄目じゃない?30代限定でしょ?あぁ、別に身分証明とかは必要ないのかな?」

一瞬、何を言ってるのか判らなかったが、“30台”と“30代”の勘違いと気がついて爆笑した。

「なんで年齢制限があるんだよw」と突っ込む俺に、顔を真っ赤にしながら、「あぁ、そっちか、も~~うっ!言わないでよぉっ!」と照れまくる嫁。

本当に、良い嫁をもらったと思えた。

そして食事をして、仲良く一緒に風呂に入り、一緒に手を繋いで寝た。

今は、なるべく負担にならないように、出来るだけ俺が家事をやっている。

料理は出来ないので、片付けとか掃除洗濯だが、イヤと思ったことは一度もない。

このまま幸せがずっと続くと思っていた。

だけど、なかなか寝付かれなかった。

妄想ばかりが膨らむ。

そんな俺の心など、当然知るよしもない嫁は、いつも通りギュッと手を繋いだまま可愛い寝息を立てていた。

そして、何も変わらないいつも通りの日々が続いた。

が、一度気になりだしてしまったら忘れる事は出来なかった。

色々と悩んだ末、嫁の携帯のメールを盗み見たりしたが、まったく怪しいところはなかった。

やっぱり気のせいかと思いながらも、モヤモヤした日々を送っていた。

ふと、高校の時に仲の良かったタケルという友人が、いわゆる探偵事務所に勤務していた事を思い出した。

不思議なもので、あれだけ高校の頃つるんでいたのに、違う大学に行った事で、ほとんど会わなくなっていた。

久しぶりに電話をしたら、聞き慣れた声が響いた。

一気に高校の頃に引き戻されたように、あの頃と変わらない感じで話をした。

長い時間があいても、一瞬で昔に戻れるのは良いものだと思いながら、ちょっと相談に乗って欲しいと言ってアポを取った。

タケルは、今は独立して探偵業をやっているそうだ。

なかなか大変だろうと思うが、たいしたものだと感心する。

コーヒー屋で待ち合わせて、「久しぶりっ!」「元気かよ~?w結婚したって?」と、久々に再会。

あの頃の話、共通の友人の近況、当時の担任の話、可愛かった同級生の話などで盛り上がり、すぐに相談するはずが1時間以上話し込んでいた。

「で、相談って?金ならないぞw」

タケルが笑いながら言う。

「あぁ、実は壺を買ってもらおうかと」

「そっちかw」

そんな風にふざけたが、心を落ち着けて相談を始めた。

ただ黙って話を聞くタケル。

俺が話し終わると、「本当に調べたいのか?」と、短く聞いた。

「あぁ・・調べたい」

迷ったが、そう答えた。

「わかった。お前の頼みだから、裁判とかで使える使えないは別として、全ての手段で情報収集するよ」

たぶん、合法、違法は問わずに調べてくれるという意味だと思う。

「よろしく頼む。費用は?どうすればいい?」

「慰謝料取れたら、実費だけもらうよ」

タケルがそう言う。

「い、慰謝料?やっぱ・・・、黒だと思うか?」

俺は戸惑いながら聞く。

「悪いけど、たぶんな」

「そっか」

さっきまでの思い出話のハイテンションが嘘のように、テンションが低くなった。

そして、また日常が始まり、3週間後にタケルから電話があった。

ただ、実を言うとタケルに頼んだ事を忘れていた。

それくらい嫁は、いつも通りで愛らしく、ペニスバンドを見つける前と何も変わらず幸せな毎日だったからだ。

その電話で、嫌な現実に引き戻された感じになる。

待ち合わせのコーヒー屋に着くと、タケルはもう来てコーヒーを飲んでいた。

緊張しながら挨拶をして、席に着く。

「これ、一通りあるから、後は弁護士と話しな。知り合いにいなければ弁護士紹介する」

言葉少なに、気持ち申し訳なさそうに言うタケル。

「それってやっぱり・・・」

「あぁ悪い・・・」

謝るタケル。

「いや、謝る事ないし、そっか、悪かったな」

「あぁ、じゃあ、今日はもう行くわ」

「あぁ、お疲れ様」

タケルは居た堪れない感じで席を立つ。

(このA4サイズの封筒の中に、俺の幸せを壊すものが入っている)

手が震えるのを抑えられない。

とりあえず、一人で確認出来る場所ということで、マンガ喫茶に入った。

個室ブースに入り、封筒から中身を取り出す。

BMWの助手席に乗って、ラブホテルから出てくる嫁。

見た事のないマンションに40がらみの男と腕を組んで入っていく嫁。

同じ男と、シティホテルのロビーで一緒にいる嫁。

そのホテルの部屋らしきところに二人で入る嫁。

涙が一気に溢れ出した。

自分でも驚くほど涙が流れる。

どう見ても、黒だ。

浮気していた。

そして報告書を読む。

40がらみの男は、都内で結構な規模の歯科医院を経営する43歳(既婚、子供2人、一軒家持ち)。

志織との密会用に賃貸マンションも契約している。

男の自宅の写真、男の妻、子供の写真。

絵に描いたような裕福な家庭だ。

幸せそのものに見える。

報告書には、もっと衝撃的な事実が書いてあった。

嫁と男が知り合ったのは、嫁が大学時代に密かにバイトしていたメイドリフレの店だったそうだ。

嫁は、俺が知る限りでは、本屋さんでバイトしていた。

文学少女みたいな感じだった。

風俗ではないとは言え、メイドリフレみたいな店でバイトしていたとは、夢にも思っていなかった。

ああいうお店は、女性とはちょっと縁が遠いアキバ系の男の子達を疑似恋愛みたいな手法でハメて搾り取る業種だと思っている。

ある意味で、キャバや風俗よりもタチが悪いと思っている。

あのおっとりとして、騙される事はあっても、騙す事は絶対にないと思っていた嫁が、そういうことをしていた。

気を持たせて、惚れさせて、通わせる。

嫁に出来るとは思えない。

しかし報告書を見ると、たった週2の出勤で、ぶっちぎりのナンバーワンだったそうだ。

急に、嫁の可愛らしい勘違いや、ドジッ子みたいな仕草が“全て計算なのか?”と、思えてくる。

(嘘だろ)

そう思ったが、メイドの格好をした嫁の写真まである。

隠し撮りされた感じの写真だが、顔は間違いなく嫁だ。

しかし、こんな古い物を、しかも個人的な盗撮写真みたいなものを、どうやって入手したのだろう?

報告書は続く。

嫁と男は昼間に会っているようだ。

そして嫁と男は、基本メールで連絡を取り合っている。

男も既婚ということで、電話は警戒しているようだ。

そして、メールもPCメールで、携帯のメールは使っていないそうだ。

そのあたりは、しっかりと気をつけているようだ。

そして、どういう経路で入手したのか、メールのコピーもある。

メールは、見た事を後悔するものばかりだった。

一言で言うと、ラブラブな恋人同士のメールだった。

『生まれ変わったら、一緒になろうね』

『おじいちゃんおばあちゃんになって、お互いに独り身だったら結婚しようね』

『あなたの事考えて、また一人でしちゃったよ』

『もっと早く出会いたかったね』

『今までで、一番好きって思う』

掻い摘んで書いても、こんなワードだらけだ・・・。

でも、こんなものを見ても、まだ信じられない俺がいる。

(ドッキリ?タケルの手の込んだ悪ふざけ?)

そう思ってしまう。

いや、そう思いたいだけだと思う。

だが、封筒の底に入っていたUSBメモリが、俺の儚い願望を打ち砕いた。

たくさんの動画ファイルが入ったメモリ。

PCに刺して、愛用のiPod用のイヤホンを耳にはめる。

再生すると、腕を組んで高そうなシティホテルのロビーを歩く嫁と男が映る。

エレベーターに入る二人。

一緒にカメラ(タケル?)も入る。

「志織、悪いね、こんなところまで来てくれて」

「へへw会いたかったから、ねぇ」

恐らくタケルが後ろを向いているからだと思うが、見られていないと思った嫁が、男にキスをせがむ顔をする。

男は、仕方ないなぁという顔で嫁にキスをする。

男は軽く唇を重ねただけなのに、嫁が積極的に舌を絡めて濃厚なキスをした。

エレベーターの箱の中に他の人間もいるのにこんな大胆な事をする嫁。

いつものおっとりとした感じが嘘のようだ。

二人が濃厚なキスをするのを、カメラはただ録画していた。

もう、これだけで泣きそうだ。

いや、泣いている。

そして、エレベーターから降りる二人。

カメラも少し遅れてそこで降りる。

廊下を腕を組んで歩く二人。

かなり離れてカメラが追う。

そして、一緒に部屋に入っていく二人。

そこを通り抜けるカメラ。

ドアが閉る瞬間、嫁の声が響く。

「すぐ欲しいよぉ!」

そして、バタンとドアが閉じる・・・。

こんなにも絶望的な気持ちは、生まれて初めてだ。

タケルが、腕が良いという事なのだろうが、コレは凄すぎる、酷すぎる。

嫁に裏切られたということが、この期に及んでも信じられない。

嫁の俺への愛情は、本物だと言い切れると思う。

しかしこの動画は、嫁がこの男に対しても愛情を持っているのを物語っている。

動画ファイルの中で、容量が大きいモノをクリックしてみた。

動画は、天井から見下ろす感じのアングルで始まった。

カメラの真下はベッドで、結構大きなサイズだ。

ダブルと言うよりはクイーンサイズくらいあるように見える。

そして周りの感じから見て、ラブホテルの一室だと思う。

内装も調度品も高そうな感じで、安いラブホテルではないみたいだ。

なんだこれ?と思う間もなく、カメラに二人が映り込む。

嫁とあの男だ。

もつれるようにフレームインしてきた二人は、着衣のままベッドの上に倒れ込み、激しいキスを始めた。

一瞬で何の動画か理解したが、どうしてこんなものを撮影出来たのかという疑問が湧く。

どう考えても、非合法だ。

ただただ驚くばかりだ。

だけど、そんな事よりも驚くのが嫁の積極性だ。

もつれ込むようにベッドに倒れ込んだ二人だが、今は嫁が男の上に乗っかっている。

そして熱烈なキスをしている。

「もう、ダメ、すぐ欲しいよぉ、入れてえ」

嫁の声で、こんな言葉が聞こえてくる。

嫁がこんな事を言うなんて、とても信じられない。

そういうキャラではないはずだ。

二人とも、ベッドの上でキスをしたまま、お互いに服を脱いでいく。

脱ぎながらもキスを止めない二人。

その動きは妙に慣れていて、場面場面で、相手の脱ぐのを手伝ったりしている。

過去に何度も同じ事を反復してきたことを物語っている。

そして、男はパンツと靴下だけ、嫁はブラとショーツだけという姿になった。

嫁は見たことがない下着を身に着けている。

いつもは、ピンクとか、パステルカラーっぽい可愛らしい下着を好んで着る。

それが今は、ボルドーの大人っぽい下着を身に着けている。

レースや刺繍で高そうな、大人の女性が着る感じのヤツだ。

そしてキスをしたまま男のパンツの隙間からチンポを剥き出しにする。

特にデカいわけでもない、ごく普通のチンポが姿を見せるも、ギンギンになっていて、見るからに硬そうだ。

そして嫁は、ショーツをズラしてそこからチンポを挿入した。

当たり前のように生で入れた。

もっとも嫁は今妊娠中なので、妊娠することはないのだが、それ以前にセックスをしていることにも驚いた。

安定期に入ったとはいえ、何となく不安で、俺は嫁にセックスを誘っていない。

なので、妊娠中はずっとセックスレスだ。

「手や口でしてあげる」と言う嫁だったが、悪いので断っていたくらいだ。

それが今、生で騎乗位でセックスをしている。

俺が見たことのない、大人びたセクシーなランジェリーを身につけ、男に跨がる嫁。

そのお腹はどう見ても膨らんでいて、妊婦であるのは明白だ。

「志織、もっとゆっくりね。大事な体なんだから!」

男が、思いのほか優しい声で言う。

男はイケメンでもブサメンでもない感じで、メタルの眼鏡をしている。

知的で、仕事が出来そうな感じではある。

それに、物凄く温厚そうな感じだ。

「大丈夫!もう安定してるからwねぇ、先生も動いてぇ」

嫁が騎乗位で跨がり、腰を緩やかに動かしながら言う。

「志織は本当にエッチなっ子だねw」

先生と呼ばれた男がそう言う。

「先生がエッチにしたんでしょ?動いてくれないなら、私が動くもんw」

そう言うと、嫁は腰を前後や上下に振り始めた。

大きなお腹を物ともせずに、リズミカルに力強く動く嫁。

どう見ても、今日が妊娠後初めてのセックスではなさそうだ。

安定期に入る前からセックスしていたのだろうか?

大人びたエロいランジェリーを着たまま、男の上で腰を振り続ける嫁。

「あっ!ヒィあっ!あんっ!あんっ」

可愛らしい声で喘ぎながら、嫁が気持ちよさそうな顔になる。

少し冷静になった俺は、さっきの報告書を手に取る。

書いてある事から考えると、俺と結婚する前から、もしかしたらタイミング的には、俺と付き合う前からこの男と関係があったという事になる。

「志織、子宮下りてきちゃってるよw大丈夫?破水するなよw」

「だってぇ先生のずっと欲しかったからぁ、もうダメぇ、イキそうだよぉ、良い?イッても良い?」

嫁が、か弱い女の子の口調で甘えたように言う。

「じゃあ、いつもみたいにイッてごらんw」

「イキますぅ、先生の浮気チンポでぇ、ヒロ君に内緒でイッちゃいますっ!あっ、イクっ!」

そう言って体をビクビクッとさせて男の胸に倒れ込む嫁。

チンポが入って繋がったまま、嫁が上で抱き合う二人。

嫁の大きなお腹が、男の腹にくっついて圧迫されているのが心配になる。

「もうイッちゃったの?」

「だってぇ、車でもエレベーターでもイジワルするから」

「志織、愛してるよ。一番愛してる」

急にマジな口調になる男。

「へへw私も愛してるよォ」

そう言って嫁の方からキスを始めた。

「俺が一番?」

「へへw言わないw」

「なんだそれwまぁイイや・・・、どうする?」

「ちょっとだけ、こうしてたい」

嫁は男の上からどいて、男の横に寝転がる。

そして自然な感じで男が腕枕をして、横を向いた嫁が頬を男の胸に埋める。

二人の浮気セックスを見るよりも、胸が痛くなった。

ただの欲求不満解消とか、快楽を求めてという感じではなく、ごく自然に、昔からずっとそうしてきたように、腕枕でただ抱き合う二人は、対の彫刻のようにピッタリとはまっている感じだ。

その姿に、二人の長い年月を感じて、焦りや悲しみが溢れる。

嫁の浮気の証拠を見て、まさか泣くとは思っていなかった。

男の手を取り、腹に持っていきながら、「大きくなったでしょ?」と言う嫁。

嫁の大きなお腹を撫でながら、「もう動いたりする?」と聞く男。

「まだわかんないよwでも、順調だよw」

「そっか、名前はもう考えてるの?」

「うん!男の子なら、先生とヒロ君から一文字ずつもらうんだぁw」

「ちょっ!それは・・・、マジで?」

「うん!」

「どうしてそんな?」

「だってぇ、どっちかわかんないし」

「きっと、俺の子だよ」

「そんなのわかんないでしょ?ヒロ君のかもしれないし」

俺はそこで動画を止めた。

そしてこの時、妻と離婚する決心が固まった。

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