今の高校三年生といえば、初体験を済ませているどころか、ズコズコバンバンの奴等もいる。
羨ましい限りだ。
当時、彼女(恵子)は居たものの、手を繋ぐのがやっとでキスする勇気もなかった。
それ以上の実際の行為など想像も出来ないでいた。
でも思春期の俺は毎夜布団の中でオナニーをするのが日課だった。
1度で冷めぬ夜は2回も3回も熱いものをほとばらせた。
恵子にキスする勇気もないくせに、仲間から借りたモロ本の写真に彼女をダブらせ、妄想の中で何度も激しく抱いた。
そしてもう1人、俺の妄想の中で乱れた裸の女は、女子大に通う家庭教師のユキだった。
二人とも牝犬のように大きく脚を広げ、いつも喜んで俺を迎え入れた。
四つん這いにし、後ろから突き入れる妄想は大好きだった。
黒い茂みの奥のおまんこから流れ出る俺の精液に自ら興奮していたのだ。
しかし、童貞であることに変わりはなく、かといってどうやって卒業するかもわからず勇気もない俺だった。