「キャッ、出た? 触ってもないのに?」
栄子は、驚いた顔を見せる。勢いよく飛び出した精液は、栄子の背中に大量に降り注いでいる。菩薩の入れ墨……白い練乳がかかったみたいになってしまった。
「そんなに興奮しちゃった? フフ、嬉しいな。頑張った甲斐があった。このサイズだと、普通はもっと時間かかるんだ。でも、頑張ったよ。なおくんが喜ぶ顔が見たかったし、もっと大橋さんに愛されたかったから」
栄子は、そんな話をしている。直也は、言葉は聞こえているが、言葉の意味が理解出来ていないような不思議な顔をしている。あまりにも衝撃が大きくて、許容範囲を超えてしまったようだ。
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