杏奈は、ベッドに横座りのような姿で座っている。セックス直後なのに、ぐったりした感じもない。健作が腰を動かしていた時は、まるで余裕がない状態だった。声を必死で堪えながら、全身に力が入ってしまっていた。
河野に変わった事で、余裕の態度に変わっていた。それは、河野が膣中に射精した後も同じで、余裕の態度だ。
「最後までイケた。どうだ、気持ち良かったか?」
射精した事で、河野は少し気まずそうだ。激しい興奮が収まり、戸惑ったような雰囲気もある。
「気持ち良かったよ。赤ちゃん出来ると良いね」
杏奈は、優しい笑みを浮かべている。その横で、健作は成り行きを見守っていた。彼自身も、射精した事で一定の満足は感じているようだ。でも、憧れの杏奈の裸体を見ているだけで、興奮してしまう気持ちもある。
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