結婚2年目の28歳です。
嫁(26歳)は三人姉妹の長女で、今回の話に登場する妹は一番下の妹。
今年成人式を迎えました。
一番下の妹で甘やかされて育ったせいか、高校卒業後は実家の仕事を手伝ったりホテルのコンパニオンをしたりフリーターの状態です。
妻とは違い背が高く(168cm)てスタイルもよく、顔もサトエリに似た感じ。
地元のタウン誌の表紙に選ばれたこともありました。
妻から連絡があり、東京のモデル事務所のオーディションに通って面接に行くらしく、連絡があれば適当に飯でも食わせてやって欲しいとのことでした。
東京に来ると聞いてた日の夕方まで連絡がなく、退社しようかと思った頃に携帯が鳴りました。
予想通り義妹のH美ちゃんでした。
まだ新幹線に乗ってる時間なのにと思い電話に出ると、「◯◯君(なぜか君付けで呼ばれてます)、自分のいる場所がわからない~」と泣き声です。
面接が終わった後、六本木ヒルズをうろついてる間に迷子になったらしいです。
俺「近くにいる人か交番を探して聞きなさい」
H美「聞けそうな人が居ないし、交番も無い」
俺「近くに店ないか?」
H美「居酒屋の◯◯店がある」
俺「そこの店に入って待ってて。
タクシー飛ばせば30分で行くから」
タクシー飛ばせば30分で行くから」
タクシーに乗り込み店に急ぎました。
5分おきに電話がかかり「まだ~あと何分で着くの~」と、しつこく電話が鳴りました。
急いでもらったのですが工事渋滞に嵌り、結局1時間近くかかり店に到着しH美ちゃんを発見。
テーブルの上には酎ハイのグラスとピザの食べかけがありました。