朝九時半、パチ屋に行くためにバスを待っていたんだ。
すると「このバスは◯◯いきますか?」と後ろから声を掛けられた。
カタコトの日本語だった。
振り返るとスペイン系の美人で、身長はそれほど大きくない155cmくらいだった。
スタイルは日本人でいうと深田恭子くらいのグラマーな感じで黒髪だった。
俺は内心ドキドキだったけど冷静を装って・・・。
「行きますよ」
その後、しばし無言の後「どこまで行くの?」と聞き返した。
カタコトの日本語で、六本木の学校に通っているとのことだった。
一生懸命話す姿がスゲー可愛く見えたのを今でも覚えている。
「あなたはどこ行く?」とか「名前は?」とか質問、応答の繰り返しで、10分後、バスが来る頃には結構俺も慣れてきたのかトークも絶好調になってきた。
空いているバスに当然のように俺は彼女の隣に座り、話を続けた。
バスは静かだったけど駅まで10分~15分。
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