不景気で主人の給料が下がり、子供も独り立ちをしたのでパートを探しましたが、なかなか年齢的に見つかりませんでした。
そんな時、クラス会で昔何度も告白されたY君に会いました。
空手部だったY君は“太い”というイメージで、その頃はそんなY君は嫌で断りました。
20年ぶりに見たY君は変わらない顔で体型も昔と同じで、太いというよりムキムキな身体でした。
私「仕事を探してるけど無いんだ」
そう話すと、Y君は親の会社を引き継いで経営してて、事務仕事を奥様にさせてたそうですが3年前に離婚し、それでいいならと私を雇ってくれることになりました。
何ヶ月かで仕事に慣れました。
Y君は私が急用でも休みをくれたり、お給料も多めに頂いてました。
ゴルフ好きの主人にゴルフの券を何度も頂いたりするうちに、主人も感謝してました。
仕事で遅くなった時はY君が自宅まで送ってくれ、主人に毎回、「すみません」と挨拶をしてくれ、主人もゴルフ券をもらってるので、「いつもお世話になってるんで、遅くなってもうちは平気ですから気にせず使ってください」と言うと、「そう言っていただけると助かります」と言い、Y君は帰りました。
その後は遅くなっても主人は、「大変だな」と機嫌もよく、20時頃帰宅するのが普通になってました。
出張も多く、Y君と地方に行くこともあり、食事をして帰宅したり、地方の観光地も時間を見つけて連れてってもらいました。
一度、4日連続で地方に行くことがあり、遠くだったので2日続けて23時頃帰宅すると・・・。