仕事も終わり、郊外までの帰りの切符を買おうとすると、先輩が「まだ早いんだから、良いところ連れて行ってやるよ」と。
「はい」と、先輩と一緒に下町の駅で降りた。
先輩と細い路地を抜けていき、小さなビルの前へ。
「先輩、ここって??」
「お前、確か風俗は行ったことないんだろ」
「でも・・」
「おごってやるから付き合えよ。
ここは本番厳禁だけど、そのぶんいい子が揃っているんで、よく来ているんだ」
ここは本番厳禁だけど、そのぶんいい子が揃っているんで、よく来ているんだ」
小さなエレベーターに乗り、降りたところの部屋のチャイムを鳴らすと、中からボーイが扉を開けてくれる。
奥からはタバコの匂いと騒々しいユーロビートの音楽が鳴り響いていた。
続きを読む