恥ずかしながら まだ独身です‥
が、私の職場業界にもがあるんです。
今年の四月の初めに 校長先生から『また一年を“事なく”過ごせる為に…』とPTA会長との懇親会の席に同伴を言われました。
個室にあるテーブルで向かい合って座るPTA会長と校長、そして私は実質“接待”ですのでお酌の為にPTA会長の隣に座りました。
お話しに合わせてお酒も進み御二人の顔も赤らみ…そして私への問い掛けにも ついた笑い顔と目付きが目立つ様になって来ました。
『K私の苗字先生は 誰か人いるんだよねえ』そう言いながらも私の体の線を服の上からなぞる様に絡んでくるPTA会長 の視線に悍ましさを覚えながら、私は「ぃぃぇ‥恥ずかしい話ですけど未だに」と手振りを交えて答えました。
『ほう…その体で』感心した様に無意識に失礼極まりない言葉を口にします。
…でも我慢、我慢なのです
そして我慢を強いる為の愛想笑いをどう勘違いされたのか 会長の質問が勢いを増して続きます。
『でも恋人の一人や二人いなかったら身が持たないでしょう(笑)やわらかそうなオッパイしてるよねえ 随分と目立つけど 何ぅ』
さすがに「もぅ…」言いかけた時、それを遮るで校長先生が口を開きました『いやあ 会長、最近の娘は発育が良いですから(笑) EやFなんてザラに見掛けますからね』とあらぬをし、
更に私への注意の視線を送りながら『しかし“娘”なんて言い方をしたけど、K君も もう30を迎えるんだから会長に言われる迄もなく 実際に良い人を見つけて貰ってもらわないと…』と、あらぬ言われ方で私の行動に対する自重を促されてしまいました…
悔しい‥
当の会長は、酔っ払っているからなのか 元からの天然なのか会話の流れも空気も全然理解出来ていません
それどころか尚もとして『女はねえ 30を越えて本当の喜びを知るんだだから逆に一人寝は悶々として辛いよお(笑) 今みたく自分で慰めてたって追い付かなくなるから。』
もう
『女教師のは 夜の欲求不満から来るだからねえ生徒達が可哀相だよ(笑)』
‥
… でも一番嫌だったのは、そう言われて困っている私のことを 向かい合って見ている校長先生の狡くて目付きでした‥