彼女は大学を卒業してすぐに採用され、私と机を並べて仕事をする毎日だった。
彼女は既に結婚していた。
やや小太りで髪は長く、胸の膨らみ、腰のくびれ、ヒップの柔らかい膨らみなど、均整のとれた24歳の若い人妻・・・。
その魅力ある豊満な肢体が、私を惹きつけた。
『3月8日(月)昼の散歩』
二年間一緒に仕事をしていたが、年度末人事異動で彼女の転勤が頭をよぎった。
それは彼女との別れを意味するものだった。
そんなこともあって昼休み、悦子と桜の蕾も膨らんだ近くの城趾を散歩する。
歩きながら横目に、ちらちらと盗み見る悦子の容姿が男の目を誘う。
白いブラウス、それに包まれている豊かな胸の膨らみ・・・、袖口からはふっくらと伸びた二つの腕・・・。
脚の線も均整がとれ、太腿は弾けるよに膨らみ、スカートに包まれた尻朶も弾けるように充実しきって若い人妻の艶気を充分に醸しだし、それは男心を欲情に誘い込んでいく。
『3月9日(火)初めてのキス』
明くる日、悦子が「弁当を作ってきた」という。