とりあえず可愛い子でも居たらいいなというノリで、混浴がある山奥に行く事にした。
何個かの山を越えて温泉地の近くにある川沿いにある混浴露天風呂に着いた。
俺たちの期待はそれはそれはアゲポヨになっていった。
その露天風呂は無料で脱衣所だけがあった。
俺たちが車を駐車場に停めた時、その風呂から若い女の子が3人上がってきた。
俺たちはほくそ笑みながら温泉に向けて歩き始めた。
とにかく汚い脱衣所で服を脱いだ。
その脱衣所には、『混浴風呂の心得』なるものが貼ってあった。
記憶を辿ると・・・。
1.原則タオルを湯船に入れないようにしてください。
2.水着での入浴はご遠慮ください。
先に裸で入られている方に対して大変失礼な行為です。
先に裸で入られている方に対して大変失礼な行為です。
3.異性の方が入ってきたら、目は背けましょう。
これは混浴の最低限のルールです。
またお互いに積極的に近づくことはやめましょう。
これは混浴の最低限のルールです。
またお互いに積極的に近づくことはやめましょう。
4.混浴は長湯禁止です。
長湯しているとワニになってしまいますよ。
長湯しているとワニになってしまいますよ。
4以外は俺得すぎる説明に、既に期待は臨界点を突破しそうだった。
入ってみると案外暖かく、長湯するに適した暖かさだった。
とりあえずは俺達の貸切だったので、泳いだり、全裸で道路に向けて叫んだりしていた。
その後、地元の人らしいハゲ散らかしたおっさんが入ってきた。
禿げたおっさんとは色々な話をした。
案外この露天風呂には若いねぇちゃんが来ること。
たまに猿が入ってること。
夜中にカップルがあんなことしてること。
そんな話をしていると。
また一組、誰かがやってきた。
その一組は俺達には気付いてはいなかったのだが、間違えない、雌の声だ。
おじさんが俺達と話すのをやめて、静かになった。
女の子2人組の姿が見えた。