ときどき俺の秘蔵エロ本が無くなってる時があり、不審に思った俺は妹の部屋を家捜しした。
すると、引き出しの中からアッサリ発見。
(妹よ、もう少し隠す場所を考えろよ!)
しかし、2、3日経つとやっぱり無くなってる。
エロ本を取られては取り返し、取られては取り返し・・・。
そんなアホなやりとりが2年程続いた。
その2年の間、妹がオナニーしているであろう気配は多々あった。
隣の部屋から聞こえる怪しげな物音に気付かない程俺も鈍感じゃない。
隣と言ってもタンスで区切られてるだけで部屋は繋がっていた。
まぁタンスがキッチリだったので部屋の行き来は出来なかったが・・・。
隣の部屋を覗きたいという欲望で悶々としつつも、なかなかきっかけが掴めず覗けない日々を過ごしていた。
が、妹が中2になったある日、異変が生じた。
いつも無くなるのはエロ本だけだったのだが、無くなる物が増えていたのだ・・・。
それはドライバーだった。
最初は親が使ったのかと思い聞いてみたが、親は知らないと言う。
自分で使ってどこかに置きっぱなしにしたという記憶もなかった。
そんなに頻繁に使うものでもなかったので、それほど気にしてはいなかったのだが、ドライバーは突然戻ってきた。
しばらくすると突然消える。
そんな事を繰り返していた時、エロ本とドライバーが同じ日に無くなる事に俺は気付いた。
(これは妹だろう!)という結論に達した俺は、ドライバーが消えた翌日、妹の部屋をまたまた家捜しした。