小学生の頃から大きくて、一時はそれがコンプレックスでした。
初めてクラスメイトに曝け出したのは林間学校でのお風呂。
毛は生えていませんでしたが、見れば即分かるほど大きさが違っていました。
それをみんなに囃し立てられ、終いには担任までもが「デカいな」と笑う始末。
クラスの女の子にまで言いふらすヤツがいて、それからずっとコンプレックスになりました。
中学の時もデカいで有名になり、しょっちゅうからかわれていました。
高校生になり初めて彼女ができた時も、相手が処女だったから入りません。
痛がっちゃって亀頭すら入れる事ができなかったんです。
だから3人と付き合って、入れる寸前までいくも、結局、高校時代は童貞で終わりました。
大学生になってから、友達の提案で風俗で筆おろし。
格安ソープで童貞を捨てましたが、オバサン相手に情けない思い出です。
だからハッキリ言って羨ましがられるような事は全くありませんでした。
そんな俺にもやっと運気が回ってきたんです。
半年ほど前に行った合コン。
女子大生とOLさんが入り混じった合コンでした。
当然のように俺のデカチンを男達はネタにしてきて、あるOLさんが興味を示してくれたんです。
名前は裕美。
24歳のOLさんで、建設会社の受付をやっている子でした。
受付とは言ってもそんな可愛い子じゃないですよ。
普通より少しは可愛いかもしれないけど、それ以上に愛嬌がある女の子です。
「そんなにおっきいの?どのくら?」
「このぐらい(身振り手振り)」
「うっそー!ギャグじゃなくて?」
「ギャグじゃねーし。
なんなら見てみる?」
なんなら見てみる?」
「ヤダヤダw」
ヤダとか言いつつ、デカチンネタを続ける裕美。
(これはもしかしてイケるんじゃ?)と思い、裕美狙いで呑みました。
カラオケに行った時に通路でメルアドを交換し、その日から毎日メールしました。
やっぱりデカチンに興味津々らしく、やたら気になるようです。
「今までの彼女も入ったの?」
「痛がってた?」
「馴れちゃうとガバガバになるの?」
まともに素人とセックスした経験が無い俺には酷な質問でした。
だから流すように答えて、他の話題にすり替えたりする毎日。
3週間ぐらいしてから、裕美に「呑みに行こうよ」と誘われました。
女慣れしてない俺に業を煮やして誘ってくれた感じ。
待ってましたとばかりに呑みに行きましたが、途中でやっぱりデカチンネタに。
「そんないうなら見せてやるって」
「えぇーーイイよぉ」
「どんだけデカいか見せてやるって」
酔った勢いでラブホに行きました。
今からエッチするという雰囲気ではなく、人目が無い個室にやってきた雰囲気でした。
「恥ずかしいからちょっと洗ってくる」
苦笑いをしながらコソコソとシャワーを浴び、トランクス1枚になって戻りました。
裕美は買ってきたサワーを呑みながら、TVを観てニヤニヤしてた。
今思えば、なんて緊張感のない2人なんだ・・・って思いますw
ラブホの雰囲気と今から見せるんだっていう思いで、半勃起のままでした。
ベッドに腰掛け・・・。
「こっちきなよ、ほら、見せるから」
「マジでぇ?なんか恥ずかしいんだけど」
「見せる俺の方が恥ずかしいよ、ほれ、早く来いって」
「分かったってば」