新年会を兼ねて、みたいなやつ。
三学年合同で、全部で30人くらい。
うちのゼミは飲み会がそこそこ頻繁にあるので皆ある程度、顔馴染みだった。
で、その後輩は二年生の女の子。
沖縄美人といった感じで、かなり小柄な子。
飲み会が始まって、俺は最初同級生と飲んでた。
といっても俺はいつもあまり輪に入りきれないポジションなので、ひたすら焼き鳥を食べて相槌ばかり打っていた。
最近ゼミ内の同級生同士でカップルが出来たので、皆でその2人を弄っていた。
俺も同級生だったけど上手く会話に入れなかった。
しばらくして、席替えを教授が提案した。
ちなみに俺は四年生。
後輩達と上手い配分で混ざるよう割り当てられ、俺と例の後輩が隣になった。
飲み会再開、後輩とは前の飲み会でも微妙に喋ったし、二次会のカラオケでノリで一緒に歌わされたりもあって、そこそこ話が出来る方だった。
なにより可愛いから俺はラッキーだと感じて意気揚々とビールを煽った。
後輩は席替えの時点で結構酔ってる風だった。
ちなみに俺は童貞。
そんな俺だから、気さくに話してくれる後輩が気になっちゃうのは仕方ない。
後輩はカルアミルクを飲みまくっていた。
俺はひらすらビール。
周囲はそれぞれで話し始め、嬉しい事に俺と後輩が1対1で話せる空気になっていた。
俺は話に相槌打ちながら、後輩のホットパンツとニーハイからなる絶対領域をガン見していた。
後輩は地元で行ってきた成人式の話をしていた。
デジカメを取り出して自分や友達の晴れ着姿を見せ始めた。
普通ならこんなキモメンな先輩にこんな会話はしないだろうが、酒の力は偉大だった。
可愛い女の子と一緒に笑ながら酒を飲み、俺は、これがリア充かなどと考えていた。
後輩のデジカメを一緒に見てると、男と一緒に写ったものがあった。
童貞の俺は嫉妬を覚えた。
しかしリア充な俺は、気さくに「彼氏?」などと聞いてみた。
すると後輩は恥ずかしがりながら、「元彼です」とか言いやがった。
なんだビッチかと思いながら、「え?じゃあ今は彼氏は?」と話を続ける。
その後、そういった恋愛の話になった。
話によると、後輩はこれまで四人と付き合っていて、その四人目が今の彼氏。
しかも年上で既に働いているらしい。
マジビッチ許すまじ。
「先輩は彼女いるんですか?」と酔った猫撫で声で聞いてきた。
「今は居ないね、うん。
なかなか上手くいかんよねぇ」などと玄人ぶった。
なかなか上手くいかんよねぇ」などと玄人ぶった。
もちろん俺はいない歴年齢の童貞キモメンオタだった。
そして話は下ネタへ。
もうビッチにしか見えなかった俺は、ここぞとばかりに下ネタを振ってみた。
いかにも自分が経験豊富なふりをしながら。
「そんなにモテるんなら夜の方もモテモテだろうね~」と言ってみると、「ちょっとやめて下さいよ~」と言いながら軽くどついてきた。
女の子とのスキンシップに勃起した。
それから更にエスカレート。
細かくは覚えてないが、「入れられるってどういう感触なの?」とかまで聞いてみた。
「上手く言えないです。
なんか、とにかく、ひとつになってるって感じです」とか顔を赤らめて言われた時は我慢汁出まくった。
なんか、とにかく、ひとつになってるって感じです」とか顔を赤らめて言われた時は我慢汁出まくった。