1人の友人以外は、高校卒業以来初めてだった。
あまりノリ気じゃなかったが、元カノ見たさに行ってみた。
でもやっぱり思い出のままにしといた方がイイもんですな。
遅れてきた元カノ見て、二度見どころじゃなかったし。
「お前・・・誰?」って言葉が出そうなのを必死に堪えたもんな。
昔は40kg台で小柄な子だったのに、ムッチリどころの騒ぎじゃない。
「出産したら痩せなくなっちゃった♪」って・・・。
180cm近くある俺より体重あるってどういう事よ、と悲しくなった。
元カノが来てからドンヨリしてた俺を励ましてくれたのが麻希。
高1の時に、彼氏となる男の間に入ってやったのをキッカケに仲良くしてた女友達。
大学1年の時には逆に女の子紹介までしてもらってて、何かと使えたヤツだった。
でも大学卒業と同時にデキ婚しちゃってからは疎遠に。
年に1~2回メールが来る程度の付き合いを継続中。
麻希は昔からビッチみたいな印象があった。
割と進学校だったから真面目な奴らが多かったのに、麻希は中2からヤリまくりだという。
俺も友達も、初めての時はどうやったら良いのかって、よく相談してたしね。
麻希が言うには、初めからセックスが気持ち良くて大好きらしい。
高1でセックス大好きってどんだけだよ!って、あの頃は少し呆れ気味に思ってた。
楽しくも無かったけど帰るわけにもいかず、ダラダラと2次会まで付いていった。
さすがに朝までは厳しいから、2次会を終わりに帰ろうと決意。
そしたら麻希も一緒に帰ると言う。
「旦那と子供が待ってるからねぇ~」って。
昔から友達って周りも分かってるから、怪しまれるとか全く無く、2人で店を出た。
軽い愚痴をこぼしながら電車に乗っていると、途中で麻希が具合が悪いと言い出した。
まだ終電でもないから途中下車してホームのベンチで休憩してた。
この季節だから相当寒いわけですよ。
暖かい缶コーヒー買っても意味も無いぐらい寒くて、麻希もブルブル震えちゃって。
仕方ないから駅前にある漫喫に行くか?となり、麻希の体を支えながら漫喫へ行った。
相変わらず麻希の巨乳は健在で、ダウン越しにもムニムニという感触が伝わってくる。
ここ半年以上女の体に触れてない俺は少し興奮してしまったが、邪念を振り払った。
1時間だけいるつもりで漫喫に入ったけど、麻希は何度もトイレへ行ってた。
(タクシーで送るしかないか・・・)
そう思いつつ、邪念もフツフツと湧いてきちゃってた。
これは麻希に託そうと考え、戻ってきた時に聞いてみた。
「このままじゃヤバいだろ?タクシーで送る?それともホテルに行くか?」
「タクシーに乗ったら吐いちゃうかも」
「それじゃホテルに行くか」
「うん」
別に俺は何もしないよっていう体でサラリと言ったが、内心ドキドキで緊張した。
まぁ~高校時代に酔った勢いのギャグで巨乳を揉んだ事はあったが、ホテルに2人で泊まるなんて事はもちろん初めて。
昔の記憶を頼りに駅から寂れた方面を歩いていると、昔何度か来たボロボロのホテルを発見。