日頃からストレスに晒されているわけだ。
先輩のFさんは、『仕事が出来ない』『女にモテない』『支店内の女子職員に嫌われている』の三重苦を背負っている。
取り柄と言えばルフィより先に王になっていた事くらい。
風俗王www
給料日になると必ずメールが来る。
F「さっきまた店長に怒られたwwwでイライラするから顏射クラブ行くぞ」
俺「とにかく修正目標を出さないと、しばかれますよwwwっうか何?顏射クラブwww?」
F「早く終わらせて駐車場に来い、話しはソレカラダ」
Fさんは営業中にピンサロから出てきたところを、たまたま店長に見られて以来、アンダーグランドに走るようになった。
ちなみにピンサロ事件で降格し、ヒラ社員となってしまった。
なんとか営業課長の攻撃をかわし、駐車場に集まる俺とダメ営業。
F「今日は飛びきりの店だぞ、っても店舗じゃないがなwww」
俺「なんすか?顏射クラブって」
F「まぁそのなんだ、顏射出来る店なんだが詳しくはわからん、とにかくよ、顏射なんだぜ」
成績が悪いだけでなく、日本語が不自由なFさんの車で指定された場所に向かった。
車で30分程走り車を止めるFさん、おもむろに携帯を取りだし電話する。
F「もしもし、キタロウです・・・あー・・・わかりました」
俺「なんすか?その捻りもなんもないキタロウって」
F「なんか高速のサービスエリアに来いって、だから行くぞ」
・・・と、指定されたサービスエリアに向かい、そこでまた電話をするFさん。
指定されたサービスエリアに着くと、見るからに怪しいハゲが近づいてくる。
F「あれが、顏射の元締めだな。
よし今日は二回かけちゃうぞ・・・虹を描きながら、ウィニング・ザ・射精ってことなり~」
よし今日は二回かけちゃうぞ・・・虹を描きながら、ウィニング・ザ・射精ってことなり~」
Fさんは興奮するとコロ助語が出てしまう癖がある。
ハゲと交渉のため車の外に出るFさん。
ハゲと満面の笑顔でハグをしている。
どうやら話がまとまったらしい。
F「お前が後攻なり、俺が先攻なり、さぁ飛ばしちゃうよ~」
スキップしながら、ハゲとハゲの乗ってきたワンボックスに消えていくFさん。
でもFさんはスキップ出来ていなかった。
ものの数秒でFさんはズボンを掴み、鬼のような形相で走ってきた。
F「ハゲ・・・ハゲ・・・まじハゲ、うわぁぁぁあ」
Fさんの後ろからハゲが素っ裸で追ってきた。
ハゲ「キタロウさん、怖くないよ、パックンしてあげるから」
F「ハゲ頭に、虹・・・逃げるなり!ドラえもー助けて~」
Fさんは楽しそうに逃げていたので暫くシカトしていたが・・・。