その日は、学校の創立記念日で友達と朝から野球をしていた。
中3の姉も同じく友達とテニスに行くと言っていた。
夕方近くに帰ってきた俺が、すぐに風呂に入ろうと服を脱いでいると、「ただいまー」と聞こえたので姉も帰ってきたらしい。
とりあえず「おかえりー」と返して風呂に入った。
すると姉が一階に降りてきて、「げ、風呂使ってんの?」なんて言っている。
しばらくして「一緒に入っていー?」なんて聞いてきた。
「は?なんで?」
「汗だくで気持ち悪いー。
いいじゃん、お母さんいないんだから」
いいじゃん、お母さんいないんだから」
「・・・」
「いいでしょー?入るよー?」
すると姉は本当に入ってきた。
シャワーをするだけのつもりだったので、浴槽の水は冷たいままだった。
うちの風呂は広くはない。
2人密着している状態だ2人入るのがやっとってところだろう。
姉が「お湯つけてよ」と言ってのでとりあえずガスをつけたが、そんなにすぐに温かくはならない。
このままだとやばいと思ったので、仕方なく・・・。
「とりあえずシャワー使っていいで。
俺、浴槽入ってるから」
俺、浴槽入ってるから」
そう言って水の中に入った。
勿論壁に向いている。
少しシャワーの音がして、それからなぜか姉までが浴槽に入ってきた。
「うわっ、冷たっ」なんて言っているが、それどころじゃない。
うちの風呂は大きくない。
それは浴槽だってそうだ。
既に姉の体の一部が当たっている。
「だっ、だったらシャワー使ってろよ」
「いいじゃんそれじゃ冷たいでしょ?こうしたら暖かいよ」
そう言って姉は、がばっと抱きついてきた。
後ろからじゃなく横ぎりぎりから。
結果、ほぼ正面から抱き合う事になる。
「うわっ」
「は~、暖かいね~」
確かに冷たい水の中ではかなり温かく感じるが、それよりも胸の感触が気になって仕方ない。
中2と言えど、もう十分に性欲はある。
「あ・・・」
抱き合っている訳だからその感触は当然姉にも伝わる。