普通なら父は娘を溺愛で甘やかし、息子には厳しく・・・と言うようなことを聞くのですが、うちの父は姉を清楚でしとやかな大和撫子に育てたかったらしく、身振り、素振りなどまでうるさいくらいに注意していました。
ちなみに男の俺は放ったらかしでも育つ、と放任。
なんだかんだうまくいっていると思っていたある日、姉が中3、俺が中1の時になんの脈絡もなく突然母親が出ていきました。
父か母、どちらについていくかも決めることすらできない状況でした。
少し落ち着いた頃、父に話を聞くと・・・。
「父さんがちょっとキャバクラにはまっちゃってさ・・・情けない話だよ」
父は俯いたまま笑った。
父はそう話したが、父は真面目そうな感じで、中学生の俺から見ても女遊びにハマりそうなタイプではなく、むしろ仕事ばかりでつまらない人間に見えていた。
それから数ヶ月後、姉は動揺もあったのか志望校に落ち、経済面からも私立には行かず、二次募集で仕方なしに県立高に入学。
両親の離婚、受験失敗。
色々理由はあるのだろうが入学後数ヶ月で偏差値の低い学校に溶け込んだのかどんどんグレだした。
父は当然注意するが、グレ始めた姉は聞くはずもない。
女遊びで母に逃げられた父に威厳はなくなり、姉にバカにされ始めた。
すると父も黙り混んでしまうようになった。
夏頃になると姉は今までじゃ着なかったような露出度がちょっと高い胸元チラリ、ナマ足がっつり的なファッションになってきた。
父はめげずに「もう少し控えめな清楚な服装を」と言うが、姉は「うるせー。
ウザイ」の連発。
ウザイ」の連発。
今までそんな言葉遣いを聞いたことなかったし、服装もすごく変わったので驚いた。
例えるならいつも水着のグラビアアイドルがちょっと露出の高い服を着ても驚かないが、俺にとっては清純派アイドルがいきなり脱いじゃった!って言ってもいいくらいの衝撃だった。
夏休みになると、父の仕事帰りと俺の部活帰りが同じくらいで、家に帰ると姉はいつも「早くメシ作れ!」か「小遣いくれ!」と父に言った。
1日ゴロゴロしてる姉に理不尽な文句を言われても、父は食事に対しては何も言わず作ってくれていた。
けど、やはり小遣いはなかなか出さない。
しかし姉の決め台詞・・・。
「あんた金持ってるとキャバに貢いじゃうし、あたしが預かるよ(笑)」
そう言うと父はしぶしぶ少しずつ小遣いを渡していた。
「これだけかよー。
しけてんなー」
しけてんなー」
これが毎回のやり取り。
父も情けないが、姉も最低な人間に成り下がっていた。
ある休日、父は色々ストレスもあるのか珍しく昼間から酒を飲んでいた。
そこに姉が「昼間から酒かよ。
いい生活してんな。
小遣いくれよ」と言うが、父はやはいいつもの通り拒否。
いい生活してんな。
小遣いくれよ」と言うが、父はやはいいつもの通り拒否。
姉の決め台詞で、結局渡すんだから空気悪くならないうちに少し渡せばいいのに・・と思うと、父は酒の勢いもあるのか決め台詞にも断固拒否。
すると姉がいきなり父の胸ぐらを掴み出した。
しかし凄んでも所詮は女、父はシカト。
すると姉が激昂し、父を殴ろうとした。
父は姉を掴み、グイっと引き込んだ。
すると姉は父の力に引きずられたのか、派手に転んだ。
その時の服装がデニムのミニスカだったのでパンツ丸見え。
中学生だった俺はこんな空気なのに姉のパンツにちょっと見惚れてしまった。
「なにすんだよ!」
姉は自分が手を出したくせに被害者のように言った。
父はシカト。
「出てってやる」
姉が発言。
すると父は姉を呼び止めた。
何を言うのかと思ったら「そんな恥ずかしい格好じゃなくて着替えていけ!」と言った。
すると姉は止めてもらうのを期待していたのか、「口開いたと思ったらなんでそんなことなんだよ!」とキレた。
最近はグレて調子に乗ってたけど、厳しくされながらも大事にされてきた姉は根本的に甘えん坊だったみたいなんだよね。
また父に飛びかかった。
父は手こそあげないものの、姉を掴んでは投げ倒すの繰り返し。
姉がキレてるだけで、たいしたケンカではないし、パンツ見えまくりなので俺は静観。
するとだんだん掴まれて伸びたのか、姉のTシャツはダルダルに。
ずり落ちブラの肩紐が見えたり、立ち上がる度に谷間見えたり。
次に倒されるときにビリッとTシャツが破れた。
上半身ブラ姿。